NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

教育講演会 開催決定 プラス わたくしごと

2007年11月17日 22時55分14秒 | 学習塾経営
保護者と中高生対象の教育講演会を開催することになった。
まだスタッフにもきちんと話していないけれど、告知として
ブログに先行して掲載しておきます。

詳細はこちら →→→

塾生には順次ご案内を配布していきます。
何人かのお母様にご案内させていただいたところ、ぜひ行きたい!と
早速お申し込みいただいた。今回の講演内容は保護者の方々が
今1番、頭を悩ませてられる問題だと思っている。
ぜひ参考になさってください。

また、全国の学習塾オーナー様もご見学歓迎致しますのでご希望であれば
メールにてご連絡ください。




ところで、今日、子どもの学校でチャレンジウィーク発表会があって
見学しに行ってきた。2年生は30人31脚。
うちのクラスは昨日まで50m完走することができていないということで
僕だけでなく、同じクラスの保護者の方々はみんな手に汗握って観戦していた。

チャンスは2回。
先生の掛け声と共に走り出すクラスのみんな。
あっ!すごい!あと3mでゴール!ってところで転倒。
結果は記録なし!

厳しいなぁ~。今のでゴールにしてあげてもいいんじゃないの?
なんて声がちらほら。僕もまったく同感だった。
でも駄目なものは駄目で、子どもたちは割り切ってラストチャンスの
準備に入った。

他のクラスが23~25秒くらいで1回目を終え、いよいよ
ラストチャンスがやってきた。


んん・・・!なんとか完走してくれ!
保護者全員がそう思ったに違いない。
他のクラスの友達も応援してくれている。

そんな中、ラストランが始まった。
先生のかけ声と、子どもたちのかけ声が1つになって、どんどん進んでいく。
なんだか不安定だけど何とか持ちこたえてくれ!!
って感じだった。

そしてついに初ゴール!
やったー完走できた!!!中には泣いてる子どももいる。
そりゃそうでしょう。練習では1度も完走できなかったのだから。。。。
しかも記録は22秒!むっちゃ速い。なんて本番に強い子たちなんだ!

子どもたちを見ながら僕も思わず涙してしまった。
(笑)まさにドラマだった。

結局、他のチームに記録は更新されてしまったけれど
優勝したクラスの子どもたちや先生、保護者の方々よりも
うちのクラスの担任の先生が1番うれしかったに違いない。

子どもたちからまた元気をいただいた。

心の持ち方で習慣が変わる

2007年11月16日 23時42分25秒 | メンター
12月に保護者を対象とした教育講演会を実施することになった。
(塾生の保護者の方々に詳細は来週配布します。ご期待ください。)

僕は塾を始めた頃から今も「自立学習できる子を育成したい」と考えている。
何をすればいいのか、どう対処すればよいのかを自ら考えられるように
癖付けをしてあげるには日ごろの学習はもってこいだ。

例えば数学の難しい文章問題に出会ったとする。
「難しい!わかんない!」と投げるのも1手段。
「ん?どうすれば解けるか先生に聞きに行こう!」とか
「絶対先生の助けは借りずに自分で解いてみよう!」など、
いくつか手段があって、それを自由に選択することができる。

その選択肢の中からどれを選ぶか。
どれを選んだとしても間違いでもないし、正解でもない。
ただ、うちでがんばっている子どもたちに対しては
自分で何とか処理しようとがんばれる子どもになって欲しいと思っている。
つまり、最後の「絶対先生の手は借りず・・・」の選択肢を選んで欲しいのだ。

たいていは、考えるクセがない子どもはすぐに
「問題を投げる」という選択肢を選ぶ。
または「誰かにすがる」という選択肢を選ぶ。
自分から考えてみたり、発見しようと調べたりしない(できない)。

逆に、学ぶ習慣のついている子どもは日ごろから
「自力で何とかしたい」と考えるクセがついている。
どの保護者も十中八九、できれば後者の方が理想だと思う。

でもなかなか言っただけでは子どもの習慣は変わらないし、
ひどいと親子で口論にまで発展する。



でもどうして、選ぶものが人それぞれ違ってくるのか?

