大好きな仁淀川、BODが低く清流とされる。それを身近に感じながら生活できる幸せはなんと表現したものか。が、どこが清流だとまでは言わないが、考えさせられることが多い。日々使う川辺の道にはゴミや吸い殻が散乱し、人目につかないような川岸には缶やペットボトル。日常ゴミ、農業資材を含む産廃も簡単に目にする。
6月5日は、環境基本法で「環境の日」、国連の「世界環境デー」と定められている、とか。それに合わせ初旬に、身近な水環境を調査し実態を把握しようという取り組み「身近な水環境の全国一斉調査」が行われていて、今年で14回目になる。この町にきて、より仁淀川に関心がより強くなり、初めて参加することにした。その調査日が今日、6月4日。
ちょっとした緊張感をもって川の水を採り、試薬と合わせる。ストップウォッチで測定時間を計り、測定を三回。調査票に記入して。意外に簡単でスムーズに片付いた。鮎の稚魚? 魚が跳ねたり。場所を変えて、同じ測定。新たな発見、こんなにきれいだったんだ。そこはホタルも舞うところ。足をしばらく流れにつけてみた。チョー、気持ちイイ。
いつまでこの環境を守ることが出来るのだろう。集落のオンチャン、小母ちゃんたちは口をそろえてもっとキレイじゃったとおっしゃる。最近仲良くなった小学三年の男の子に、昔はもっときれいだったと言わないようにしよう。それより、彼の孫の孫たちにも今の川の環境を、いやそれ以上「きれい」な川を残せる様にできたらなぁ。
今日の一枚:浅尾の沈下橋の直下、8時過ぎ。
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