普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

国の安全保証に就いての提案

2016-05-02 11:11:20 | 外交・安全保障
 ガセネタで戦争違反の恐れのある小泉さんのやり方の反省を忘れた安倍さん。私の考える安保政策。
 4月24日読売の京都府選の報道です。
 京都府選で自民党で町村前衆議院議長の松村さんの娘婿の和田由明が僅差で勝利。その原因は自民党議員の不祥事や失言「自民におごりのムード」が醸成され追い上げをゆるした。
 それに対する野党4党は破れはしたものの猛追したことで「共闘は参院選でも通用する」との手応えを掴んだ。4党は選挙戦で政党色を薄めて幅広い支持を得る為に安全保障関連法廃止を掲げる団体を全面に出し「安倍政権対市民」の構図を演出した。
「小泉内閣のイラク派遣活動の問題」
 私は上記のことに関して次のようなことをブロクに投稿しました。
 給水などの活動は良いとして、米国の後方支援として飛行機による米軍の兵士などの輸送は、敵国のイラクから見れば明らかに戦争行為だ。ただイラクに空軍もなく対空兵器もないも同然だったので、日本もそれを行ったし無事に終わった。
 もう一つの大きな問題は米国の完全なガセネタで自衛隊と憲法違反の危険を冒してイラクに派遣したことだ。
 この反省を踏まえて今まで疎かになっていた情報機関の整備をすべきだ。
「安倍二次内閣」
その後の安倍一次内閣は閣僚の事務所経費問題でのマスコミの総攻撃・お友達内閣の批判・小沢さんの苛めによる?体調不良で政権放棄しましたが、私はその以前から安倍さんは一度下野して再出発すべきと書いた通り、二次内閣として復活しました。
 私がそのように考えたのは、
(多分小泉さんのやり方の反省に基づく)
・就任直後の中韓訪問
・国際情勢を考えて靖国参拝の自粛
・主張する外交のための情報機関設置の政策の発表
と教育基本法など重要法律の成立などの成果
・次期はマスコミから批判されたお友達内閣の失敗くりさないだろう。
と言う理由でした。
 その第二次安倍内閣の出発に際しては、第一次内閣でのマスコミなどの批判を反省し、首相としては充分な資格・経歴を持つ慎重な石破さんや谷垣さんをなどの意見を取り入れて慎重な運営をすることと書き、そして安倍さんもそれぞれ重要なポストにつけました。
 しかしその後の現実は素人の私の期待まる外れ。
・靖国参拝で中韓の反日政策の再発と定着化。両国の首脳との会談は先方から拒否され他の国の首脳との会談ばかり。信念を持っての参拝ならそれを続ければ良いのに一度きりで止めてしまう。
・情報機関設置は何処へやら。韓国・中国の慰安婦問題や反日キャンペーンでは完敗。官房長官の反論を他国で聴く人はいない。中国からと言われる政府・重要企業へのサイーバー攻撃にやられっぱなし。最近やっと国連への申し入れや政府のホームページで反論は焼け石に水。
 イスラム国の罪にたいする(戦争とも取られない)償いを求める安倍さんの外国からの過激発言。問題が発生した国の同意を得ての自衛隊による拉致された日本人の救出、任務遂行のための駆けつけ警護、私が言う憲法違反と言われても仕方がない戦争行為に当たる人員・武器・爆弾輸送などの後方支援と、その推進。それを攻撃する野党の質問に対してしばしば戸惑う自民党では防衛問題では一番詳しい担当の中谷防衛大臣に変わっての安倍さんの国会答弁。さては安保問題に就いて安倍さんの独走? 私の心配したように安倍さんは国と自民党政権の大きな影響を与える問題に就いて慎重な石破さんや谷垣さん、担当の中谷さんと相談しているのでしょうか。
 そして同時に行われた京都府選を放棄してでも北海道に集中した選挙選での自民党での僅差の勝利。安全保障関連法廃止を掲げる団体を全面に出した選挙戦術に手応えを感じている民進党を中心とする野党。
 このままでは次期参院選で勝っても僅差で安倍さんの念願の憲法改正(大賛成)など遠くなるばかり。
 適当な政権交代を望んでいる私としては、自民、(旧民主党の旧社民党や日教組などの左翼を除くと言う条件での)民進党連合がどちらが勝っても良いのですが、現在政権を持ち参院選でも勝利するかもしれない自民党政権が国の方向を誤らせないことを願うばかりです。
「私の考える安保政策」
・空爆に絞るなど同盟国の米国国民が血を流さないところで、憲法違反の批判を冒してまで自衛隊が血を流すことはない。
・機雷除去や民政支援など自衛隊が血を流す危険性の殆どないところでは積極的に活動する。
・兵士、武器、弾薬などの輸送などは戦争行為て憲法違反といわれても仕方がないことは避ける。
・自衛隊が駐屯していない地域での「駆けつけ警護」や邦人救出などには安倍さんが言う様色々の前提条件があるが、その条件下なら自衛隊でなくて専門の警察の機動隊を使う。
つまり日本での活動を外国にまで延長するだけ。自衛隊の出動→戦争と言う批判を避ける。
・当面の活動の重点は前の維新の会も賛成していた周辺海域に重点を置く。民進党も多分賛成。
・(安倍さんが前言っていた)主張する外交のための情報機関設置の政策
 読売はこの設置が遅れているのは世論の反対のを考慮しているのではと書いて居たが、世論の反対する中で安保政策を強引に推進している安倍さんがやろうと思えばできること。現状ではいざと言うときのサイバー攻撃とそれにやられっぱなしになるのはは必至。これを護るのも国防の一つ。そのためにウインドウウズに代わって日本発OSの「トロン」によるクロウズド・サーキットを作り政府・重要企業に普及させる。
 完敗の慰安婦・反日キャンペーンに対して、日本の意見の積極的発信。政府発信に問題があるとすれば、表向きは国民からの発信の形も併用。これも国防の一つ。
・憲法問題は前文の前提と九条の矛盾など現実離れした問題を取り上げるなど「そもそも論」から議論し改憲の機運を盛り上げる。

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