二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

感謝を込めて

2016-12-31 17:18:57 | 徒然に想う

2016年もあと数時間、どうもありがとうございました。振り返ればいろいろありました。盆踊りや地域のお祭りに参加したこと。文旦の出荷にお世話。いろいろ方たちと繋がれたこと、などなど。どれもが甲乙付け難いことばかり。ですが、代表として、生産者冥利につきるとはこういうことかと実感したことをお披露目しておこうと思います。

つい最近受けた一本の電話、町内にある道の駅「おち駅(産市)」からの一本の電話です。店頭に並べてもらったミカン(温州)を多くの方が大変気に入ってくれたことを告げてくれました。「まだ在庫ありますか? 欲しいって方が・・・」なんて想像だにしていなかった言葉だったので、嬉しくてたまりませんでした。

モロヘイヤを蒔き、ずっとお世話しました。それを定期的に買うてくれた方がおって、その方から伺ったことです。昨年と比べ体調がいい、昨年と違うのはモロヘイヤを食べることぐらいしか違いないのに、ということでした。別な方も似たようなことがとも伺いました。仁ノ滝の庵主のモロヘイヤがそのような力を発揮してくれたかと、まっこと嬉しかった。


今年はつくづく色々なところから支えていただけたと思います。「周囲」が優しく丁寧に庵主を「育ててくれて」いる、支えてくれているんだということをいたく感じます。これまで、来年、これから先、もっといろいろなことが起こり学んだ、学んでいくに違いありませんが、今年は上出来も上出来でした。さてさて、来年はどんな年になるのでしょう。ワクワク、ドキドキです。Win Winで応えられるよう過ごせればと思います。よいお年をお迎えください。



今日の一枚:今年最後の夕景。富士山が見えるの家の近所にて。16時半過ぎ。


素直にありがとう

2016-12-22 12:43:44 | 徒然に想う

先日高知市内の県警本部で講習会を受けてきた。家に帰ってからのこと、見知らぬ携帯番号から留守電が入っている。「県警本部のNです。今日はお疲れさまでした。筆箱お忘れでありませんか」。気付いたとき、時計は20時を回っていた。

翌朝、先方の勤務時間を9時始まりと想定して、ジリジリ。すると8時半、電話。「おはようございます。県警本部のNです。筆箱、所轄の警察署に送っておきます。そこからの電話を待っていただくってことでかまんですかね」。集落からだと県警本部まで、ナビ上1時間。渋滞を入れたら、トホホ、トホホホ。3時間のロスになるところだった。助かった。

「シシ、料るき、こんかい?」 畑を巡回し、文旦をいつ収穫始めようなどと思ってたところ、電話が鳴る。「勉強させていただきます!」昼飯をかき込み、電話をくれたオンチャンと約束の場所へ。お湯を沸かす。毛を毟る。そこのあたりまではジェラルディンが豚をさばくとき教えてくれたのと同じ。そこから、違うことだらけ。吊り下げない、台の上でさばく。方向は頭の方から尻尾にかけて進む。まったく逆。内臓を出す、びっくり! 心臓から肺、他の内臓を取り巻く筋膜(?)を破らないように一気に、一塊で取り出す。ジェラルディンは、この臓器がこれであれでしょ。この小さいけれど黒いものを破かないように。もちろん臓器が一つ一つ見えるから。肉に分ける段になって、もう一つ。背骨を肋骨の下あたり、手斧でバスン。ロリーナではノコギリで縦にギコギコ。毛皮を取る取らない、どう後始末するか、様々な理由で料る仕方が変わる。文化の違いもあるかもしれぬ。こうやってやり方を見せ教えてくれる、ありがたい限りです。

今朝、再び見知らぬ電話番号から電話が入る。恐る恐る出れば、「所轄の警察署の者ですが、忘れ物届きましたから、取りに来てください」。来週になるだろう、連絡ないかもしれないと言われてたのでビックリ。平身低頭で受け取りに。県民性、というのだろうか。なんという違いなんだ。かかわり、繋がりを否定する。規則的官僚的な対応しかしない。これらを否定するような、これまで経験してこなかった生活の規範というか、余裕というか。大したことじゃない! 人によるんじゃない? そういったことかもしれない。でも、KORE IIDESHO? 文末になってすみません。オンチャンたち、県警本部のNさん、所轄の係の方、皆さんお忙しいところ、どうもありがとうございました。



今日の一枚:雨に煙る天神谷、9時半ころ。


超絶技巧的料理-昨日の顛末

2016-12-13 07:06:20 | 徒然に想う

昨日の「今日の一枚」のコメント、「19時」じゃなくて、「18時」。で、結局二時間かけて、とっても美味~い煮込みになりました。塩も何も入れてないんだけど、肉からの旨味、トマトの旨味と酸味だけで、こんなにもなるんだと感激。