それは「普段の習慣」以外の何ものでもない。
「クセ」とも言うが、ほぼ条件反射で選択肢を選んでしまうのだそう。

でもこの差は、心の持ち方を少し変えるだけで劇的に変わる。
普段からちょっとしたことを心がけるだけでその習慣はみるみる変わってくる。
今度、ご講演いただく先生はその道のプロ中のプロ。
様々な実績をお持ちでモチベーションアップにずば抜けた先生なので
すごく楽しみだ。


僕はこの部分(心)のモチベーションアップなしに、学力アップは
あり得ないと思っている。

改めて船井幸雄さん

2007年11月15日 22時39分20秒 | メンター
僕のメンターは船井幸雄さんだ。改めて今日は船井幸雄さんについて。

船井幸雄さんや浅見帆帆子さん、本田健さんの本を僕はよく読む。
彼らの著書には共通してこういうフレーズがある。
「ついている人と付き合っていると不思議と自分もついてくる。」
僕もそれは体感済みで間違いないと思う。

また船井幸雄さんは、たいていはついていない人は周りにもついている人が
いないので、そんな時は自分の中のついている部分、つまり長所と
つき合えば良い、得意なことをどんどんやればよい。ということを
「つくコツ」として書かれている。

成績不振の(ついていない)子たちにもまったく同じことが言える。
まずは得意な教科の得意な部分から勉強させるとうまくいく。
逆に全体的に下がってしまった生徒に、一番点数の悪い苦手な教科を
勉強させてしまったりすると、もう最悪。
なお輪をかけて下がってしまう。

こういった自然の原則が船井幸雄さんの著書には多く書かれていて
すごく参考になる。


来年度の事を考える時期

2007年11月14日 23時51分06秒 | 学習塾経営
学習塾は基本的に3月(次学年の準備)から1年が始まる。
ということで新年度から学習塾を開校したいという方、新教室を出して
教室数を増やしたいという方はこの時期、いよいよ計画に入っていく頃だ。

既存のものに関して、僕も来年度の計画を徐々に立てている。
そろそろ本格始動させたい案件が周りから促されるようにどんどんやってくる
といった感じ。
早く準備を進めていかないと、すべて流れてしまいそうな、そんな
勢いを感じている。

まさに生かされている、と感じる今日この頃。
やっぱり何に対してもまず感謝ですね。

人は育てられるのではなく自ら育つもの

2007年11月14日 04時51分36秒 | メンター
人を育成するというのはなかなか難しい。いや、人を育成するなんて絶対無理だ。
中には自分の思うように部下を動かすことを「育成」と錯覚している人もいるけど
船井総研の五十棲さんの著書には「部下や社員を育成することはできない。」と
はっきり書かれている。
社員は育てるものではなく、自ら成長するものだという考えだ。

僕もまったくその通りだと思う。人間なんだから。
部下に指示を出してその通りやってくれる人を優秀だと錯覚してはいけない。
僕がスタッフに(生徒に対してもそうだけど)望んでいるのは
自ら気づき、いろいろ試してみて欲しいということ。

やる気や自信なんていうものはそこからしか生まれてこないからだ。
僕は前の会社に勤めているとき、常に社長や直属の先輩の後を追っかけていた。
社長や上司に意見を聞き、社長や上司がやっておられることを
そっくりそのまま真似してみたり。

だからほとんど命令と呼ばれる指示はなかった。
社長や上司からいただいたのは「アドバイス」という訳だ。
それを未熟な上司はすべて同じ目線でしゃべってしまい命令をしてしまう。
それでは部下は言いなりにはなるが、成長はできない。

何も僕が優秀な社員であったというのではなく、社員が育つ土壌が
前の会社にはあったのだと思っている。
だから今の僕がいるわけであり、独立している後輩がいたりするのだ。
継承とはそういうもの。


保護者面談

2007年11月12日 22時44分25秒 | 学習塾経営
今週は面談週間ということで、今日は朝から1日中、保護者面談。
塾の方針をよく理解してくださっている方々で本当に感謝、感謝の面談だった。

ところで保護者面談というのは、保護者の方々からすれば
子どもの様子を知る、進路や成績についての相談する、
などといった事でやって来られる。

我々は保護者面談を日々の業務に対しての反省材料と今後の名案をいただくことが
できる最高の場として考えている。
子どもたちの顔色だけでなく、保護者の方々と話すことでまた子どもたちのことが
よくわかるようになってくる。

