NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

親と学校とそして塾と

2011年02月28日 22時37分21秒 | 教育の話題
学校と塾の大きな違いは
・学校は点数をとらせるような勉強をしていない。
・塾は点数が取れるような勉強をする。
この点だと思っています。

ですからテレビのインタビューなどが街角で
「塾の先生と学校の先生ってどっちがわかりやすい?」
などという質問をされているの見ると
ちょっと「?」と思ってしまいます。

子どもにお父さんとお母さん、どっちが好き?
って聞いているようなものです。
どちらも好きだから(もしくはその逆・・・苦笑)
どうとでも言わせることは出来ます。

ところで、今の子どもたちは特に
学校と塾とご家庭とがお子様の未来を大切に考えながら
一緒に関わることが一番良い子育て法だと思います。

学校の先生がどうとうか、塾の先生はあぁだとか・・・
そんなのはどうでも良いです。

要は今の子どもたちがのびのびと、でもやるときは一所懸命
打ち込むことができるようになってくれればって思います。


また、某進学塾の先生が話してくれたのですが
ある1人の生徒が、塾の模試が悪かったときに
その第一声目が
「やばい、お母さんに叱られる」
だったそうです。(^^)

お母さんにすごく気を遣っていますね。
自分のテストなのに・・・

いやいや、やばいのは叱られるのではなくて
わからない問題をそのまま放置してしまいがちな
その今の状況が良くないのです(笑)


子どもたちが自分の意志を持ってしっかり
がんばっていけるようになるまでは

親と学校と、そして塾と地域の人

が一体となって本気で子どもに接するべきです。