NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

教師の発言

2008年02月19日 23時47分17秒 | 学習塾経営
今日、保護者面談をさせていただいていて少々がっかりしたことを1つ。
すごく深刻な顔をされていたので事情を伺うと、学校の先生に志望校が無理だ!
と言われて完全に子どもがやる気をなくしてしまわれたそうなのです。

一応、成績を全て見せていただいたのですが、どう見ても「無理だ!」なんて
決めつけて言える成績ではなかったのですが・・・

僕はお母様に「絶対大丈夫ですよ!(^^)」と言いました。
まぁ、世の中、絶対なんてあり得ませんから、売り言葉に買い言葉として
受け取ってくださいね。とは言いましたが、点数的にはおそらく大丈夫だと
思うのでそうアドバイスをしました。


そう言いきった学校の先生は受験勉強に関しては全く見てくれないそうです。
どこで、どんな間違いをしているのかを見てくれもしないのに
どうして無理だ!なんて言っちゃうのでしょうね。しかも本人に。

学校の先生はせめて子どもたちに夢と希望を与えて欲しいと思います。
お母様は
「叱咤激励のつもりでしょうが、子どもはそうとは思っていないようなのです」
と、かなり前向きに捉えてられますが、僕はそう思いません。

点数だけを見て、あるいは競争率だけを見て、子どもたちにあっちだこっちだ
と、受験校を変えさせてやしないかと、少し心配になりました。

教師の発言は子どもたちにかなり大きな影響を与えます。
責任重大です。