ただ単に、たわいもない話をして帰られるお母様もおられますが、僕は
それもまた大事な保護者の方とのコミュニケーションだと思っている。

開校当初から僕はこの保護者個別面談にこだわっている。

礼儀やマナーが驚くほど簡単に身につく方法

2007年11月10日 22時57分18秒 | About Nagahama
今日は朝から上の子が囲碁の大会があると言うので連れて行ってきた。
着ぐるみを着たプロの先生方は早刺しで一度に4人ほどの子どもとやっておられた
(写真)
結構、本格的に囲碁を習っている子どもも多く、ちょっとびっくりした。

午前中に2時間、午後から1.5時間、ずっと囲碁をさしていた。
どの子も集中力欠かすことなく黙々とやっていたのには驚いた。
先生方のほうが疲れていたくらいだ。

こういう大会や、教室では囲碁だけでなく対局時の礼儀やマナーなんかも
一緒にならうため、自然と身についてくるのだと思う。

いくら家で「挨拶をきちんとしなさい」「使ったものは片付けなさい」と
口をすっぱくして言ったとしても聞かない。
でも今日はどの子どももきちんと囲碁を片付けていたし、机や椅子、碁盤
などをきちんとそろえていた。

礼儀やマナーなどもこういう場で身に付けていくのが一番効率がいいと思う。
どの子もニコニコしながら片付けているのがすごく印象的だった。

ご縁

2007年11月09日 23時59分05秒 | メンター
縁(えん)というのは不思議なもので、必要なときに必ず助っ人と言うか
助け舟を出してくれる方が現れる。
今の僕があるのは、今いる周りの方々とベストなタイミングで出会えたから。

小学校のとき、高校のとき、大学のとき、社会人になるとき、結婚するとき、
独立するとき、事業拡大するとき・・・
すべて僕をある方向へと引っ張って行ってくれる人との出会いがあった。
これを「ご縁」というのだと思う。


僕は知り合う方々には大なり小なり、必ず何かご縁があると考えている。
また逆に疎遠になる方とは縁がなかった、縁が切れたのかな、と
考えるようにしている。

浅見帆帆子さんの著書に
自分の今のレベルを知りたければ、自分の周りを見ればわかる。
周りにいる方が今のあなたのレベルですよ、とある。
類友(るいとも)とも言うけど、ほんと、そんな感じ。

どんな出会いにもほんと、感謝です。


教育講演会

2007年11月08日 23時59分59秒 | 学習塾経営
今日は朝から事務処理をした後、大阪まで打ち合わせに。
とても有意義な話を聞かせていただいた。
まずは「教育講演会」を12月に行っていただくことになりそうだ。


「結果」とは、すべて自分の中にある「その原因となる行動」のより導かれる。
その原因となる行動はすべて「心がけ」、「日々の習慣」から形成されると
言うことを改めて教わった。

まだまだこの先生のお話を聞いてみたいと思った。
また、うちの塾に通う生徒、それから保護者の方々にもぜひ聞いていただきたい。

(詳細は後日、塾通信号外ということで配ります)

保護者の方々の共通の悩みは・・・

2007年11月07日 23時57分36秒 | 学習塾経営
今日、たくさんのお母様とお話をさせていただき、子どもに対する学習面の不安を
いろいろ聞かせていただく機会があり、たいへん参考になった。
中でもびっくりしたのは授業料がなんと月額60万円の学習塾があるそうだ。
そこでは志望校の合格保証がついているそうだけれどなんともびっくりな世界だ。
一回、体験してみたい(笑)。

ところで、お母様方の悩みを聞いていると結局は1つの事に行き着く。
事の大小はあれど結局のところ突き詰めれば
「子どもの将来」が共通の悩みのようだ。

子どもが自ら考え、実行してくれるように早く自立してほしいと願うのは
どこの親も一緒だと思う。僕も親になってそれを感じることができた。
単なる学力的成長ではなく、精神的成長を伴って学力を上げていく事が
今一番、学習塾に求められれているなぁ~って事を確信した。


まさにこれが次世代の学習塾のスタイルだと思う。
わかりやすい教え方や、テストのコツなどを教えることももちろん
大事なのだけれど、それよりも今の生徒たちが大人になったとき

「ペガサスの先生たちのおかげで今の自分がいます!」
なんていうくらい、人生を感じてもらえるような塾にしたい。
そして保護者の方々にも心底
「ペガサスで良かったね」と感じてもらえるように。