自民のセンセー方にはみんな寛容なようで

いやあ、花粉症の季節になってまいりましたね。

4シーズンほど前でしょうか、自分も突然に花粉症が発現しまして。
くしゃみ・鼻水は止まらないわ目はかゆいわで、まぁやっかいなものです。
仕事になりませんし家でもナニかやろうという気にもなりません。

しかしそれまでなんともなかったのに突然発症するというのはなんなんでしょう。
体力でも低下しているのか、体質が変化しているのか、
食などの生活習慣が微妙に変わったのか、よくわかりません。

でもま、花粉症でつらいのはつらいのですけども、
クスリなどで治療しようとは思いませんし、マスクなども極力つけないようにして、
むしろ花粉をいっぱい浴びてやろうという気でおりまして、
そうすりゃ花粉への耐性が増すとか花粉に対して鈍感になっていくとか、
そんなことでもあるんではないかと勝手に期待しているのですが、
それってどうなんでしょう、むしろ逆効果だったりするんですかね。


さて、花粉にもまいりますが今どきの政治家にのもまいってばかりですね。

先日は不倫イクメン議員のことも書いたのですが、なんですか、
彼の辞職願いを認める、なんてことがあたようですが、まあ身内には寛容ですこと。
彼が辞職を決意する以前に速攻クビでいいってんですよ、ったく。


タレント弁護士崩れの丸山センセーも久しぶりにお茶の間を賑わせてくれました。

「アメリカは黒人が大統領になっている」「黒人つまり奴隷ですよ」と発言し、
発言を撤回・陳謝することになったものの、本人は間違ってないとの態度のようです。

前後の文脈がわからないのですが、捉えようによっては、
アメリカでは厳然たる差別が存在して黒人は出世できないような世の中から、
大きく価値観を変革し、黒人が大統領になれるまで社会的に発展・進化したのだ、
ということを言いたかったのかな、とも思うところですが。

ただ、黒人イコール奴隷みないた言い方はマズかったですね。
さすがに政治家が公で言うことではありませんし、もっと素直に謝るべきだと思います。

それに丸山センセー、「日本がアメリカの51番目の州でもいい」的な発言もされたとのこと。

ま、日本なんか今でも実質はアメリカの属国みたいなもんなんだから、
だったらいっそのこと、アメリカになっちゃえ！とのことなんでしょうか。

そういう考えをお持ちの方もいるだろうことは理解しますが、
しかしこうまでアメリカに隷属的でいいのでしょうかねえ。

もはや日本への誇りなんてないのですな。
日本凄い！じゃなかったのですか。

こういう輩こそ売国奴だと、右寄りの皆さんは猛反発するところかと思いますが、
どうなんでしょうか。


それから閣僚もやる気ないヤツばかりでしょう。

元局アナの環境相・ルーピー丸川センセーは福島第一原発事故の追加被曝線量の
長期目標として示している年間1ミリシーベルトを「何の科学的根拠もない」と発言、
不勉強っぷりを晒してくれましたね。

最初のうちはこの発言を否定していたのですが、
最終的には「福島の皆様には誠に申し訳ない」と陳謝したとのこと。

ま、陳謝することを「自分で決めた」らしいですが、ウソっぱちですね。
自民党のお偉いから謝れって指示が出たんでしょう。

しかし福島に申し訳ない、ってことなんですが、それでいうと、
「死の町のよう」って言っただけで辞任に追い込まれた大臣もいたのに、
ルーピー丸川センセーは、大臣になってまだ数ヶ月ではありますが、
こんなにも不勉強でやる気がないのがバレたのに大臣で居続けられるんですかね。


それから、沖縄・北方担当相の島尻センセーが北方四島の名前を読めないこともありました。
担当大臣ですよ？

「言葉に詰まった」なんて言い訳してるようですが、こいつもどんだけ不勉強なんですか？
ルーピー丸川センセー同様、仕事やる気ないでしょう？

どうせ大臣なんて言っても実際の仕事は役人が全部やってくれますし、
お飾りで椅子に座っているだけでいいのですからね。

なんたって「女性が活躍」「女性が輝く」政府の社会の象徴として、
アリバイ作りに女性閣僚として登用され、そこにいることだけに意味があって、
別に能力が必要ってワケでもないですからね。


こういう、女性だから抜擢されるみたいな、
「女性活躍」アリバイ作りありきの人事が社会に拡がっていますよね。

いや、能力も無い女性が管理職に登用されている、なんて言いたいのではありません。
能力の無い男性管理職だってゴロゴロしてますから。

政府が「女性活躍」「女性が輝く社会」と言ってるからウチも「女性活躍」だ、
なんてことを会社の目標に掲げちゃって、それでいきなり管理職等に女性が抜擢される、
ってなことがソチコチで起きていると思うのですけど、
それって逆に女性を利用しているワケで、逆に女性に失礼じゃないのですかねえ？

つまり、それまでは女性だから昇進しなかったんだよ、ということを、
暗に認めていることになるのでしょう？

でもま、それでもいいんでしょうかねえ。
口に出来ないけども女性だから昇進しづらかった事実を徐々に変えていくという意味ではねえ。


おっと女性閣僚というと、総務相・高市センセーの、
政府に批判的な報道を続けるとテレビの電波止めちゃうよ？発言を忘れてななりません。

いや、まあ、厳密に法を解釈すると、行き過ぎだけどそういう可能性はあるんですよと、
言ってるだけなのかもしれませんけどねえ。

でもねえコレ、政府による「指導」ってだけならまだわかるんですが、
「政治的公平を欠く場合」ってのが、政府に批判的な報道は許さないと、
報道機関に対する圧力をかけてると思われても仕方ありません。

メディアも国民ももっとこの発言を批判していい筈だと思うのですが、
なんか高市イマイチおとなしいですよねえ。

フランスの出版社、シャルリ・エブド襲撃の時は、
それこそメディアも国民も政治家も、言論の自由！を高らかに叫んでいたってのに、
どうしたことなんでしょう。

まあ新聞もテレビも認可事業で既得権にあずかっているからでしょうか。
やっぱり政府には逆らえないってことで、すっかり牙抜かれちゃいましたかねえ。


その証拠に金銭授受疑惑の甘利センセーへの追求がまるでありませんよ。

甘利センセー本人は睡眠障害との医師の診断書（笑）が出ていて、
自宅療養が必要だということになっているんだそうですな。

完璧に逃げに入ってるワケですが、こういうのほったらかして、
容認させちゃうようではいけないのですよ。

せめて、その診断書を出した医師とか、追っかけたりしないものですかねえ。