ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

醤油ラーメン@源八(岡山)

2010年03月28日 23時20分50秒 | 北陸ラーメン大学
いつものように居酒屋での後は,ラボのメンバーでラーメンツアー
と,言っても,うちのラボの今年の年会参加者は教室のスタッフ3名とM1が1名しかいない.
たったの総勢4名.
例年と比べて人数が少なく,ちょっと寂しい.

岡山駅の前に高島屋のデパートがある.
その大きな建物の脇に,影に隠れるような細い路地がある.
そこに「源八」というラーメン屋を発見.
こんな目立たない場所でひっそり店を構えるのだから,よほど味に自信があるに違いない.
店の表に自家製の麺に関するうんちくも掲げてあるし・・・.
隠れた名店を探り当てたかも?
と,勝手に思い込み,店の暖簾をくぐった.

         

店に入るなり,奥の方から「あれぇ~?」と叫ぶ声が聞こえた.
一体何事かと思った.
叫び声がした方を見ると,金沢にある薬学部の薬造のメンバーたちがラーメンを食べている.
げげ~っ,こんなところで金大の連中と遭遇するとは・・・.
ここは岡山の隠れた名店だと思ったのに・・・.

でも,よく考えると,ここ2~3日は岡山市内に日本全国の薬学関係者が集まっているのだ.
岡山もそれほど大きな町ではないので,金沢にいる時よりも金大のグループとばったり会う確率は高いのだ.

今日は日曜日なので,ふつうのビジネスマンはだいたいお休み.
そんな日にスーツ来て数人で岡山市内をウロウロしている連中は,ほとんどが薬学関係者に違いない.
ポスターの筒や機器展の袋を持っているヤツらは絶対そうだ.
中には,学会の名札をぶら下げたまま岡山市内を観光している関係者もいる.

と言っても,関係者たちはみんな,普段,昼夜を問わずラボで一生懸命働いている連中なので,たまに息抜きしてもチクったりしないでください.
このblogを読んで,関係者は学会中にふらふらと散歩ばかりする税金泥棒だ!なんて思ってはいけません.

話をラーメンに戻すと「源八」の醤油は本物にこだわっているらしい.
“備前焼の大窯で,こだわりの素材を音楽を聞かせながら本醸造した醤油”を使っているらしい.

          



“音楽を聞かせながら”ということに,どれほど意味があるのか首をひねる.
たぶん,音を出すと空気が振動し,音波の振動が醸造中の醤油の液体の奥まで振動させるような効果を生み,液体の表面も内部も均一に醸造が進む(?)ということかも知れない.

だとしたら,ショパンよりもストラビンスキーを醤油に聞かせた方がいいかも?
いや,クラシック音楽よりも,もっとハードなヘビ・メタをガンガン鳴らす方が効果的かも?
音波じゃなくて,超音波やマイクロ波のほうが,もっと効果的?

それはさておき,このラーメンのスープはとてもすっきり.
脂分が少ない鶏ガラ系の薄い醤油スープ.
生姜などの香味野菜の香りが醤油の風味とマッチして,甘さや芳醇な香りを醸し出している.

          

自家製の麺は,ストレートの細麺.
水分が多くツルツルしているが,腰がしっかりしていて良好な食感.
麺は活きているらしい.
確かに,シャキシャキして活きがいいかも?

          

チャーシューは赤身と白身が程良く混ざった肉.
しっかりと煮込まれているが,箸でつまむと崩れるタイプではない.

味玉の黄身は固茹での玉子.
でも,タレに漬けこんであり,白身にはタレの褐色がしみ込んでいた.
玉子の味は薄味.

          

刻みネギがマイルド.
たくさん入っているが,それほど刺激的ではない.

飲み屋帰りの一杯として,ちょうどいいラーメンでした.



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