実現出来ぬと知っていて掲げた民主党マニフェスト・自助より給付の民主党・国民の自民党アレルギーに応えない自民党
「ダイアモンド・オンライン」に安倍元首相のインタビュー記事が載っていましたので、その中から気になる所を拾って見ました。 (黒字は私の意見です。)
・民主党には、小沢一郎さんをはじめ、かつて自民党の中枢にいた人たちが参加しています。彼らは、実現できないマニフェストであることをわかっていながら、それを掲げて政権を獲り、綻びが見え始めてからも政策転換をできずにいる。 (私も小沢さんほどの人が民主党の公約が実現できないくらい始めから判っていると思います。判っていながらこれを出して結果的に国民をだまし、そして現在はマニフェスト回帰と言って党内の政争の具に使っています。)
・自民党と民主党では、基本的姿勢において大きな違いがあります。端的に言えば、「保守政党」と「革命政党」という違いです。鳩山、菅内閣で顕著だったのは、「国家対市民」「企業対消費者」「経営者対労働組合」という対立構造を前面に出して、自分たちは常に批判する立場の側に身を置くという姿勢です。 (私は民主党の中ではそう思っていない人も多いと思いますが、日教組や社会党の人達に引っ張られる傾向は避けられないのに、自分達が権力側に立って戸惑っているのが現状でしょうか。)
・民主党には給付政策はあっても、産業政策もエネルギー政策も成長戦略もない。「国家経営」という観念がないから、こうなってしまったのでしょう。 (経済の低迷期に中小企業支援策ばかりの経済政策では経済無策と言われても仕方がないと思います。)
・今こそはっきりと自らの立場を主張していかなくてはなりません。革命政権は国家の歴史、文化、伝統の断絶を目的としますが、保守政権はその逆。これまで培われてきた伝統はなぜ続いているのかを謙虚に考え、伝統の上に新しい文化をつくっていきます。(後記)
・選挙に勝つ目的で便宜的に違いを明確にしようということではなく、こうした理念の下に「こういう国づくりをしたい」「日本をもっと素晴らしい国にしたい」というパッション(情熱)を示すことが必要。今、我々や谷垣総裁に求められているのは、まさに理屈ではなく情熱だと思います。(後記)
・今の自民・民主両党に、かつて互いの政党にいた議員が混在し、各政党が1つの理念で結びついていないという問題は、確かに大きい。理想論としては、1つの旗の下に志を同じくする政治家が垣根を越えて集まることが望ましいですね。ただ、小選挙区制の下では、それは難しいのが現状です。(二大政党の成立を目的としているので、理念は別としてどちらかの大きい、勢いがある政党にくっつくのかも知れません。) しかし、次の総選挙ではそんなことを言っていられません。おそらく第三極も含めた大混戦になるでしょう。民主党に対して強い「ノー」が突きつけられる一方、それが既成政党全体に向かってくる可能性もある。不確定要素が多く、一概には言えませんが、選挙の結果次第では政界再編が起きる可能性も十分あると思います。 (後記)
・社会保障には、自助、共助、公助という3つの考え方がありますが、本来、社会保障制度の構築において軸足を置くべきは自助です。それでどうにもならない場合は、公助、共助で補っていく。日本は元来そうした文化の国でした。
しかるに現在の社会保障政策は、自助、共助、公助を同等に並べている印象があります。これがある意味、国民に幻想を抱かせる原因になっている。自助の精神を忘れた社会が衰えていくのは、間違いありません。
民主党は最低保障年金を創設し、税金で賄うことを唱えてきましたが、これについても保険料の比率を残すべき。すでに「打ち出の小槌はない」ということがわかっているので、国民にも負担を求めるほうが現実的だと思います。 (私も何度も医療・介護面で高齢者も何らかの負担をし、もっと前向きに社会や国に貢献すべきと書いてきました。自助を抜きにしては金が幾らあっても足りないのは当然です。 今の厳しい財政状況なのに、個々の問題について民主党は国民の負担を増やす事を避ける一方で、消費税増税を言い出しています。)
[自民党へ]
安倍さんは自民党のまずいところ、何故自民党の支持率が破綻寸前の民主党と変わらないかを、話しその対策も語れば、安倍さんの話の真実味や自民党のやる気が国民に納得できると思ったのですが。
自民党の問題点は国民の間に未だに残る自民党アレルギーをいかに解消するかの答えが出ていないのか、またでていても国民に届いていないのです。
その端的な例が衆院選敗戦、政権陥落の反省も何もないように見える「みんなでやろうぜ」の谷垣さんを未だ担いでいることです。
安倍さんから麻生さんに続いた公務員制度改革が何故オジャンになったか、同改革を訴えた民主党政権が発足時にどれだけ国民から期待されたか、政権のアラが出たした時にも、マニフェストを変えてもよいと世論調査の数字にでたかを自民党は良く考えるべきです。
自民党が敗戦後やったのは役員の若返りだけ、首相の足を引っ張る族議員や派閥の領袖の評判の良い首相を選びリモートコントロールと疑われていることの回答を国民にだし、これからの自民党政権は過去のそれと違うのだと訴えるべきだと思うのですが。
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「ダイアモンド・オンライン」に安倍元首相のインタビュー記事が載っていましたので、その中から気になる所を拾って見ました。 (黒字は私の意見です。)
