今夜零時を越えると消費税が上がってしまう。十何年かぶりとかで、ニュースも関連することが多い。お祭りというか…。えらいことなのに。そんなお祭りを眺めていたら、2000年問題の時を思い出した。1999年は転職活動中で、やはり同じようになにか騒ぐポイントが違うなと、外から見ていた。今回も同じ、我々は何でもお祭りにしてしまうんだろか。
小川町の畑に向かう途中、なんどか桜に富士が重なる。一瞬のこと、日本を象徴する風景。見てると、小川町に近づくほど、開花の具合が違ってくる。八分、六分、三分と。大した距離じゃないが、はっきりしてる。
けっきょく、春、いや桜がいけないんだろうか。冬という休眠から復活し始め、再生へのシンボルとして至るところで咲きはじめる。その変化が…。いや、いや。共有しやすいことが起きたり、感覚が共有されると一気にそれに向かってしまう、我々の血がそんな「祭り」へと傾かせるのかもしれない。
高坂を過ぎた頃、車窓からの風景
《菜の花に 姉さんかぶり 白く舞う》
今日の一枚:田んぼのそばの桜。四分、三分といったところ、11時過ぎ。