The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

フェミニンなNSGは素敵です!

2008-04-07 22:17:02 | ワイン
タンニンのキツサや、やや硬めのフルーツになりがちなアペラシオン・・・
そう言い切ることもありませんが、でも傾向的にはそっち系が多いでしょう!
ニュイ・サン・ジョルジュの事であります!

でもそう言えばフィリップ・ギャヴィネなんてのも、
05’でイチゴ系の柔らかなNSG造ってましたね・・・

まあこれまで最高のNSGと言えば、
ロベール・シュヴァイヨンのヴォークランやレ・サンジョルジュあたりになるでしょうが・・・特にワタクシの経験では89年物などがそれに当たります。

本日ひょンなことから、聞いた事もないNSGを開けています!
そのワインは

2005 Nuit Saint George Les Brulee Anna-Marie Gille

造り手はコンブラシアンに本拠地を置く、歴史のあるドメーヌらしいんですな・・・
しかも今を時めく女性醸造家のオマケ付きであります!

これが飲んだ瞬間フェミニンなニュアンスで、
イチゴの風味ヨロシク、舌触りと優しい酸味が心地良いんです!

まあ05’の凝縮性やスケール感を望むのなら、
リュシュノーを買い溜めておいて10年後にでも開けるのも良し!

今でしたら、アンヌ・マリー・ジルを開けて直ぐ楽しむ形もお薦めです♪
これは村名ですが、クリマのブリュレは一級ポワレの隣で、
50’植樹の超ヴィエ・ヴィーニュ!
しかも年産1500本の希少な地所なんですね・・・

最近ここらへんが、落ち着いた気持ちで飲める様な気がします・・・
年のせいでしょうか?それとも気のせいでしょうか??

明日『ボン・ションス』です!
参加の皆様は御油断無きようにお願い申し上げます。

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05’ブリュレはこの通り↓