・民主党には、小沢一郎さんをはじめ、かつて自民党の中枢にいた人たちが参加しています。彼らは、実現できないマニフェストであることをわかっていながら、それを掲げて政権を獲り、綻びが見え始めてからも政策転換をできずにいる。 (私も小沢さんほどの人が民主党の公約が実現できないくらい始めから判っていると思います。判っていながらこれを出して結果的に国民をだまし、そして現在はマニフェスト回帰と言って党内の政争の具に使っています。)
・自民党と民主党では、基本的姿勢において大きな違いがあります。端的に言えば、「保守政党」と「革命政党」という違いです。鳩山、菅内閣で顕著だったのは、「国家対市民」「企業対消費者」「経営者対労働組合」という対立構造を前面に出して、自分たちは常に批判する立場の側に身を置くという姿勢です。 (私は民主党の中ではそう思っていない人も多いと思いますが、日教組や社会党の人達に引っ張られる傾向は避けられないのに、自分達が権力側に立って戸惑っているのが現状でしょうか。)
・民主党には給付政策はあっても、産業政策もエネルギー政策も成長戦略もない。「国家経営」という観念がないから、こうなってしまったのでしょう。 (経済の低迷期に中小企業支援策ばかりの経済政策では経済無策と言われても仕方がないと思います。)
・今こそはっきりと自らの立場を主張していかなくてはなりません。革命政権は国家の歴史、文化、伝統の断絶を目的としますが、保守政権はその逆。これまで培われてきた伝統はなぜ続いているのかを謙虚に考え、伝統の上に新しい文化をつくっていきます。(後記)
・選挙に勝つ目的で便宜的に違いを明確にしようということではなく、こうした理念の下に「こういう国づくりをしたい」「日本をもっと素晴らしい国にしたい」というパッション(情熱)を示すことが必要。今、我々や谷垣総裁に求められているのは、まさに理屈ではなく情熱だと思います。(後記)
・今の自民・民主両党に、かつて互いの政党にいた議員が混在し、各政党が1つの理念で結びついていないという問題は、確かに大きい。理想論としては、1つの旗の下に志を同じくする政治家が垣根を越えて集まることが望ましいですね。ただ、小選挙区制の下では、それは難しいのが現状です。(二大政党の成立を目的としているので、理念は別としてどちらかの大きい、勢いがある政党にくっつくのかも知れません。) しかし、次の総選挙ではそんなことを言っていられません。おそらく第三極も含めた大混戦になるでしょう。民主党に対して強い「ノー」が突きつけられる一方、それが既成政党全体に向かってくる可能性もある。不確定要素が多く、一概には言えませんが、選挙の結果次第では政界再編が起きる可能性も十分あると思います。 (後記)
・社会保障には、自助、共助、公助という3つの考え方がありますが、本来、社会保障制度の構築において軸足を置くべきは自助です。それでどうにもならない場合は、公助、共助で補っていく。日本は元来そうした文化の国でした。
しかるに現在の社会保障政策は、自助、共助、公助を同等に並べている印象があります。これがある意味、国民に幻想を抱かせる原因になっている。自助の精神を忘れた社会が衰えていくのは、間違いありません。
民主党は最低保障年金を創設し、税金で賄うことを唱えてきましたが、これについても保険料の比率を残すべき。すでに「打ち出の小槌はない」ということがわかっているので、国民にも負担を求めるほうが現実的だと思います。 (私も何度も医療・介護面で高齢者も何らかの負担をし、もっと前向きに社会や国に貢献すべきと書いてきました。自助を抜きにしては金が幾らあっても足りないのは当然です。 今の厳しい財政状況なのに、個々の問題について民主党は国民の負担を増やす事を避ける一方で、消費税増税を言い出しています。)
[自民党へ]
安倍さんは自民党のまずいところ、何故自民党の支持率が破綻寸前の民主党と変わらないかを、話しその対策も語れば、安倍さんの話の真実味や自民党のやる気が国民に納得できると思ったのですが。
自民党の問題点は国民の間に未だに残る自民党アレルギーをいかに解消するかの答えが出ていないのか、またでていても国民に届いていないのです。
その端的な例が衆院選敗戦、政権陥落の反省も何もないように見える「みんなでやろうぜ」の谷垣さんを未だ担いでいることです。
安倍さんから麻生さんに続いた公務員制度改革が何故オジャンになったか、同改革を訴えた民主党政権が発足時にどれだけ国民から期待されたか、政権のアラが出たした時にも、マニフェストを変えてもよいと世論調査の数字にでたかを自民党は良く考えるべきです。
自民党が敗戦後やったのは役員の若返りだけ、首相の足を引っ張る族議員や派閥の領袖の評判の良い首相を選びリモートコントロールと疑われていることの回答を国民にだし、これからの自民党政権は過去のそれと違うのだと訴えるべきだと思うのですが。
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田中派の紅白戦です。
野田、検察、ガッキーのやる気のなさは異常です。
小沢と創価が解散させない理由は簡単。
それは小沢と創価が黒幕だからです。
事実、野田のマズイ政策は
すべて小沢の利権と結びついています。
詳細はこちら↓
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