The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

冬の闇なべ?

2008-11-10 23:36:48 | ワイン
明け方には日陰になる駐車場の、愛車ぶっかれMジェスタのフロントガラスには、
とうとう氷が張った月曜日の朝・・・

昨晩の熱いワインヒートの『冬の闇なべ』大会を、思い出し出し通勤です!
闇なべって、別にワインの中から、とんでもない物が出てくるってわけではないですよ・・・

それは、いわゆる極めて日本的な知的ワインゲーム♪
すなわち『ブラインドテースティング』オンリーのワイン会の開催ってことです!

でも、基本の流れは常識的なレストランの流れ・・・
泡に始まり、白ワイン、エレガント系の赤ワインでしょ!
そして、また白ワインを入れて、濃厚な赤ワインが最後を飾ります!

そのキーワードは『最近の話題性』『保守本流』そして『マイ・ブログ』の三つなんですね・・・

それをヒントにキュイジーヌを楽しみながらのブラインド♪
参加した9名のワインヒートの面々は楽しめたでしょうか?

まずは出展ワインはこの通り↓

1995 Champagne Le Mesnil Bruno Paillard

1993 Bourgogne Chardonnay Etienne Sauzet

2006 Vosne Romanee Domaine d'Euginie

1994 Musigny Comtes de Vogue

2001 Silex Pouilly Fume Didier Dagueneau

1997 Brunello di Montalcino Siro Pacenti

1992 Ch.Magdlaine St-Emilion 375mlx2

1989 Ch.Mouton Rothchild Pouillac

2000 Dalla Valle Vineyard Cavernet Sauvignon Oakville Napa Valley

『最近の話題性』ではドメーヌ・ユージェニーのヴォーヌ・ロマネでしょう!
ルネ・アンジェルの畑を買い上げたボルドーはポーイヤックの雄『シャトー・ラトゥール』のブルピノ進出第一弾のできばえはいかに・・・

それと、本年の9月17日の飛行機事故で急逝した、ダギュノーのシレックスも『話題性』のタームからの出展、などなど・・・

こんな流れでありました!

ということでまずは報告まで、個別のコメントは、後ほど報告いたします!

ではまた!

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ページ出来上がりました♪トップページの『The Wine Forum』のバナーから、写真とワインリストをご覧いただけます!

紅葉の回廊を眺めますと・・・

2008-11-07 22:57:45 | ライフ
盛岡の中央公民館は、かつては旧南部藩の別邸でした。

もともとその庭園は『盛岡の百景』として、市民に親しまれていたのですが
特にもこの季節の紅葉は凄いんですね・・・

燃えるよな赤・・・
この紅葉の回廊をツラツラ歩きますと、
ここは山岸?わたしは誰??って感じでしょうか?

いずれ、これほどの季節感を感じさせる場所が、
身近に存在する事は素敵な事ですよね・・・

この中央公民館の100周年記念の行事の一環で、紅葉の回廊をライトアップするという企画が実現いたしました!

写真はそのライトアップされた紅葉の回廊の様子であります!

この赤を見てください・・・

そういえば、本日『美N』で紅葉漬け食べてきました・・・
ちょっと違いますか?
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さて、本日『第37回 ワインとキュイジーヌの夕べ』の写真集がアップされました。ホームページのバナーからご覧頂けます。

ジョゼッペ・ラットのドルチェット!

2008-11-05 22:15:00 | ワイン
連休明けのかったるさを吹き飛ばしたい夕時もあるわけでして・・・
そんな折も折、ミートボールを完熟トマトのソースで煮込むだけ、煮込んで、
それをアーリオ・オーリオで絡めたパスタに、再度絡められまして、それがヒョッコリ出てきた日にゃあ、なんたって濃厚なピエモンテなんかを開けざるを得ないですよね・・・

そんなこんなで、ジョゼッペ・ラットの03’ドルチェット・ディ・オヴァダ
のプレステージ♪レ・オリヴェを開けました!

このワインは、先日サウスリヴァーの『V』のソムリエS君から調達した物です!

