二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

オクラの気持ち

2012-09-29 20:23:22 | 徒然に想う

T島農園に出掛けてきた。オクラとシシトウを収穫。レタス、リーフ・レタスを定植。ナバナを種まき。これらだけでも、充分最高に楽しい。今日はそこにもう一つ。

T島さん、畑を広げようとされてる。そこを就農準備校の有志、手伝いにくる庵主のような人たちに解放、耕作して楽しんでもらおうというアイデア。もちろんT島さんの指導の下。今日、そんなT島さんの意図に賛同された就農準備校の方が一家族来られた。

子どもたちの声が響く畑は、楽しい。楽しさが倍増する。

上の女の子、来春学校に上がる。畑に来てしばらく、おとなしかった。表情も石のよう。ところが、その子がママに、サンダル脱ぎたいと言い出した。ママ、止めない。そしたら、嬉々としてサンダルを脱ぎ捨てて、畑の中、走る、走る。こっちは怪我しないか、折角種まきしたところを踏みはしないか気が気でない。そんなことよそに、その子の脱ぐ前と後の表情の違いときたら! 

子どもの表情の力、想像以上、桁違いに素晴らしい。小さなサンダルがいかにその子の表情を縛り押し殺していたか。車で来られたから、欲求不満がつのっていたかもしれぬが、まぁ、それはそれは見事であった。

子どもたちに夢をと言っている親が実は子らの夢をつんでいる、のではないだろか。子どもたちは裸足になりたがってる。でも、親は他人の目がある、子の気持ちなぞ関係ない。子どもたちを自分たちの規則・尺度・基準に合わさせたい。あのママは違ったが、大方がそんなもの。だから、私たち子供はイヤなのよ! あの子が見せた表情はそんなことを見事に言ってのけた。今の親の基準を押し付けるようであると、持続可能性とともにある子どもたちの夢、その子孫たちの夢はどうなるのだろ。

《キラキラと オクラが囁き 陽が昇る》

 

今日の一枚:7時頃、T島さんのオクラの畝にて。


第三次お四国巡りの計画

2012-09-27 15:52:42 | 遍路

《鈴音に 春を想いて 冬編路》

散歩中何となく字数がそろってしまった。ただ、なにかおかしい、しっくり来ない。季節が「今朝」のことなのに「冬」? 涼しかったとはいえ、冬ではない。「遍路」は四国を巡る、カワセミの川を歩いてるのとは…。空想にしても、メインにした言葉が今朝のこととしてとても不似合い。…思い当たることが、なくはない。

月曜日のこと、昨年秋の第一次お四国巡りの際知り合ったN師が、東京に出て来られた。夕飯を大将の処で頂きながら、ひとしきり話が盛り上がる。師曰わく、煽るつもりはないが、残りはいつにするんだ? 師曰わく、今年も11月にまわるぞ。

計画は、石鎚山をどう攻略するかをのぞいて、既に組み上げてる。石鎚はその実行時期次第。問題はその時期、どこにはめ込むか。周りと調整が必要なんだが…。

その夜、師との写真を一緒に巡ったYさん、Y君にメール。Yさんから返信、今年中にみんなで一番寺で会いたいですね、と。今年中に結願しろっ、てか。


そんなこんなの背景、これがあるから、だろう。

《鈴音か 遍路を想いて 虫の声》





今日の一枚:五時五分頃。カワセミの川、北東の空。


朝の懐中電灯

2012-09-26 08:26:37 | 徒然に想う
カワセミの川、林の中の細い道、行く手にチラリと光。日の出が五時半頃だから、月明かりがないので闇の中を歩いてる。街灯の位置から、普段光のないとこに、光。懐中電灯か、誰か「居」る。

その光がゆらゆら近づく、だれかこちらに向かって「来」る。庵主は行く手を照らしていたヘッドライトのスイッチを切る。小道の端、カメラの入ったザックが邪魔にならぬよう立ち止まる。しばらくして…。

おはようございます。おはよう。

もちろん、ライトが無くても、歩ける。しかし、ライトは道、足元を照らすだけじゃない。ここにいますよと、そちらに向かってますと、周囲に知らせる。ライトを消したりあらぬ方に向けたりすれば、認識しました、どうぞお先に、と挨拶の前に信号を送れる。朝の暗闇の中、言葉に代わる大切な意思疎通の道具なのだ。





