The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1987 ヴィンテージ ポート フォンセカ・ギマラエンス

2012-12-04 13:11:27 | ワイン
『リンジー・フォンセカ』つう女優がいたような、いないような・・・

まあそんな事は、どうでもいいのですが、『フォンセカ』は間違いなく、
ポルトガルを代表する『ポート・ワイン』の生産者です。

ココの『1987年』産の『ヴィンテージ・ポート』を、『マクシヴァン』でいただきました。



もちろん『デザート』⇒評判の『エスプレッソ』の流れでの登場なのですが、
実に深みのある、幻惑のブロードウェイという感じ・・・



ピーター・ガブリエールがお面被って絶叫するアレ!
チョット違うか?

で、『ヴィンテージ・ポート』とさり気なく言う訳ですが、
ココの造り手では、20世紀全てのヴィンテージの中で、
僅かに21のヴィンテージしか造られていない代物なんですね・・・

ですから、最も偉大で、例外的で、しかもクラシックなヴィンテージにのみ造られるとのこと!

結果、お味の凝縮感、品格、奥行きはずば抜けていまして、
西麻布の夜を〆るには、何よりのものだったわけです。

ココでも『陽一ワールド』全開!
見事でした♪

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1992年のヴィンテージ・ポートでこのお値段↓

11’みわくぼ 甲州 百 マルサン葡萄酒

2012-12-03 22:26:33 | ワイン
先日の『想いざK』さんですが、いつもどおりにビールで始まり、
続いて甲州ワインを飲むのが、いつものパターンでして、
その日は『11’甲州 百』が意外にも登場してオヨヨ・・・



というのも、先日の勝沼行脚のおりに、マルサンの若尾亮さんとお話が出来たのですが、
『来年からは、この甲州百だけは売れ行き良すぎて、お得意様だけに売ることになりそうなんです。』
とのことなんですわ・・・

まあ、ワタクシがお得意様に入るかどうか?は心配だったのですが、
帰り際に来年も回してくれますかね?と聞いた所、モチロンデスヨ!のご返事!

こうゆうシチュエイションのバヤイ、ワタクシはOKをもらえる、
何かしらのオーラを持っているようでして(自分では分からず 笑)
今回も色よい返事をいただきました。

さて、コノ『百』の美味しさは、ピュアで、果実に旨味がのって、苦味の無いスタイル!
健全なフルーツをそのまま凝縮させたような味わいなんですね・・・

もちろん、その日の『想いZけ』さんのお料理とも、実に素晴しく合いました。



美味しいニッポンワインは増えたけど、買えないつらさも増幅傾向!
痛し痒しのワインライフ、困ったぜ!

2009 ヴォルネイ クロ・ドーディニャック モノポール ラ・プス・ドール

2012-12-02 22:56:14 | ワイン
さて週末ですが、クルマのブレーキ・パッドに不具合があって、
なにやら不穏な音がして、気持ち悪いので、トヨタへ直行!

どうやら擦り切れていたらしい・・・

で、代車に乗って、家まで到着し、師走で、週末でどうするか?
となったわけですが、やっぱり街へ繰り出すぞ!となったわけ・・・

アポ取ったら、『想いZ家』さんがOK!とのことで、
気になっていたワインを小脇に抱えてお邪魔を致しました。

そのワインが表題のワイン!
『ラ・プス・ドール』の三つある『モノポール』の内の一つ、
これ以外は『クロ・ド・ラ・プス・ドール』と『クロ・デ・ソワント・ウーヴレ』!なんですね。



この09’物は噂にたがわぬ見事なワインでありました。

実に深みのあるブケを持ち、のっけから芳しくその香りが立ち昇ります。

味わいは熟成してもよし、今飲んでもよしのオールラウンドプレーヤー!
クラシックな造りから来る、重厚さももちろんですが、
凝縮しつつも、シナヤカな舌触りが実に心地よし・・・

思い出して見るに、いつからこのスタイルになったのか?
いずれワタクシとしては、ココのドメーヌ進化したと見た!

素晴しい!

2003 クロ・ド・ランブレイ ドメーヌ・ド・ランブレイ

2012-12-01 06:07:09 | ワイン
このワインも、先の『第136回 オテル・・・』の登場ワインです。

モノポールと思われがちですが、8.84haの内8.7haが『ドメーヌ・ド・ランブレイ』で、
残りは『トープノ・メルム』が所有しています。

それから、原産地呼称制度始まって以来、グランクリュ昇格を初めて承認されたアペラシオンがココ!
それが1981年で今に至っております。



とにかくこのワインは、イイ意味でのクラシックなワインと言えるでしょう。
加えてジュブレイの堅牢さとシャンボールの華やぎの両性具有のようなお姿・・・

リリース直後は、押し黙って、面白味にかけますが、ひとたび熟成の恩恵に浸れば、
実に芳しく、さまざまなニュアンスをみせてくれます。

2003年は丁度熟成の高原部の入り口に差し掛かった所!
これからイイ感じになってくる所なのでしょう・・・

色々言いたいことは分かるけど、四の五の言わずにコレは何たってモレ!
ミネラル強く、スパイシーに薫る、加えてカシスとブラックチェリーのアロマも薫る・・・

ふくよかだけど、骨格堅固でタンニンもあるでよ!
それでも、イイ若いもんじゃあ!

あと5年で解けて蛾が蝶になる、メタモルフォーゼももう少し♪
待てば海路の日和あり、待ちましょうぞ!