ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

中華そば@富士屋(岡山)

2010年03月28日 20時50分21秒 | 北陸ラーメン大学
岡山の年会1日目.
学会会場のひとつである岡山大学までは,駅西のコンベンションセンターからシャトルバスが出ている.
朝,そのシャトルに乗ろうとしたが,乗車待ちの行列がものすごく長い.
何だかんだで,30分近く列に並んでバスを待っていたかも?

宿泊している駅西のホテルから徒歩で15分くらいで行けるらしいが,岡山市内の道が分からない.
だから,1日目の朝だけは根性で行列に並んでバスに乗る.
でも,待ち時間ながくてかなりウンザリした.

ところで,駅西の宿泊先のホテルから数ブロック歩くと,アーケードがかかった商店街がある.
とても鄙びた商店街で,寂しい風が吹いているようなアーケード街.
駅ビルの賑わいとは対照的.
そんな商店街の近くに「富士屋」という中華そば屋があった.

          

創業昭和25年という老舗のお店らしい.
最近,リニューアルしたようで,お店にはたくさんのお花などが並んでいた.
リニューアル特別価格で550円の中華そばを食べた.

          

口径が大きくて浅いラーメンどんぶり.
その丼にあふれる程なみなみとスープが入っている.
麺もチャーシューもすべてスープの底に沈んでいる.

薄い醤油色のスープにはうっすらだけど,みっしりと脂の層が浮いている.

          


結構な量だと思う.
味は強烈な豚の味.
見た目は醤油だが,味は豚骨スープのように濃い.
これに脂がのって大量にあるので,いつまでもスープは熱くて冷めない.
スープはドロドロしていないが,味が濃厚なので,かなりズシンとくるような重みがある.

麺は細麺のストレート.
加水率が低く,小麦の香りが感じられるようなしっかりした麺.
固茹でなので多少粉っぽい気もするが,腰も強く歯ごたえ良好.
素晴らしい細麺だと思う.

チャーシューは赤身オンリー.
余分な脂身は一切ない.
とてもひきしまった食感.
味は甘い.

カウンターの目の前で,ものすごい大きな鍋でチャーシューを煮込んでいた.
煮込む時の肉と醤油の香りが店いっぱいに広がっていた.

夕方,シャトルが混む前に駅西に戻り「富士屋」でラーメンを食べた.
周辺を散策した限りでは,岡山は意外とラーメン屋の数は多い街かもしれない.



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