普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

今回の選挙で思うこと(3)

2017-10-25 11:21:36 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
「希望の党の大敗」
 今回の選挙は自民党勝利、立憲民主党の大勝、希望の党の一人負けの大敗に終わりました。
 立憲民主党の大勝は希望の党から弾き出された枝野さん以下の民進党員への日本人らしい判官贔屓、枝野さんの人気沸騰に見られるように、正に小池さんの都知事就任後、阿呆な自民党都議から苛められた挙げ句の小池さんが率いる都民ファーストの大勝と全く同じ図式です。
 批評家は小池さんが石原、升添さんなど「敵」を創る戦略で成功した小池さんが、今回は枝野さん他の「敵」にななったと言っていました。そして小池さんの民進党全部を受け入れる気はさらさらないとの発言が今回の大敗の最大の原因だと言っていましたし、小池さん自身も反省していました。
 私はそれだけでなく選挙までの短い期間の問題も有りましたが、小池さんの独善的なやり方への批判も大敗の一因と思います。
 私は前回の投稿で次のように書きました。
党の候補者発表の日、都民ファーストの幹事長とその次に位置する女性役員が、小池さんの都の運営の軽視、公約では情報公開と言いながら、党内ではブラックボックス的な物の決めかた、党員の口を封じるなど批判して同党を離党し、テレビでも可なり大きく報道された。それと小沢さん、野田さんなどの大物の排除。そんな人が党に居たら仕事がやりにくいのか、自分だけ目立ちたいのか。小池一強の党で安倍さんに劣らぬ多くの実力者が揃う自民党に長い間の戦いを勝ち抜けるのか。
 その

象徴的な出来事は小池さんの腹心中の腹心で希望の党の立ち上げの中心となった若狭さんの落選です。24日のミヤネ屋で多くの質問に○×の両方を出した若狭さん。多分言いたいことが一杯あったのでしょう。
 私は選挙の前に以下のようなことを書きましたが、今回の希望の党の大敗の最大原因は小池さんの長としての資質に欠けることにあると思います。
 25日にフランスから帰国する小池さんを囲んでの会では小池さんへの苦情が噴出するだろうと朝のテレビで言っていました。私は人の文句を言う前に自分の不明を恥じるべきだと思うのですが。
「私の小池さんへの見方」
  一党の長としての資質の欠如をさらけ出した小池さん。自らの同代表宣言。その会見があるまで知らなかった可哀相な若狭、細野さん。しかも今までの二人の活動の成果を無情なリセット宣言。冷酷で人を信じることの出来ない小池さん。小池さんは自分ファーストではないかとテレビでの批判続出。オリッピックの場所問題では3連敗。それでも400億円を削減したと都の職員の努力を言わずに、全て自分の功績にする。豊洲問題では都の職員を除け者にして何とか委員会の意見に頼るなど、自分だけが目立ちたがるやり方を見ると、個人としての資質はともかく、長として皆を率いる資格はあるのかと思う。こんな状態で皆が協力して厳しい選挙を戦えるのか。

 今になって希望の党で落選した人、当選した人からも小池批判、党の解体など言っている人がいるそうですが、新聞とテレビだけしかない情報源の私でもでもこれだけのことが判るのに、政治の中心にいる前原さん初め、生活の殆ど全てを議員活動に掛けている政治家たちは小池さんの長としての資質が欠けていることを考えつかなかったのでしょうかね。
「その他の感想」
・希望の党のこれから 
 そう言う私も前に小池さんの政治活動を補佐する副知事に元横浜市長の中田さんを置くのではと書いて見事外れました。そして小池さんが自分が自由になる副知事に女性(メディアでは名前さえ報道しませんでした。)を当てたとの報道を聞き、小池さんに匹敵する大物の登用を拒絶する希望の党への希望が全くなくなりました。
 今の希望の党の当選者に、維新の会の片山虎之助さんのような党代表以上の経歴と実力を持つ人がいます。希望の党に小池さんに劣らぬ大物が居るのでしょうか?これからそのような人が入ってくるのでしょうか?小池さんの言いなりになる人ばかりの党に将来の希望はあるのでしょうか?
・立憲民主党と民進党へ
 これから両者の関係がどうなるか判らぬので表記のように書きました。
 今までの民進党のように何でも反対では何時も書くようにかっては「山を動かした」社民党のように衰亡の途を辿るようなものです。何故なら某批評家も言っていましたが日本全体として保守の人が7割を占めている日本だからです。書店では自民反対の党の批判をしている雑誌が売れており、週間金曜日など左側の本は私のいる地域では全く出ていません。
 民進党や共産党が反対で盛り上がるほど、国民は冷めた眼で見ていること。国民は共産党はブレーキ役しか期待していないが、立憲民主党や過去の?民進党のような最大野党には政権党としての資格の有無を判断基準として見られていることを忘れないこと。
 やはり最大野党の立憲民主党は維新の党が言う様に是々非々を通すこと。党としての自民党が負けないような対案や提案を出すこと。
 自分達の主張と朝日、毎日とその系列のテレビの主張があったとき党の将来のためにも一歩退いて考えること。安倍さんも朝日批判らしいことを言っていましたが加計問題で前者が報道しない自由の行使をしても、多くの心ある人はネットや前記の雑誌で良く実情を知っています。*追記参照
・左右に大きくブレる東京都民。
 私は以前「群がるのと江戸 東京は直ぐ並ぶ」と書きました。都議選では小池さん率いる都民フアーストの党が圧倒的な勝利。今回の衆院選では同じ小池さん率いる希望の党の当選者は選挙区では長島さんただ一人、都民は身近の小池さんの言動を良く見ているのでしょうが、2つの選挙結果の落差の大きいこと!!!
・18才の選挙参加は早すぎる?
 何時も書く様に報道の裏の裏まで判らねば投票できないこと。自社の意見に固執し自社の都合の悪いことは報道しない朝日、毎日など。それに乗せられたワホイドショー。これで若い人達が正しい判断を出来るでしょうか?
 選挙前少なくとも意見の対立する党の代表とその審判役の批評家をいれた討論会をするしかないと思うのですが。

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追記:
10月19日の読売新聞の広告です。 
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