goo blog サービス終了のお知らせ 

即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

部下を使うのか、育てるのか

2006年12月09日 15時15分43秒 | 仕事
部下に仕事を頼む時。

人によっては、細かいことまでこういうやり方をしろ、客にはこのように言え、こういう場合は答えろ、こういう資料を何時までに持って行け、と。
あれはどうした、これはやったのか、あの問題は解決したのか、あの資料はできたのか。。。。

でもそれだと、その時の仕切り、結果、ということはいいと思うけど、育たないですよね。

人はそれぞれやり方、考え方、違うので、基本は任せてやってもらう、全部責任持ってやらせる。
そのためには、背景、全体像をきちんと説明し、理解してもらうことが必要。

部下としては、どうやったらうまく行くのか、自分で必死に考える。
言われた通りにするのがいいのか、もっと自分なりのやり方はないのかあるのか。
必死でもがいて、もまれて、失敗して、そしていろいろ辛い目にもあい、体得していく。成長していく。

(ちょっと次元は違うけど)子供を育てるのも同じ。

ああしろこうしろ、これはだめ、これはやったのか。
今日は宿題は?片付けは?お風呂入ったの?
って、一日中事細かに言う親いますよね。
言ったってどうせ聞かないのに、まだ言ってる。

何度も何度も腹立てて言った所で、本人が自覚してやらないのなら仕方ない。
全部本人に帰ってくることだから。
困るのは親でなく本人の方が大きい。
親も絶対にやってもらわないと困る、と言った強い気持ちもなく、惰性で言ってる。
言ってもなんの効果もなく、なんの足しにもならないことを。

(ただ、道徳的なこと、人の道に反しているかどうか、などは別。
武士道の、弱いものをいじめちゃいけない、とか、卑怯なことはしてはいけない、
それ以外はほっておけばいいと思う。)

基本は教えて、一人で歩かせてみる、
危なっかしくても、すぐに手を差し伸べてはいけない。

ころばないと痛さもわからない。
遠くでちゃんと見守っていて、本当にやばい時だけ出て行く。

相談されたらちゃんとアドバイスしてあげる。
傍で見ていて、気がついたら、ちょっと言ってあげる。
こうしなさい、とか、それはだめ、ではなく、こうした方がうまくいくかもしれないよ、こう考えてみたら、というくらい。

基本は自分で考える、自分で経験する、自分で体得する、自分で納得する。
頭でではなく、カラダで、肌で感じてつかむ。

つまり部下も子供も、操作はできない

突き放して無理をしてでも成長してもらった方が、結果自分も楽になることだと思うけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネットワーク

2006年12月06日 00時07分07秒 | 仕事
先月初めて参加していろいろ刺激を受けたメデコミ会、昨日行ってきました。

相変わらず鶴野さんの人柄、ネットワークで、本当に面白い方々が集まってました。

前回は要領も得ず、なかなかうまくコミュニケーションできなかったけど、今回はすごかった。
最初から最後まで(気がついたら23時過ぎ)、ずっと名刺交換、情報交換、しっぱなし。

何枚の名刺、いただいたんでしょう。
終わってから、この人はこういう人で、こういう話をした、この部分は面白い、と頭を整理してメモするだけでも大変。

早速今日、何人かの方からメールいただきました。
すぐに仕事に生かせるようなこともあるし、仕事はあまり関係ないけど、個人的にすごく気があったので、今度めしでも、という人もいた。

エキサイティングな一夜でした。
こんなにたくさんのネットワークができてしまう機会を作ってくれる鶴野さん、いつもありがとうございます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マックとmac

2006年12月02日 14時38分27秒 | 仕事
今日の朝日の記事。 
「マック高級化の妙味」
マックが野菜中心のちょっと高めのメニューに、高級感漂うシックな内装で、ブランド改革中、そして売り上げも上昇中、とのこと。

サラダマック、えびフィレオ、などヘルシーでちょっとぜいたく感を味わえるメニュー。
作り置きからできたて製法に。
安くて早くて体に悪い、という従来のイメージを変える。

マックにしかできないものの追求。

ここ3ヶ月の既存店売上が対前年で、10.2%増。営業利益3.5倍。

※今外食産業は新店を出していれば売り上げ拡大できるけど、既存店ベースで考えると、それを対前年アップさせることは本当に至難の業。
単にチラシや販促をやってもだめ。
商品、オペレーション、価格、時間帯対応、などなど細かいところを一つ一つつぶしていく行く面倒な手のかかる作業が必須。
従業員のモラルやモチベーションのことも避けて通れない問題。
1%アップさせるにも、大変な苦労が必要。
ちょっと怠けていると、すぐ客はあきるので、あっという間に対前年95%、90%になる。
いや、95%達成することすら大変です。

前に書いたマック・フルーリーもそうだけど、マックがなんとなく面白くなってきているかも。

原田社長は、元アップルコンピュータ日本法人の社長。
imacの成功が、今回の下敷きになっていると。

安くて手軽なイメージのマックに、imacのようなおしゃれなイメージを付加する。

以前、見るに耐えない価格戦争を繰り返していたファーストフード業界。
そしてお互いに利益を吐き出して、疲弊化していた。
一個でも多く売れ、という号令をかけられた従業員のモチベーションも下がりきっていた。

安売りでしか生き残れないという状況を自ら作り出し、あとは、体力のあるものが勝ち残る、他社はどんどん落ちこぼれていく、という故藤田社長の戦略。

見ていても、これでいいのかなあ、なんか違うんじゃないかなあ、と思っていたし、業界的にも一時はマックもこれでもうおしまいか、って感じになっていた。

今やっと、マックだけでなく、他社も皆自分の持ち味、自社の価値を作る、というところに目が向いてきたように思う。
こういう勝負なら見ていても面白い。
もっともっとやってちょうだい、って高みの見物。