空腹がスパイスだったんじゃ? それが、実は・・・。「蕎麦掻き」に挑んだ先日、全部使い切れなかった。で、待ち時間中に「ガレット」に挑戦。調べれば、そば粉1に対し水(冷水がいいらしいが、この季節だからね。水道からそのまま)2を合わせて、塩少々(粉100gなら、小さじ1/4杯)、これだけ。タマゴや牛乳、クリームを入れたり、一晩寝かしたりしてもいいらしいが、そば粉を楽しむにはと、何も入れず、すぐに焼きだした。熱したフライパンにオリーブオイルを敷いて、中火くらいでちょっと焦げ目ができる位焼く(時間にして2、3分だった)。香ばしい匂いにつられ、何枚も食べてて、ほぼ満腹。

 

トマト煮込み? 最後の一枚のガレット、スプーン代わりにいただいたのでした。へへv

 

 

今日の一枚:20時過ぎ、煮込み完成!


超絶技法的料理

2016-12-12 18:47:17 | 徒然に想う

夏に収穫し冷凍保存していたトマト、鍋に入れて解凍。焦げないようにちょっと水を入れて、ストーブに置く。あっ、トマトの湯ムキ、冷凍し解凍すれば簡単そう(自分じゃ、やることないと思うけど)。適度に水分が飛ぶまで待って、シカ肉、入れよう。シカ肉のトマトソース煮込み! 超絶技巧的? だって、BGMがピンクフロイド、ここが‟超絶”たる所以。部屋中にトマトの香り。

問題がある、空腹がいつまで耐えられるか。

 



今日の一枚:解凍開始。居間にて、19時頃。


私家版 徒然草(案)

2016-12-09 22:15:52 | 徒然に想う

つれづれなるままに、山に出かけようとしてた矢先、雨。降ってきたのを止むのを待ちながら、気になったことをつらつら書き置きたなら、ちょっと怪しくも何とも言えぬものとなった。

第一段:IR法案? カジノを含む統合型リゾートに関する法案のことという。IR、それは英語でIntegrated Resort。でもね、どうして、我らが祖国、の法律になのに、外国語を使って呼ぶのか意味が分からない。簡単だから? 本質を隠すため? いや~、どうしたもんか。

第二段:除夜の鐘をつかないようにするお寺さんが増えてる、だと? 「うるさいということ」らしいが、うるさいとは何だろう。鐘が真夜中に連打されることなんだろうか。それは108回鐘をつくことで煩悩を払おうという祈りの行為。昔だろが今だろうが関係ない。鐘の音の大きさ、は一切関係ない。問題なのは、その鐘を見にいく、あるいは初詣と称してそのお寺に出かける側のマナーだ。真夜中、大声で騒ぎながら歩かれたのでは、近所の方たちはたまったもんじゃない。そんなことがわからない人が多い、多過ぎる。

第三段:地域おこしの話、地域活性化として観光や商業、仕事がテーマのことが多いよう・・・。もちろん、仕事があれば人はやってくる。否定はしない。でも、どうしてもその先、流行り廃れを考えざるをえない。数年ごとに人を呼べる新しい企画が生まれれば、違う人が関わることで、“地域”に新しい風が入り、“地域”は持続することは出来よう。でも、短い期間のうちに「来た」人が変わってしまっては、ずっとそこに「いる」人たちはどうなんだろか。まず仕事、それは分かる。そうなんよ、次。次にどうしたら、多くの「来た」人が長くいてくれる様になるんだろう、「いる」人になるんだろ。そこまで突っ込んだ企画は残念ながらまだ見たことない。そこに「いる」人からの発信? そういうことなるんかなぁ? どうしたもんじゃろのぅ・・・。

第四段:5年前の原発事故の関連費用が21兆円、ほぼ倍増。東京都のオリンピック・パラリンピックの費用、豊洲の市場の費用も同じ、どういうわけか、費用、倍になる。で、不思議なのは、その費用、東電だけでは賄えないから、契約者に負担させるだけじゃなく、まったく関係ない電力使用者にも負担を課すという。そこにだ、火力発電でCO2を増やすより、「兆」という費用の負担を受けることを潔しとし、再稼働がいいという方たちがいる。どうして? 

第五段:


第六段:ニュースやネットに、ミック・ジャガー、ジョン・グレン、グレッグ・レイクの名。聞き覚えのある名が次々出てきた。それも、めでたい話から訃報まで。なんかなぁ、あれもこれもそれも、今日この頃の悲喜こもごも、っす。

 



今日の一枚:天使の羽、って? 仁の滝にて西方向を望む。16時過ぎ。