普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

言葉が軽すぎる安倍さんを戴く自民党へ

2017-07-19 10:14:10 | 政策、社会情勢
都ファ49、自民23(前回57以下同じ)、公明23(22)、共産19(17)、民進5(7)前回当選15、維新1(1)
 都議選の自民党惨敗の理由に就いては前回の「支持率が10ポイント下がった自民党」などで何回も書いていますし、マスコミでも色々言われてるので下記の点に絞って纏めて見ました。
「言葉が軽すぎる安倍さんを戴く自民党へ」
安倍さんの官房長官時の朝日とのバトルの時から言葉が軽い事、喧嘩腰が強いことに気づき今まで何度も書いて来ました。
 安倍さんが病気で首相を辞めたとき、再度復帰することを期待すると書いて来た私の予想が的中した第二次安倍内閣が出来たとき、今度こそ安倍さんに対して何も言えないお友達内閣を作らないよう書きました。勿論井の中の蛙の意見が通ったわけではありませんが、石破さん谷垣さんなど大物の慎重派の人を閣僚に入れました。それがまたいつのまにか昔のお友達内閣になって安倍さんの失言に何も言えなかったのが今回の支持率暴落の要因となっているのは支持・反対を含めマスコミの定説になっております。
彼の失言の数々です。
・森友問題で自分のことだけ言えば良いのに奥さんまで関与していたら、議員も総理も辞める発言。そして未だに尾を引く100万円寄付の話。奥さんまで関与など言わなかったら何でもない話なのに。
・加計問題で自分は何も関わっていない発言。加計が問題なら他の場所も認めて良い発言、それに対して安倍さんの言う特区制度はどうしたのとのテレ朝の批判。7月15日の獣医学部の新設を考えていた京都産業大学の自主的な撤退発言。元文科省事務次官の加計ばかりに偏ったねじれ発言などを吹っ飛ばすような報道。加計問題に絞って文科省役人が忖度して内閣のどこが悪いかとつっぱっていればよかっのに。
・そして最近の支持率に一番響いたとされる演説の野次に対して「自民党はこんな連中に負ける訳には行かない」発言。

  読売テレビで石破さんの安倍さん批判の後で、温厚な森本元防衛相が今回の問題で自民党の有力者は何をしていたのかと珍しく厳しい発言をしていました。丁度石破さんの出演時間が切れていましたので彼の意見が聞けなかったのは残念です。私は前に書いた安倍さんの軽い発言の時、誰かが安倍さんへ忠告、発言の撤回とか修正を直ぐしていればと思うのですが。
 井の中の蛙の私でも安倍さんの言葉が軽い事、喧嘩腰が強いことを知っているのに、安倍さんに何も言わないのか言えないのか、党内の有力者なら電話一本で安倍さんに話が通じるのに。もし安倍さんが言う事を聴かなければ、後で俺が言ったのに聴かなかったと彼の批判が出来るのに。
 いずれにしても最大グループの中からTHISの全てを出しているし、次派閥の麻生さんが安倍さん支持を打ち出しているので、嫌でも安倍さんに依る閣僚人事の改革に頼るしかないと思います。そうなれば党内で批判しあって党の支持率を下げるより、石破さんを含む大物が一致団結して立ち直りの方策を考えて太難を乗り切るしかないと思うのですが。
 もし石破さんが入閣を断って安倍さん、自民党の支持率を下げれば、次の石破さんの自民党総裁、総理のチャンスはなくなるのは石破さんも良く判っているような気がしますが。
 勿論安倍さんが石破さんなど自分に批判的な人を入れなければ、安倍内閣の支持率はさらに下がるし、安倍さんの次期の総裁の目もなくなるような気がします。

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