二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

戦い、勃発か

2015-10-31 18:44:19 | 徒然に想う

ついに獣がやってきた。ソラマメを蒔いた畝に余裕があって、そこにミズナとニンニク一片を植えている。その場所が今朝荒らされてる! しかもだ、ミズナやニンニクに目をくれず、掘り起こしてる。わきのソラマメなんてきれいなもの。これが被害状況。

1)500円玉より一回り大きくくるっと穴。

2)きれいにニンニクを避けてる。

いったい、誰の仕業だ!!

吟味は後でと、今日も町仕事。マグロの漬け丼に味噌汁ときました。タイムサービスで安かったマグロの刺身、二人前。贅沢かとも思いながら昨夜のメイン。でも食べきれず…。タッパーに余った刺身を敷き詰め、お醤油をひたひたに。そこへショウガのスライスの酢漬け(自家製)をみじん切りにして投入。ぐりぐりと混ぜて、冷蔵庫で一晩明かしてもらう。玄米を解凍し、おベント箱に敷き詰め、その上に鎮座願った。

さらに卵焼き、サツマイモの柚子煮、青菜をいれて、出来上がり。

被害の様子を見ていたら、一つ特徴的なことに気付いた。被害のあった場所、藁を十分使えず、土が露出してる。すぐわきにソラマメや隣のミズナの畝、そこには藁を十分使えた。で、被害がない。どれだけ土を露出してたかってことなんだろうか。まだまだミミズの姿は多く見かけない。甲虫類の幼虫の姿もさほどない。肥料もふれてない、有機石灰だけ。が、こないだの木曜日、帰り際、圃場下に止めてる車のわきを狸かなって小動物が足早に消えていった。ヤツかなぁ。対策を講じなければ…。水問題の後が、獣とは…。くるねぇ。

 

 

今日の一枚:弁当を食って、ひと眠り。ハッと気づいた空、雲が美しい。13時ちょっと前。


応援歌

2015-10-30 18:11:24 | 徒然に想う

どうも腰が座らない。あれもこれも、やりたいこと、自分でやらねばならないと思うことが矢継ぎ早にそのチャンスが巡ってくる。それをマネージ、しきれなくなりそうで、嬉しいやら悲しいやら…。〇〇の収穫、XXの収穫。どこどこの祭り…。来月一日は地区の竜神様だとかのお祭り。で、毎週以降、お祭りや行事が目白押し、待っている。

あれ? NHKニュースでハロウィーンのことを取り上げている。う~ん、へん。へんじゃない? 素朴な疑問なんだが、地域地域には祭りがある。それをナイガシロにして外国のお祭りを持てはやす? どうして? 何のため? 

さぁ、今日は町仕事、例の柚子の収穫。で、弁当はというと親子丼とインスタントの味噌汁。親子丼、もちろんアツアツのトロトロがいい。が、意外に冷えたもの、例えばコンビニ物、もお腹が空いていれば、温めずとも美味しいと感じることがある。そんなことを思い出し、作ってみた。色が醤油色になってしもうた。

収穫するところは山のど真ん中。古い家、そこに昔醤油のツボとして使われたのが積まれている。そ、醤油だけじゃない、味噌も、そして祭りも。地域ごとにきちんとあった、残ってるはず。海外由来の祭りだ? 馬鹿騒ぎするため…、ってことが祭りだと思ってないよね。各地のマスコミはそれぞれの地域の祭りをしっかり取り上げる、それで十分。海外由来の祭りを取り上げる必要なぞない、これっぽちもない。まして全国放送が馬鹿騒ぎをニュースにするとは、まさに愚の骨頂。あたかも、海外のものを如何に取り込めるか、その大きさが文化的な許容範囲。その広さが広いほど国際化された社会だと言いたげ。そんなもの、地域性をナイガシロにする限り、決してグローバルな社会でもなんでもない。惑わされるな! 目覚めよ、地域! 

