ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

ちゃーしゅーめん@大石家(長野)

2009年11月21日 21時08分33秒 | 北陸ラーメン大学
信州大学交響楽団と山形交響楽団の演奏会を聴くツアーを決行.
ついでに,長野と山形のラーメン・ツアー.

11月21日(土),朝9時過ぎに金沢を出発.
風が強く,雨も激しい.
ときおりアラレも降ってくる.
親知不あたりの26本ものトンネルの出口が危険.
トンネルを出たとたん,車が風でグラリとする.
こうゆう時は,さすがの赤い稲妻も安全運転.
何とか無事に,お昼すぎに長野に着きました.

さっそく,お昼は長野のラーメン.
行列の店として有名らしい「大石家」へ行ってみた.
店構えはラーメン屋というより,信州信濃のそば屋さんみたい.

          

店の外には,やはり行列.
長野の冷たい風の中,6人ほどが店先のベンチで入店を待っていた.
いやはや,本当に長野は寒いッス.

          

最後尾につくと,先に並んでいたお客さんが「まず先に店に入って名前を書くんだよ」と,教えてくれる.
そこで店に入ると,店内にも4~5人が席に着かずに待っている.
と,言うことはざぁーっと10人待ち.

待っている間に,注文を取りにおかみさんが来たので,席に案内されるとそれほど待ち時間なしで「ちゃーしゅーめん」が登場.

          

「大石家」は店の名前に「家」がつくので,横浜・吉村家の系統の「家系」ラーメンかと思った.
予想に反して,出てきたラーメンの見た目は関東風中華そばの醤油が濃い雰囲気のラーメン.

麺は強く縮れた細麺.
麺の断面がちょっと角麺で,飛騨高山のラーメンの麺っぽい.
水分が多くツルツルしているが,噛み心地はしっかりしている.

メンマはぶ,ぶ,ぶっ太い.
長野の山でとれる地物の竹の子か?
太いけれど,しなやかで筋っぽくない.
きちんと塩抜きされていて,ラーメンのスープの邪魔にならない.

スープは醤油の色が濃いが,実はあっさりした鶏ガラ系.
昆布とカツオ節の香りが効いている.
信州そばのタレのような風味.
油も結構浮いているが,豚のラードのようにギトギトした脂ではない.
すっきり切れのよい脂で,鶏の脂なのかなぁ?
長野のラーメンはそば文化の影響を強く受けているためか,ラーメンもかなり和風の風味.

チャーシューが凄い.
しっとり密度が濃く,肉圧感がある.
赤身が多いが,肉が固くなるまで煮込まれていず,柔らかい.
肉と醤油の甘味がなんとも美味しい.
さらに,表面に焦げ目がついている.
まるで,カツオのたたきのように表面はカリカリで中身はしっとり.
これが7枚も入っている.
いや,7枚ではなく,7つの肉の塊と言うべきかも.
「枚」という言葉は,紙のように薄いものを数える時に使う言葉.
このチャーシューを数えるには,「枚」を使うのは不適当.
とにかく,厚さが半端ではない.
どう見ても,肉の塊なのだ.

          

長野で,いろいろラーメンを食べてみたかったけれど,これ一杯でかなりお腹にドスンときてしまいました.








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