The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

いざ、サウスリヴァー・ディストリクトへ!

2007-02-02 23:38:05 | ワイン
実はわたくしが生まれたのは志家神明前、
今はバスセンターの倉庫があるあたりでしょうか?
つまり、サウスリヴァー(河南地区)が根城だったのですよ。

夕食は南大通りの居酒屋『一P』で寄せ鍋を食べました。
そこから徒歩で、嘗ては庭のように走り回った肴町をぶらぶらと・・・
電信柱もなく、旧岩銀本店や啄木賢治記念館の風景よろしく、
今も昔もここは情緒のある街並みです!
素敵な場所ですが、残念ながら人気がない!!
夜のサウスリヴァー・ディストリクトの復権を願うばかりです。

さて、久しぶりやのワインバー『AッカT-ネ』に御邪魔をしました。
オーナー・ソムリエM田さんとは5年ぶりでしょうか?
2丁目での伝説のワイン会以来となりますかな・・・
花金ではありますが、店内満員御礼!流石です!!

アンティパスティを頂きながらカヴァで乾杯!
そして彼が選んだ一杯の赤ワインは・・・

2003 Taurasi Feudi di San Gregorio

実に本人が収穫を手伝ってきたヴィンテージとの事・・・
思い入れはいっています!

濃厚なヴァイオレットの色合いに、アリアニッコの地場の香気が食欲をそそります。
熟したプラムとブラックチェリー、更には鉄分を含んだ砂利のニュアンス!
リコリスにスミレの花のエッセンス!
十分に温度を上げたサービスは大成功!
良くできたアリアニッコのタンニンに、丸みを負わせるに十分な空気とのふれあいです。

オーナー松D氏から南イタリアの風をいただきました。

フェウディ・サン・グレゴリオのタウラージここが良心的↓
残念ですが02’です!




シラーVSシラー盛岡夜のブラインド行脚

2007-02-02 00:18:23 | ワイン
代替わりとなったヌッフがどないなっているのか?と思い、
久しぶりの行脚に出かけました。

折りから、外は細雪・・・
明日は積もるのか?と案じつつも、体感温度高めで大丈夫!
明日も積もることはないでしょう。

1週間ぶりのイトウゾ神父、疲れながらも充実感みなぎっております!
この様子では、ZOO再開もそう遠くの事ではないでしょう。

さて、早取りワカメと赤ナマコをポン酢で頂き、
ビールをジョッキで2杯、
そこから、黒トリュフのパスタと若竹のロースト!
凄い取り合わせでしょう・・・そして赤のブラインドに入りました。

イトウゾ神父が差し出しましたボルドーグラスには、
青みの見える濃厚なヴァイオレットの液体が・・・
ミネラリーにしまったトップに、青いカラントのインキーな香気を感じます。
味わいはしっかりと辛口に纏め上げたマルゴーのクリュ・ブルジョアタイプ!
ひょっとしたらのイタ公はあっても、
まさか、ボルドー品種以外はあるまいな・・・と思っていたところ、
なんと、DOCコルトーナのシラーだと!!
年間生産3500本、日本には100ケースほどしか入ってこない代物!
ビックリしました。

2004 シラー ポデーレ・イル・カスターニョ DOCコルトーナ

シラー100%、2003年がファーストヴィンテージ、なんとこの04’
ヴェロネッリ誌でトリヴィッキエーリを獲得したとの事・・・

それから、帰るニャ早い9時半に、
御年賀でO様を覗いてみた所、
ここでもチリの銘酒エチャヴェリアのシラーをブラインドで・・・
チリのマイポは当たりましたがシラーには驚きでした!
濃厚でパワフルな味わいとクドサを鎮める適度な酸味!

シラーも国際色豊かになりました・・・
これはエルミタージュもおちおちしてられませんな!

ポデーレ・イル・カスターニョの04’物!
最安値はここ↓