 

今日の一枚:7時ころ、圃場から。

今日のもう一枚:サツマイモを頂いた。テンプラにしたいところだが、油が…。ネットで調べたら、サツマイモの檸檬煮ってのが出てきた。今日焼酎の柚子割を飲みたくて、規格外を持って帰っていた。檸檬の代わりに柚子でやってみた。柚子をもみ柔らかくして、ジュースを絞り、皮を薄くそいで一緒に炊いた。美味、美味、美味。

 

                                       


Unchained Melody を聞きながら

2015-10-29 18:30:32 | 徒然に想う

ゆっくり、川沿い、上流方向に、家に向かう。左手に川が流れ。U2のボーノの声が切ない。

Lonely rivers flow to the sea,
to the sea
to the open arms of the sea
lonely rivers sigh ‘wait for me, wait for me’
I’ll be coming home wait for me…

 さ、今夜は何を作ろう。ブロッコリー定植後、灌水チューブを設置し直したら濡れネズミ。

1メータ畝幅、真ん中に置くと、左右の畝の苗にしっかりとどく。そんな勢いでほとばしるチューブを、35m弱移動させれば、そりゃそうなる。すっかり体が冷えてしまった。メニューは、何か、あったかいんです~、ってのがいい。この歌、ご存知の通り、歌いだしはこうなる。

Oh, my love
my darling
I’ve hungered for your touch
a long lonely time
and time goes by so slowly
and time can do so much

hungered for your touch ってところが、また、この冷えた体に…、応える。…あったかなもの、だな。

収穫してきたラディッシュ、さすがに土付きでは味が分からなくなりそうだから、洗った。? ヌメッとする。土付き人参をボールに入れたとき、油みたいなものも同時にが広がる。それは人参自身が自らを保護してるから。このヌメッ、ラディッシュが自分を守るために? そうだ、きっと。

「てんこ盛りの野菜サラダ、パルメザンチーズとマヨネーズ」「キハダマグロの赤身(40%オフ)」「青山在来の大豆、茹でただけ」というメニューで、夕飯。えっ、あったかいもの? そりゃ、ラディッシュ、青山在来に隣町の司牡丹、でしょ。あぁ、でもさ、一人、湯呑ので飲む酒はなんで、こう沁みるんだ…。あり? 結局、最後は、演歌か、い…。

 ヤベ、ボーノがLove Is Blindness と Can't Help Falling In Loveを歌いだしやがった。演歌じゃないな、今夜は、U2ナイトだ。

 

 

今日の一枚:仕事を終え、帰り道。17時半頃、黒森山。雲? 下り坂?

ノート:今日は町仕事なし。それで安心(?)したか、ご飯を炊くの忘れた。で、朝飯は、高知にきて覚えた朝ラー。朝から飛ばさぬよう、具はシンプルに、ノリにゴマ。付属の汁はちょっと捨てて…。

 


雨の力

2015-10-29 06:11:29 | 徒然に想う

おわ? 昨日の雨、気象庁のデータで隣町のを見れば、合わせて13ミリの降水量が記録されてた。が、その程度の雨では沢の水はあまり関係がない? 配水槽をのぞき込むも、一昨日とさほど変わらない。一日くらいは待たねばならないのだろうか。ちょっと期待外れ。それでも、畑はしっかり湿っていた。

野菜たちを見れば、正直悔しいのだが、とても元気に生き生きとみえる。先達からアドバイスを頂きながら設置した灌水系を使って毎日灌水。その時も元気に見えるし、ラディッシュなどもしっかり太くなってきた。が、それ以上に一回の空からの恵み、そのほうが効果があるらしい。これまでの労力はいったい…。

高知にきて知った美味しい一皿、ニラ豚。ニラと豚肉を炒めて、塩・胡椒で味つけるも、好みの味付けもよし、メシによく合う。昨日の弁当、これをアレンジ。ニラと肉は外せない、基本とした。で、今回肉は豚の代わりに鶏モモ。それを、チンジャオロースの肉のように、細切り(軽く凍らせてからが楽。その時間がなく見事に太切りになった)。ニラと合わせ炒めて、それをさらにキムチと炒める。まるでニラ豚と豚キムチの豚を鶏で置き換えたようなオカズ。色どりに、ラディッシュ二つ。言うまでもない、午後の作業もはかどった。

ラディッシュをかじるとまっこと美味い。御覧のようにまん丸ではなく形が悪く不味そうに見えるかもしれぬが、こればかりは食べてもらわないと伝わらない、実にパリッとしみずみずしい旨さ。もちろん、トレトレのせいもあるだろう。雨には勝てぬが、これがかけた労力の見返りならば、言葉にならないうれしさ・楽しさ、まっことこれに勝ることはない。

 

 

今日の一枚:町仕事前に圃場に上がる、キラキラしていた。昨日の7時ころ。

注意:この記事は28日の時点で書いている。

 


雨、降った!

