多C番茄牛肉面＠永和大王（上海・南京西路）

ISCHの1日目を終えてホテルへ向かう．
外灘から黄浦江をはさんで学会会場がある浦東を眺める．
浦東の夜景は超素晴らしい．
高層ビル群が宝石のように輝いている．



そして黄浦江には派手な電飾の遊覧船が何隻も通過していく．
光の絵巻物を見ているようだ．







外灘のヨーロッパ建築もライトアップされてきれい．
近未来的な浦東に比べて，外灘はタイムマシンに乗って過去にワープしたような景色．
歴史の流れが止まったような世界が淡い光に浮かびあがり，とても幻想的．



ここから南京路を歩いホテルへ向かった．
ここも租界時代の建築物がそのまま残っていて，街並はヨーロッパ．





でも，名物の鮮肉月餅のお店があるところはやはり上海．
9月が中秋の季節，すなわち月餅の季節なので，本場で月餅を買い食いしてみました．





月餅の中身の豚肉の美味しさには脱帽．
もう少し食べたかったけれど，ここで食べすぎると他の美味しいものが胃袋に収まらない．

南京路をブラブラ歩くと麺屋を発見．
迷いなく突入．
「永和大王」というお店．



メニューを見てもよくわからない．
一番上にあった「多C番茄牛肉面」28元を注文．



真赤な麺が出てきた．
辛いものが得意ではないのでドキドキ．
一口スープを口に含むと，赤い色は辛子ではなくトマト．
トッピングをよく見ると，牛肉と一緒にトマトが入っていた．



何となくイタリアンのスパゲティーを食べているような感じ．
味は悪くない．
これが上海の麺の流行りなのか？
中華麺をイタリア風の味付けにするのが国際都市の上海らしい味なのですね．

ちなみに麺は米粉みたいな感じ．
とても素朴な中太のストレート麺．
腰はなくふにゃふにゃ．
小学校の給食で出たソフト麺を細くしたような感じ．
スープがイタリアンなら，麺もパスタ風なのが国際都市上流？



小学校の給食の味を思い起こすなつかしの麺でした．


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