これからのこの業界、楽しみです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

業績を上げるには

2006年11月28日 00時32分22秒 | 仕事
もっと業績をあげなければいけない立場の経営者、マネージャーが、いつも、なんでもっとそうしないのかなって思う不思議なこと。
それは、部下や周りや、協力してくれるスタッフに対して、本音で語って、納得や共感を得ようとする作業。

『今、うちの会社は、このセクションは、こういう状況にあり、こういうミッションがある。
そして自分はこう思う。本心からこうやればうまくいくと思う。』
と本音で話して、意見を聞く。

お互いに意見をぶつけ合った上で、協力要請をする。
君の力が必要だということ、こういう理由で期待している、ということ。

こういうコミュニケーションだけで、どれだけモチベーションがあがることか。
給料を5万上げることよりも数段の効果をもたらすはず。

お金もかけずに(飲み代くらいはかかるかもだけど)業績を上げ、結果につながることを、なんで皆しようとしないのか。

いいと思ったことはきちんと褒めて、もっとこうやったらさらにうまく行くんじゃない、ってうまくアドバイスもする。

そして、その部下がまた部下に対して、同じようにできたら、これぞねずみ算的に効果倍増。

こういう会社や組織は、どんどんうまく回っていく。

もともとの社員や組織のスキルや能力の問題はもちろんあるけれど、それはもう仕方ない。

今の戦力で、その力を可能な限り最大限引き出して、どこまでどう戦えるか。
育てるということ、コーチングのスキル。

一部の外資のように、能力がなければ、すぐ取り替えればいい、というやり方では、風土や企業文化は育たない。
ノウハウの蓄積もない。
単にスポット的に、どっかから持ってきたものをあてはめて、その場をしのぐだけとしか思えない。

長期的には計画も立てられないし、自分だけをアピールする傾向になるので、チームで協力して仕事に取り組むという良さも育たない。

こういうこと言うと、甘いって言われそうですよね。
仕事のできない奴にいくらうまく言って聞かせたところで、ちゃんとできるわけがない、背面服従で結局動かない、と。
義理人情の世界よりも、少しでもペイが多い方がという人だって結構いると思う。
それから、そもそも、こういうことを言い出す上の人が、全く信頼されてない場合もうまく機能するわけはない。
だから、コミュニケーションさえちゃんとやればいいってもんじゃない。

はい、その通りです。

でもやはり、なんだかんだ言っても、機械がやることでなく、人間がやる仕事は、やる気、モチベーション、ということを無視しては絶対にうまくいかないはず、と思うけど、いかがなもんでしょう?

気持ちいい、がんばっちゃう、みたいな人の気持ちって、そういう意味では、結構シンプルなものなんではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営者の人柄

2006年09月24日 21時21分15秒 | 仕事
企業は人なり、と言いますが、まさしくそうだなあ、と思います。
法人って言うしね。

**************************************************************
キャピタル会社の方は何を見て「お金を出そう」と決めるのかというと、

1 経営者の人柄
2 経営能力
3 ビジネスモデル

の順番で見ていくそうです。

いろいろな人達に支えられて成り立っているのが企業です。
よって、人柄が優れていることにより人を集める能力(応援される能力)があり、いろいろな人々から協力が得られやすいと判断するようです。

逆に人柄がよくないということは、人の助けがえられないので会社が上手くいかない可能性が高いという判断をするそうです。

昨今の企業不祥事もそうですが、全てはその会社の経営者の考え方が反映されたものです。

京セラの創業者である稲盛さんが
「会社は、経営者の器以上でも以下でもない。経営者の器そのものだ」
とおっしゃっていますが、まさしくその通りだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネクストバーミヤン

2006年09月24日 14時56分56秒 | 仕事
行ってきました。ゆったりしていて雰囲気まるで違います。メニューも洗練された感じだし、なかなかいいんじゃないでしょうか?
熟年狙いコンセプトのよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AISAS

2006年09月23日 11時56分14秒 | 仕事
AIDMAは有名だけど、AISASは知らなかった。
そういう時代だよなあ。。。

*****************************************************
マーケティングや広告の教科書に必ず出てくる“AIDMAの法則”というのがあります。

AIDMAの法則とは、
Attention(注意)→
Interest(関心)→
Desire(欲求)→
Memory(記憶)→
Action(行動)の頭文字を取ったもので、
アメリカのローランド・ホールが提唱した
「消費行動」のプロセスに関する仮説です。

つまり、
人は注意が向いたものに関心がいき、
何かしらの欲求が生まれそれを記憶し、
その結果、行動にうつすというわけです。
これは、その購買に至るまでの一連の心の動きを表しています。

なので、広告をうつ際には
この“AIDMAの法則”に沿って訴えかけることが
一番効果があがると言われてきました。

しかし、
最近はこの消費行動に変化が現れているようです。
『ホリスティック・コミュニケーション(秋山隆平、杉山恒太郎 宣伝会議)』の中に“AISASの法則”として紹介されています。

AISASの法則とは、
Attention(注意)→
Interrest(関心)→
Search(検索)→
Action(行動)→
Share(共有)の頭文字を取ったものです。

つまり
最近の消費者は何か注意をひかれ関心がわいたら
そのあとに、まずネットで検索をするというのです。

キーワード検索して、ネット場で情報を集め
その後に購買に至るのです。

さらに、
購買に至った後にブログやSNSなどで商品のレビューを
書き込みます。

この書き込まれたレビューや日記が、
また第三者の購買行動へとつながる情報財となるのです。

--以上をまとめると-----------------------------------------------------
これからの広告展開を考える時には
AISASの法則の中にある
[Search(検索)] or [Share(共有)]を意識した
プロモーションをうつ必要がありそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする