普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

頑張れフォークス

2007-10-12 09:48:14 | 日々雑感
  私は隠れフォークス・ファンだ。
 そうは言っても、一度も球場へフォークスの試合を見に行ったことこともないし、テレビだって他の番組のコマーシャルの間にちょっと覗くだけだから、球場を埋めつくす熱心なファンから、そんないい加減なやつからフォークスのことなど言われたくないと言われても当然だ。

 然し、西鉄ライオンズが稲尾さんを擁して、巨人相手に奇跡の逆転劇に興奮した時からの地もとプロ野球のオールド・ファンとして、そしてフォークスを率いる王さんのフアンとして一言書かせて頂きたい。

 なお私は人のことを書くときは必ず「さん」づけで書いているが、スポーツ関係のことを書くのに「さん」付けで書くのは違和感があるのでこれだけは呼び捨てで書いた。

 そんな私だから詳しいことは何も知らないので、インター・ネットから「プロ野球データリーグ」
と言うサイトを見つけ出し、その数字を使わせて貰うことにした。
 これは「みどりび」さんが、各年度毎のセ・パ両リーグの打者、投手の克明なデータの集積されたもので、その努力にはただ感服するばかりだ。
 もし私の書いた数字で間違いがありとすれば、責任は「みどりび」さんに断りもなく使った私にあることを明記して置きたい。
 もっともこの様な駄文に本気になって文句を付ける人など皆無と思うが。

[フォークスの試合の傾向]
 最初に「テレビだって他の番組のコマーシャルの間にちょっと覗くだけだから」と書いたが、その理由は最初の数回を見れば、その試合の傾向は直ぐ判るからだ。
・つまり最初の3回くらいで、フォークスが何点か入れておれば、仮にその回までリードされいても、余程のことの無い限り、フォークスが勝つ可能性が高い。
 その理由はフォークスがパ・リーグ随一のチーム打率と防御率(これは「みどりび」さんのデータでなく、新聞の評による)を持っているからだ。

・その試合が互いにエースの投手を出しての緊迫した試合で3回位の間に互いに0点が並んでいたときは、フォークスが負ける可能性が高い。
 何故なら、フォークスのエース級の防御率は斉藤が 2.74、杉内が2.46、和田が2.82に対して、例えばロッテは成瀬が1.82、渡辺が2.44、日本ハムはダルビッシュが1.82、グリンが2.21と他チームより投手力に劣る上に、重量級の松中、小久保がエースの投手に極端に弱いからだ。

・この傾向がフォークスに取って致命的なのは、短期決戦である決定戦に効いてきてここ数年連敗を喫する原因となっている。
 何故なら、ロッテ、日本ハムとも重要な試合には、防御率1.82の成瀬、同じ数字のダルビッシュを投入すれば絶対に勝てるからだ。

・だから、リーグ戦中はパ・リーグ随一のチーム打率と防御率を持っているのでトップを走れても、(今年は負傷者続出で3位に止まったが)決定戦に負けて仕舞うのだ。

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    フォークスへ提案
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・エース級の投手を採用し育成する
 特に両リーグで目立つたように、新人のエースの育成だ。
 素人考えだが、この傾向は女子のフィギュアではないが、若い投手が戦力の中心になる傾向は今後も続くと思う。

 こんなことは敢えて言わなくても球団ではとうに判っていることと思うが、前回のドラフト会議でトップに打者を指名したが、投手にすべきだった。
 何故なら野球は投手一人と八人の打者の試合だからだ。

・頑健でガッツのある選手を入れる
 新規採用、トレードでは日本ハムから巨人にに移った小笠原、阪神の金本の様な体が丈夫でガッツのある人を入れる。
 何故なら試合中は何が起こるか判らないが、それでも何とか試合を作って行ける打者も欲しいものだ。
 有力選手が二三人抜けたら試合にならないと言っていたら全国制覇など夢の話しになる。

・練習方法を見直す
 今回のシーズンは松中、小久保、斉藤と言う中心選手の故障に泣かされ、その不調は決定戦まで持ち込まれた。

 3人の名前を並べて気づくのは、皆が責任感が強く、頑張り屋ばかりだ。
 そして故障の原因がみな、試合中に起こった事故とは無関係で、体の酷使とか疲労に基づくものばかりのようだ。
 正式の試合に入って練習の過労が祟って休場と言うのが、今までのパターンのような気がする。

 監督が真面目な王さんとあって、シーズン前の練習で体をいじめ過ぎたのではないだろうか。

 それ以上は素人で判らないが、運動と休養のバランスを取って、試合に100%の力を発揮できるような練習方法とそれを指導するコーチが必要な気がする。

・食らいつき型の選手も養成する
 相手チームのエースが出ても何とか食らいついてヒットが出る選手を選び、打撃練習方法も考えてる。
 小久保を見ていると高めの球はホーム・ランを打てても、今はどの投手も決め球としている、低めの球やフォークには極端に弱いようだ。
 松中の場合はそんな際立った特徴はないがやはりエース投手には際立って弱いようだ。

 勿論このタイプの強打者も必要と思うが、オリックスに移籍した村松のようなタイプも用意して置かないとエース級が出たら、フォークスでもそれ以上の投手が出ない限りお手上げと言うことになる。

 弱小チームならいざ知らず、全国制覇を目指すチームは敵のエースが出ても何とか試合を作れる選手も必要だと思う。

・元気な王さんであって欲しい
 試合に勝つことは勿論大切だが、今まで以上に健康にも留意して欲しい。
 読売新聞の地もと版の川柳で、「スコアより気になる王の頬のこけ」と言う川柳が出てきた。
 フォークスより王さんのフアンである私は、王さんが元気で何時までもフォークスの監督であって欲しいと祈っている。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (団長)
2007-10-12 23:06:29
ただいま人気ブログを応援しています。
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TBを頂きましたmoroと申します (moro)
2007-10-17 23:24:28
ご訪問ありがとうございました。
私は、この秋(と言っても福岡は物凄い暑さで、こちら札幌の夏より暑かったのですが)福岡を訪ね、街の綺麗さ、市民の人柄、ホークスに対する愛情を目の当たりにし、感激いたしました。建築も新旧素晴らしいものが多く羨ましく思っております。
無党派Aさんの記事もとても読み応えがあります。
これからも素晴らしい記事を期待しております。
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Unknown (無党派A)
2007-10-18 21:33:51
団長さん、moroさん、貴重なコメントを頂きまして有り難うございます。
今後ともご助言とサポートをお願い致します。
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