学習塾というのは先生が舞台で主役うぃ演じる場所ではない
(と僕は思っている)。
あくまでも主役は子どもたちであるべき。
もちろん模範を示すという意味ではある意味、先生は主役として演じなくては
いけないことがあるかもしれない。
しかし、終始先生が主役化してしまっている状態は危険だ。
「今日の授業、おもしろかった~!よくわかったわ~!」という
感想がイコール実力アップにつながるケースばかりではない。
おもしろい映画や舞台を見てきた余韻というのは2,3日で冷める。
とにかく、その日のうちに、その時間内に徹底してやる事を重視した指導が大事。
もちろん家庭学習でも脳を使ってもらいたいので宿題という名の課題を出すが
中学生の場合は半分は教室でやってもらっている。
そうすれば、力がついたのかどうか、こちらも十分把握することができる。
これが本当の学習方法だよ!
ということを生徒にも保護者にもわかっていただきたい。
昨日、一次関数の難問を最後まで粘り強く解いている生徒がいた。
当初は講師の力を頼るいわば「依存型」の勉強法だったのだが
見違えるほど頼もしくなってくれた。
こうなればメキメキと力はついてくる。楽しみだ。