でもまあ、その時彼に話したかどうか、サダカではないのですが、
実は相当前にワタクシ、このワインにお目にかかっているのですよ・・・

飲んだ場所は、六本木のワインバーの老舗『祥瑞』!
もちろん、オーナーのK山さんのご紹介♪
もう10年も前の事になります・・・

いずれ、K山さんのチョイスは、その頃からこれですから、
驚きですよね・・・

その時もドルチェットにして、この濃厚さと奥行きに、ビックリしたわけですが、
今もジョゼッペ翁の造りは全く昔のまま・・・

山葡萄と干したプルーンのアローマにスパイシーなニュアンス!
甘く濃密で、酸度はかなり抑え気味・・・
たっぷりのタンニンと鮮烈の果実は10年の待ちでゴージャスに開花する風情なんですね・・・

一本の懐かしいワインで、10年のプティ・タイムスリップが実現!

嘗てはそんな事もあったわけです・・・懐かしや!

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04’レ・オリヴェはここで↓



文化の日はジャズで・・・

2008-11-04 23:55:09 | ミュージック
ある曲は、小鳥のさえずりのように、
そしてある曲では、天を駆け上がるペガサスのようなピアノを目の当たりにしました。

11.3の文化の日・・・
20周年を迎えた、盛岡は西見前のジャズ喫茶『ノンK・Tンク』でのライヴでの出来事です!

その日のライヴは椎N豊カルテット!
日本人のリズムセクションにフィル・アマKストのテナーという布陣であります!

前半最後の『イン・ザ・シャイニング・アワー』での、アマKストは素晴らしいスイングのリズムセクションのノリで、ハード・ブローが大炸裂!

椎Nのピアノは後半最初のトリオで、チャーリー・ミンガスの作品の『Two BS』の演奏が最高!
とにかく、彼の演奏はとても考えられない指の動きをします!
その曲の別名のように、ハイチ人の戦闘前のダンスのごとく、
すばやく、そして攻撃的・・・
ノンK・Tンクのスタンウェイ・エ・サンズの鍵盤が壊れてしまいそうなほどの乱打ぶりでありました!

とにかく凄かった!

今年も幾つかの、いろいろな形のピアノ・ライヴを見ましたが、
まずもって、これが最高のパーフォーマンスといって過言ではありません!

興奮冷めやらぬ『文化の日』!
とにもかくにも、主宰のFご夫妻に感謝するしかないでしょう!

ありがとうございます!

ニュイ・サン・ジョルジュの極上品!

2008-11-03 12:27:12 | ワイン
小雨フル、ワタクシにとっての連休の初日、
ゴージャス極まりない『ワインとキュイジーヌの夕べ』を終えて一安心、
夜は大通りへの行脚となりました。

日曜日の大通りはポツポツ人も疎らです!
ところが、アソコだけは別世界ですよね・・・

もちろん、それはワインの殿堂『ヌッF・D・Pプ』!!
いつものカウンターに着席し、店内をクマナク眺めます。

いるはいるは、知ってる顔が・・・

さて、まずは週末の釣りの達人より、新鮮なメバルをゴチ!
姿にさばいてもらい、ビールと共に美味しく頂きました。
いつもながら、サンキューです!

ケサディージャ、双子芋の子を揚げたもの、チーズの盛り合わせと来て、
いつものブラインドタイムになりました!

イトウゾ氏、うやうやしく差し出しました、大ぶりのブルゴーニュ・グラス!
なみなみと注がれた、その液体のエッジは既にアンバーのニュアンスです。
決してステアーせずに、慎重に・・・
グラスの中央から、水のみ鳥の玩具のように、鼻を近づけます!
すうとそこには、脳みそクラクラのエロスの薫香♪
限られた、優れたブルピノ生産者までは決定です!

味わいは、あくまでも優しく底アジ系♪
滋味たっぷりで、しかもある種の野趣をも合体!
てことは、ジュブレイか?ニュイ・サン・ジョルジュか?

しかし、このエレガンスでニュイ・サン・ジョルジュはアリデショウカ?
の迷いで、プティ不正解と相成り、タクッチャは破顔一笑!

何とその答えは

1993 ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・カイユ アラン・ミシュロ

もし、NSGであれば、シュヴィヨンもしくは、ソレでしょう!
と言った、もう一人の造り手が答えだったんだわ~~!

とにかく、ニュイ・サン・ジョルジュ恐るべし!ということです!!

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11.9の8:00より『第117回 オテル・ド・ヤマダ』の開催です!
テーマは年末恒例の『冬の闇なべ』なんですね・・・
今時の気になるワイン、重厚な古酒、話題の一本が並びます!
セレクトはお任せください・・・
全てがブラインド、そしてキュイジーヌと合わせてレストランの流れで・・・

もし、参加希望の御仁は、ご連絡を・・・
登録済みの御仁はご油断無きように!

では