The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ジュブレイ村名あれこれ・・・・・

2007-02-08 21:02:39 | ワイン
1900円台のガブリエール・トルショットに始まり、
あの曰く付き(シャンベルタンとラトリシエールが入っていると言われる)の30000円台の2004年のドメーヌ・ルロアまで、
ジュブレイ・シャンベルタンの村名と言えども、様々な価格があるものです。

ドメーヌ・ルロアは別格として、ジュブレイ村名で高額なのは、
例えばベルナール・デュガ・ピイのジュブレイVVやエヴォスレ、
更にはクロード・デュガの03’04’物ははずせないでしょう。

もちろんオールド・ヴィンテージは除きですよ!

加えてセラファンのVVやシャルロパン・パリゾのジュスティス、
それにドニ・モルテの村名の単一畑などが次に来るのでしょうか?

それから言えば、ジュブレイでは外す事のできない、
あの高名な造り手・・・
そうです!アルマン・ルソーは意外に控えめな値段設定になっていますよね!

ルソーはシャンベルタン、クロ・ド・ベーズ、クロ・サン・ジャックの三本柱を抱える、
いわゆるジュブレイの大御所!
これだけの地所を持つ造り手は理由はともかく、
村名にも上級の畑同様に高い品質を求めるはず・・・

さてデュガーピイのVVの値段で三本買えるルソーの村名は、

開けたては、どこかミネラリーに塩辛く完全にバサロ状態、
ヴィンテージは97’、
味わいもどこか歪で、これだけで飲むには気分が乗らない、
そこで、フォルスターの上で一日放置しました。
ピノ・ノワールで放置して一番の心配は風味の欠如・・・
でもとにかく、一日目より各段に美味しかった!
むしろルソーの風貌とは桁違いの品格のある香りが立ち昇ります。
味わいは丸みを帯び、濃密さが深まります。

これは全くの私見・・・
ルソーを三本買うでしょう。

ルソーのジュブレイは人気銘柄!
今6000円台で購入できるのはここだけ↓



03’はこの値段になります↓