2015-10-27 17:53:22 | 徒然に想う

待望の雨。これで山も潤う。水量がどう変わり、設置した取水口とその周辺がどうなるか気なるところだが、ホッとする。山の水とは言え、灌水はね…。

今日も吾北の山に柚子を収穫しに行く。昨日から朝のルーティンを変えた。昼ごはんを用意しなければならない。てなわけで、「植物生理学」を読む代わりに弁当作り、ついでに朝ごはん。本を読めないのは寂しいが、意外に弁当作りにはまりそうである。

玄米ご飯にハムステーキ、ゆで卵。ラディッシュは山でできたもの、青菜はスーパーの地産地消コーナーにあった地元の小母さんのもの。(昨日はオニギラズ。ハムステーキと卵焼き)これでは世の中のお母さんたちから、栄養バランスとか考えてないとか、見た目がグロイといわれてしまうかもしれないが、味は最高。一人で悦に入っているだけだから、許してもらおう。

ここで使われた素材、これをどこまで賄えられるか。ラディッシュのように種を蒔いて、水をやって。日照りや雨だと一喜一憂しながら、頃合い(旬)を待つ。そして、いただきます。ゴールはまだまだ遠い。たどり着けるか。体が二つ以上なければならぬ、かも。

 

 

今日の一枚:柚子畑からの北西方向の山並み。山の向うはもう愛媛県。15時半頃。


二重、昇る太陽

2015-10-26 20:52:33 | 徒然に想う

今日から町仕事だから、7時に圃場に上がってみた。見よ、このシャワー。水んことはもう言うまい、黒パイで決着。あとは雨が降ったら、どうなる?ってとこ。天気予報によれば、明日の午後から雨、実証できる、できそう。いや、実証しておきたい。

ん、そう、実はこの町仕事、近隣の地区の方のお力添えがあった。地域の方がどう何をしているのか、それはもちろん、お願いした。柚子を収穫。柑橘類だからと思っていたが、文旦の棘との比べれば…。「そんなに違いますか」、「まったくね」と言葉少なく答えてくださった。現場に出て”痛感”。

自分の中で、あぁ、そう、ここ。その町仕事のために、自分の圃場が疎かにならないか、だ。バランスをどうする? 明らか! 自分の圃場が疎かになっては、本末転倒。しかし、地域の方たちの好意や尽力。町仕事ならまだ折り合いを付け易い(に違いない)。が、地区の行事、となったら…。これは違う。そんなおり、昨日K兄が地区の氏神様の話をちらとしてくださった。そんな行事がこれから立て続く。

 

 

今日の一枚:7時ころ、圃場から集落方向を望む。太陽とほとばしる水で様子が違うでしょ。

 


頭、使ってる?

2015-10-25 18:34:55 | 徒然に想う

どうしても、水量が安定しない。ホースをチェックすればところどころ、つぶれてる。これでは、水量が細り、せっかくの水源からの勢いが生きない。なんとか広げては針金でつぶれないように補強。あ”! それでも別なところがつぶれ出し、らちが明かない。

「大丈夫か」とK兄が顔を見せる。これこれしかじか。「ホースか出ていく力と入っていく力が、出ていく力のほうが数段強い。やわらかなストローで思いっきり、コップの水を吸うだろ。そうすると、つぶれやしないか。黒パイにしたら、間違いなく問題ないだろ。まぁ、もう昼になる」。

灌水チューブを設置した棚田の一枚上、そこをブロッコリーの圃場にしようと計画。約35mX1mの畝を三本取る。このところの乾燥で、まるで粉のような土の状態。すぐ下の段での結果に気をよくして、よっしゃと配水槽からもう一本、その一枚用に黒パイを付けた。ドボドボと水が出る。下の灌水チューブ? リズムは遅くなったようだが、それでもしっかり吹き出す。新たに追加しても問題なし!

