NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

子どもたちに早く身につけてもらいたいこと

2007年05月17日 23時21分40秒 | 学習塾経営
ここ最近の事件を心配されている保護者の方が多い。
凶悪な事件を起こすはずのないような子どもが信じられない事件を起こす。
勉強もスポーツも万能な優等生なのに・・・。

問題は、「我が子が優等生を演じている」ことに気付いていない所にある。
子どもの長所が伸ばされた優等生なら100%こんな事件は起こらない。
何も勉強だけではなく、スポーツや生活態度も同じ。

本人が必要性を感じて、自分から学ぼうとするまで親は待たなくてはいけない。
子育ては忍耐だ!なんて、言うのは簡単だがこれがすごく難しい。
放っておいてはダメな人間(?)になるのではないかと、心配になる。

でも親が命令して、その場はうまく動いたとしても
親のいないところではうまく動けない。むしろ反対の行動に出たりして
反抗してみたりすることもしばしばだろう。


できるだけ早く「自立」させ、場の空気がよめるように「協調性」を育んで
いくことが大事なのだと先日の堀田先生のご講演にもあった。

100マス計算のタイムが早くなったり、中学生なのに高校生の問題が解ける
ようになったりすることが大事なのではない。