むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

12月31日 渋谷 ソングラインズ、新宿 スモーキン・ブギ

2016年01月15日 23時59分00秒 | 舞台日記
20代初め グラムロックという分野に夢中になり、寝ても覚めてもその事ばかり考えて過ごした日々があります。
それに関する音源、映像、書物を片っ端から買い漁り。
髪の毛を赤やオレンジ色に染め、眉を無くし。自分が舞台に立つ際は色とりどりのマスカラ睫毛に塗りたくり、入念にすねの毛を処理した足曝け出し、踵の高いブーツを履いてシルクハット被ってステッキ振り回しながら唄った。
それが自分のすべてだった。
やがて この国でグラムロックが一番盛り上がりを見せる場所 渋谷のラ・ママ に憧れ、大阪から何ヶ月かに1度えっちらおっちら遠征した。
あれから何年経ったのか。未だにそんなラ・ママにお世話になっています。
実は、らいむらいとでもラ・ママで英国のグラムロックのカバーやった事があるんです。
コックニー・レベルの曲とデヴィッド・ボウイの「スペイス・オディティ」と「世界を売った男」
英語が大の苦手のあたくしがですよ!それらの曲に関しては完全に英詩を頭の中に入れて唄いました。(編曲はらいむらいと流に相当こねくり回したけれど)

2016年明けて、所謂グラムロックに深く関連する大きな出来事がふたつ起こった。
そんな中で自分も色々な事を思った。
うまく言えないけど。
20代の頃夢中になって追いかけていた時の気持ちを、いま少し誇りに思ってやっていっていいんじゃないかなぁと。そんな風に思ったんです。
無駄にした時間なんてない。
いまの自分があるのは、間違いなくあの頃の自分があったからなんだと思います。
グラムロックが存在しなければ 沢田研二も加藤和彦もかまやつひろしも、チューリップも外道も、そしてガロも。当時あの表現はなかったでしょ。
なんか・・そんな事考えました。
あと ここまで健康な身体でずっと音楽やってこれて。それがなんだか凄く有り難い事だなぁと思ったんです。
ほんとに。

今年も唄いながら新しい年を迎えられたのは自分にとってとても幸せな事だった。
2015年最後の舞台は渋谷ソングラインズでの弾き語り。
思い残す事なくゆったりとした気持ちで唄いました。

1. ひとつだけ
2. 愛の亡霊
3. 屋根の上の猫
4. 時の過ぎゆくままに(沢田研二)
5. この世の果て

それからみっちゃんと合流して車で新宿へと向かった。
丁度2丁目の駐車場付近で年が明けたのですが。2丁目界隈はたいへんな盛り上がりで、我々めでたく大勢のおかまさんたちと一緒になってカウントダウンできました。
で、スモーキン・ブギにて2016年第1回目のらいむらいと。
今年発売される予定の新しいアルバムの曲のみといった選曲で演奏した。
みっちゃんと2人新たな始まりを噛みしめるために そうしたかった。

1. えれじい
2. 堕落を憐れむ唄
3. 愛のない世界
4. 泥濘
5. 挽歌
6. 希望の花

大晦日。お会いした皆さんどうもありがとう。
新年早々色々な事考える機会に遭遇しましたが。これからも驕る事なく・・ですが誇りを持ってやってゆきたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
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