もう、水も滴るいいオトコだ。黒パイから吹き出してくる水に抵抗して、そりゃそれですごい抵抗力、ホースを継ぎにいった。黒パイとホースのつなぎ目から余計吹き出して、ほんと今日も暑くてよかった。灌水チューブから3、40センチば水が飛び出す。しかも、まるで大地が呼吸するかのリズムで、高くなったり、小さくなったり。同じ繰り返しは一切ない。夕方山に来られた地主さん、「この水、いいもんだ」。山の端にかかりだした太陽、余計輝かしてくれていた。K兄の助言、痛みいる。勉強をすることの意義、取り違っていたんじゃないか…。まだまだ頭を使っておらぬ。表面のことも分かっていない。

 

 

 

今日の一枚:15時ころ、吹き出す水。ゴーストが入ってしまった。地主さんが帰られた後、灌水チューブは上の一枚、ブロッコリーの圃場に移設。この一枚はハスクチを付けたホースで灌水する。


楽天的?

2015-10-24 21:06:42 | 徒然に想う

棚田の石の蓄熱量、かなりのものがある。山の畑、最近16時ころになるともう山の陰に入ってしまい、それまでの暑さが一気に去ってゆく。大汗かいたTシャツが冷たい。それでも、石垣に近づけば、暖かくなる。抱き付けば、ほっこり、女神に抱かれてる気になる。

この熱、どう活かせるか…。冬には熱を保つことで野菜にはいい加温? 保温? でも、夏なら…。より過酷な状況をもたらすってこと? 石垣だけじゃない。土地にも相当石が入っている。機械を使うには問題だが、手でやる限りにおいては…、たいへんではあるが、何とかなる。それだって、石には変わりない。保温力、と期待したいが…。

来週、川をはさんだ集落の農園に柚子の収穫の手伝いにいってみる。文旦とはもちろん違うが、同じ柑橘類。何かの参考になるかもしれないし、ひょっとしたら現金収入ということにも。ーお金の「価値」とは別。例えば、ガソリンを手に入れるには要る。コーヒーを口にするにも要る。でも野菜を食べるには要るわけじゃないー こういったことから、手につく技術につながってくれればいい。

つくづくアイディアが独りよがり、あるいは楽天的過ぎるんじゃないかと思う。仮にそんな熱が生かされているなら、ずっと昔から技術として残っているはず。すたれてしまった可能性もあるが、発酵熱を利用する温床のようにどこかに残らなければならない。石垣を使ったトマト栽培というのを聞いたことがある、が…。なんか、そんなこったねぇ、いい方向に考えすぎ、でしょ。

 

 

今日の一枚:17時過ぎ帰り道、洞門の手前。昼間の空の青、川の翡翠色、木の実や木々の赤や黄、色がほんとに豊かである。


そりゃ、もう、

2015-10-23 18:49:38 | 徒然に想う

失敗! 黒パイの水、止めちゃいけない、んだ。昨日の水圧に気をよくして、山につくなり灌水ホースへの栓を抜いた。これで一時間もすれば、水やりも終わるだろう。で、堆肥場を作ろうなどと想っていた。…? ホースを覗いても、もちろん見えるわけもないが、水の気配がしない。そんなぁ。

配水槽をのぞき込む、水は十分ある。風呂桶に流れ込むラインは石で流入しにくいようにした。ん~ん、それでも灌水ホースのほうに入っていく水の勢いが感じられない。詰まらせたか…。ナイフの先でホースに穴をあけドリップが出るかでないかで調べるも、ハッキリわからない。でも開けたはずの穴の周辺が微かに湿る。仕方ない、灌水チューブとジョウロの二本立てでやろう。