今日の一枚:五時頃、東の空。神社下に向かうカワセミの川の土手にて。



追伸:京浜東北線、西川口駅で車両点検。約10分の遅れ。運行中の電車が駅で点検とはどういうことだろう。理解に苦しむ。朝から混雑による筋トレ、粋なJRの取り計らい。おかげさまで、お昼が美味しくいただけそう。あぁ、疲れる…。

秋分の日

2012-09-22 18:50:45 | 徒然に想う
小川町に行って、Tさんの畑でお手伝い。夏の片付けと冬の準備。

頑張ってくれたトマトを片付ける。畝間に通せん坊、太鼓腹の女郎蜘蛛。巣の真ん中に干からびた二回りほど小さなもう一匹の蜘蛛。ゴメンとささやき、巣をはらう。

出てくる、出てくる沢山のカマキリ。今年は多いという。スズメバチも多いというが、それは勘弁。カマキリはいい。

《凛として オスカマキリの 覚悟かな》


リーフ・レタスの種播き終えて、見上げれば、空は高く、トンボが群れる。今日はもう一人、お手伝いに。オハギを差し入れていただいた。美味しかった。素敵な、素敵な、116年ぶりの22日の秋分の日。





今日の一枚:畝間の蜘蛛の巣、十時頃。

小さい秋、見ぃつけた

2012-09-21 08:17:21 | 徒然に想う
今年の気温の推移からすると一時のことか…、急に涼しくなった。もちろん朝夕はずっとしのぎやすくなっている。歩いているとTシャツ一枚でちょうどいい。それが今朝はちょっと肌寒い。

散歩も終盤にさしかかった頃、道に柿。一旦は通り過ぎたものの、ふと引き返す。まだ淡い可愛らしい色合い。

《しゃがみ込み 色づく柿に 季節観む》





今日の一枚:神社をでて、JRの跨線橋間近。五時半頃。

到来!

2012-09-19 21:12:51 | 徒然に想う
いつの間にか、9月も下旬。いつも夕飯を頂く大将の処で。

枝豆をたのもうとしたら、銀杏があると。

嘘だろ~。


そろそろアンキモも出て来る、か! 時季が経つのが早い、早過ぎる。






今日の一枚:美味しく頂きました。サンマに続く秋の味覚です。夜の8時過ぎのことo(^-^)o

白いツバメ 2

2012-09-17 10:52:00 | 徒然に想う

対岸でも同じように狙っている小父さんがいらした。美しい鳥は美しい。でも、こんなこともある。

今日の一枚:8日のこと、また白い奴を確認。場所は前回の遊水地ではなく、神社下の公園近くのカワセミの川にかかる橋の近く。一眼の連写モードで撮影。


秋の知らせ

2012-09-15 08:45:48 | 徒然に想う

≪草木見て 草木見ずして 曼珠沙華≫

桜並木の川のほとりを歩いてたら、気付いた。まだ咲き始めで、中には地面から10センチほどの高さしかないものもある。この花も桜と同じで、季節を強く感じさせてくれる。それにしても、暑い、雨が降らない。

 

 

今日の一枚:6時20分頃、もう少しでノアの家の前。

 


タイミングを見逃すな?

2012-09-14 08:03:19 | 徒然に想う

あっ! 苗が定植された。

サイドを巻き上げられたハウス、イチゴ苗が腰ほどの高さの栽培棚に植わってる。昨日はそんな気配無かったから、スゲェ、昨日一日で終わらせた。

秋の味覚もやっと楽しめ始められたというのに…。もう冬の味わいの準備。オリオンも朝だと南中してる、か。いい具合に準備始めないと季節、時期を逸してしまう。そういうことだ。





今日の一枚:続きにあるハウスはまだ定植を待っている。外にはコスモス。五時二十分頃。

 


今日のもう一枚:昨日の写真の撮影時刻から二分も違っていないのに、この色合い。月は金星から離れ、下へと。


ランデブー

2012-09-13 17:59:14 | 徒然に想う
遊水池のほとり、4時50分。ちょうど、この時間帯がとても美しい。夜の闇がどんどん白んでいく。色が移り変わってく。まさに時々刻々。5メートルも歩いたら、ブルーの大きさ、違ってる。あと30分もすれば、夜の気配はいっさいない。

あぁ、立ち止まって眺めてたい…。





今日の一枚:金星と月が寄り添って、東の空。その4時50分に撮影。