NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

誰にでも一長一短があります

2012年01月07日 22時03分53秒 | 指導方法
子どもたちの中には
「その場しのぎの返事」をしてしまう子がいます。
わかっていないのにすぐ「わかりました」と言ったり
こちらの説明に対して「はい!」とか「うん!」などの
相づちがものすごく早いのです。

15年以上も指導していますと本当にわかって
返事をしているのか空返事をしているのか
だいたい聞き分けることが出来ます。

このタイプは「わかったつもりになる」典型例ですが
ある程度、まんべんなく進めることが出来ますので
つまみ食い的ではありますが範囲を網羅することが出来ます。



逆に本当にわかったと思えるまで相づちを打たない子もいます。
わかるまで、納得するまで次へ進みたがりません。

わからないことをそのままにしないので、
わかったときには確実に出来るようになっています。
ですからある程度はこだわることが必要です。

ですが、極端にこだわってしまうと集団授業では
ついていけなくなってしまいます。



このようにどんなお子様にも必ず一長一短があります。
学年でトップをとるお子様でも、平均点以下のお子様でもです。

それぞれの性格の違いに合わせた学習スタイルを
見つけてあげることができるのはやはり個人別指導しかありません。

うちの場合、特に小学校低学年~中学年の間の指導には
この部分に神経を使っています。