午前中水やりを終え、文旦でおやつを取っていると、電話が入る。「稲わら、もらえるけど、要る?」。「30分で行きます」。今季種まきの結果がいい。窪川で習った新聞紙作戦も功を制したが、圃場が汚くなる。偶然見つけたカラカラの稲わら、そのマルチがまっこといい感じで保水もするし、朝露も集める(刈り取った草も同じ。でもそれだけでは足りない)。その水気がそんな結果をもたらした。藁、これは使わない手はない。直ぐ使わんくとも、手元に持っておかなきゃ、と飛びついた。…それから、また電話、苗余ったから要る? またまた電話、リフォームのオンチャンから時間変更。またまた、また電話、登記完了の書類を取りに来てくださいとの連絡。もう、なんでさ! 

灌水チューブに繋ぎ変えた。あれ、あれ!? かなりの勢いでチューブが膨れていく。詰まった、なんてのがまるで嘘のよう。なるほど、水と空気の圧力だ。つまり、栓をしたことで、もちろん100%塞いだわけじゃないから、空気の部分ができる。一方、ホースの中には水が残っている。ハスくち側からも空気は入る。その圧のバランスで、水が流れない。そこに灌水チューブをつないだもんだから、ゆっくり空気が押し出されて、水がでた。黒パイの流れは止めたりするとイカンとうことだ。それからの水やり? 灌水チューブをハスくちに変え、もちろん、たっぷり、たっぷり。

 

 

今日の一枚:10時ころ、水やりを終え文旦も食べた。どれ始めるかと背伸び。あれ、もう畑の高さでも紅葉だ。

 


エイ、これでエイ

2015-10-22 18:35:11 | 徒然に想う

快適、快適。こうなるように頭を使わなければならない、ってことなんですね。昨日設置した灌水システム、チューブからハスくちにつなぎかえれば、御覧の通り。これだけあれば、文句なし、でしょ。山の中、かつて棚田であったとこを、畑にし灌水設備まである。先達たちのお蔭なんだが、ヘヘン、すごいっしょ、ってドヤ顔になりたい。

ここのところの雨に降らなさは、かなりしんどい(会う方会う方、庵主が野菜を山で作りだしたことを聞くと心配してくださる。大変ありがたい)。取水口のわきにまっすぐな倒木がある。堆肥場を作りたくて、下ろしに取水口まで登っていった。驚いた、驚いた。沢が枯れかかっている。いや、正確には灌水設備への水の流入が多すぎて、沢自体へ流れるのが少なくなってしまった。これは、いかんでしょ。

文旦の圃場の中、一本だけ、ん?ってのがある。他のものに比べバカでかい実。文旦も水をくれればくれるほど太くなると聞いていた。ちょうどその木のあるところが、水が多いところだらか、その成果と思っていた。ところが、K兄と話したとき、違うらしいといわれを説明してくれた。品種は分からないが、何か原種とか。朝鮮半島にあった種をどなたかが持ち帰ったんだそうだ。おやつにいただいてみることに。実の大きさ、手袋と比べてみぃ。

白いところは文旦と一緒位の、1㎝の厚さ。種が多く、果肉は小さく、一房にぎっしり。軽く紅が入っている。酸味は夏ミカンほど強くない。水晶文旦のような甘さはない。ちょっと独特の香りがする。その香りが、食べてみた印象を代表する。今までにない感じ、どこか新しい。ちなみに、もう一つ収穫試。数日置いてみる。えっ? ためしたい? 連絡ください。

 

庵主の生活は、すでに、自然から、後世から多くのものをいただき、それ以上の破壊・略奪を行っている。しかも、自分だけで終わらせようとしている。仕方ない、もう仕方ない。現実的に取り返しがつかないことを繰り返しやってきたのだから。が、ただ、これ以上、繰り返さないよう努力すべき時、人生の第三クォーター、に入っている。少しでも少しでも減らしたい。水、ちょうど二方向から取水口へ入る。その水量を調整してみた。配水槽、OK。灌水、問題ない。沢も滝もなんかいい感じ。エイ、これでエイ。

 

 

今日の一枚:8時過ぎに山に入って、すぐ灌水チューブをハス口の変えてみた。配水槽まで上がり水量調節。ハス口から、イイ感じの量。エイ。