The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

自然の摂理を街も受け入れる事が出来るでしょうか?

2007-10-14 21:52:26 | ライフ
実は川で出会ったカルガモさんがこの写真であります。

そろそろこの時期には、産卵後息絶えた鮭が川底や岸に見られるようになります。
カラスの一団が中州の胡桃の木に群れ集まり、その屍骸を狙っているようです!

何年か前に、鮭の溯上の川は良いけれど、
鮭の屍骸がどうにかならないのか?匂いが云々・・・
などの話題が新聞に載りました。

今はそんなこと話題にする事もなくなりましたが、
そのような自然の摂理を受け入れるようになるのに、
そこに住む人も熟成が必要なんですね・・・

川で起こった事が、ひいては海の環境に影響する・・・
川の自然は海の自然を保つのに物凄く大事な事なんですよね!

なにしろ、ここに鮭が戻ってくるのですから、
その川の自然の摂理になるべく手を加えない様にという事が肝要!
そんな街に住めることを、むしろ感謝すべきでしょう!

アリアニコにフィネスを見た?

2007-10-14 21:16:38 | ワイン
イタリアは南部の中心的な品種はアリアニコですよね・・・
特徴的なマラスキーノ・チェリーやスミレのエッセンスが漂い、
さらには濃厚なアジアンな香料やタールの風味を持つこともあります。

果実は幾分低酸?濃密で、若いうちはタンニンバランスの味わいでしょうか?

これが軽くなってはアリアニコではないでしょう!
てことも一理ありますです・・・もちろん!

でも濃すぎて先が見えないってのも分るでしょう・・・

ですから、アリアニコのイカリ肩をなで肩に変えて、
調和のアリアニコってのもないものか?と思っていたのですが・・・

ありましたんです♪♪

以前『フェウディ・サン・グレゴリオ』の『アリアニコ・デル・ヴァルトゥーレ』として紹介いたしました、バジリカータ州のアリアニコは御存知でしょうか?

実はそこの『バジリスコ』という造り手の物が凄い!

なんとアリアニコにフィネスがあるのですよ!
つまり出過ぎない?控えめ??そうです調和ですよね・・・
飲んで良し、マリアージュ良し、コスパ良しと良い事ずくめ!(誉め過ぎか?)

いずれ、イタリアは凄い!
でもその良すぎる気象条件をフル活用ではなしに、
いかに抑えて、そのワインに調和を賦与するのか?

それがその造り手の腕の見せ所なんですよね・・・

ところでジビエの季節がやって来ました!
中津川でカルガモさんが無防備にも微笑みかけてきたのにはビックリ!

早くお家に帰りなさい・・・

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02’ですがこれも美味しい↓