NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

子の心親知らず

2015年06月03日 23時50分34秒 | 子ども
昨日、1人の保護者の方と
「子どものやる気について」の
話になりました。


褒めてもダメ、叱ってもダメ
放って置いたら全くやらない・・・
どうしたものかしら?
と、言った感じでした。
(お母様はまだ余裕のある感じです!)


僕は親から「勉強しなさい」と
言われた事がありませんが
帰宅時間などはしつこく注意され
帰りが遅くなると鍵をかけて
中に入れてもらえませんでした。

その時、この締め出しには
何の意味があるのか
さっぱりわかりませんでした。

何度かしでかしていましたが
反省するどころか、最後には友だちの家に
泊めてもらっていました(^^)
(そのご家庭には多大なる迷惑をおかけしました・・・)



何が言いたいかというと
親子間でもっと話し合いを
するべきではないかと思うのです。

褒めても叱っても、たとえ放置であっても
「なんでそんな態度なの?」
って子どもながらに親の態度を観察しています。

親の心子知らず、って言いますが
確実に経験の浅い子どもが
親の態度を察知するのは
かなり難しいです。


・褒められていることを煽てられている
・叱っているのを八つ当たりされている
・あえて放置して待っているのを
 自分には無関心なんだな

などと、親の思いとはまったく別の事が
伝わっている可能性がかなり高いです。


ほんの数分の立ち話だったのですが、最後に

親の心を子が知らないのではなく
子の心を親が知らないのかもしれませんね。

そんなことをお母様が仰っていました。

お子さまの行動が急に変わるかどうかは
わかりませんが、今以上にイイ関係が築ける事は
間違いない!と思いました(^^)