NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

ペアレントトレーニングの重要性

2007年09月25日 23時25分54秒 | メンター
今日は1保護者として教育講座に参加してきた。
自分の子どもに対しての勉強にもなり、塾の子どもたちへの勉強にもなった。

学習塾で勤める僕たちはいわゆるプロの教育者であるべき。
子どもたちに勉強を教える段階から、いかに結果を出す指導をするか、
という難題といつも向き合っている。

今日、聞いた講座内容は知的障害を持つ子どもへの親としての対応の仕方
(ペアレントトレーニング)がメインだった。
子どもに直接指導することばかりにとらわれず、親に対して
普段の生活の中での子どもとの接し方を見直してもらうことによって、
また具体的にトレーニングすることで子どもが少しずつ変化、成長
していくということだった。

つまり保護者のための育児トレーニングと言った感じ。
でもこれは別に知的障害児だけでなくとも十分に通用するなぁと感じた。

例えば、どうして子どもが言うことを聞かなくなってしまうのか。
どうして問題行動ばかり起こすようになるのか。
それらにはすべて原因があり、またそれを治す事ができるのは親しかいない
(親の指導が一番効果的だ)と言うこと。
これらについての講義内容だった。
(詳しい内容は今月の塾通信にて保護者の方々にはお配りしたいと思います。)


学習塾として僕たちはもう、子どもたちに勉強を教えるだけでなく、
保護者に対してもこのような内容を理解していただくためのはたらきかけを
していかなくてはいけない事を痛切に感じた。
普段から一番子どもたちに接しているのはまさしく親なのだから。

そのためにも僕たちがまず徹底的にこの分野を学ぶ必要がある。
かなり参考になる教育講座だった。