私の住んでいる北九州市とその周辺地域は公民館活動が盛んで、私も三つのグループに参加している。
その一つの英語新聞輪読会は時事問題のテーマを扱うことと、問題意識の有り過ぎる人達(そう言う私もその傾向があるが)の集まりのため良く政治、社会情勢についての雑談があり何回か私のブログで紹介したことがあった。
ところが、先日私の属している音楽関係のグループで、男性のリーダーが休んでいた関係もあって、休憩の時間に珍しく政治や社会情勢のことが話題になった。
なおメンバーは何処の公民館グループとも同じような50代後半から60代のまでの数人の小母さんとその日は黒一点の私だけだった。
[普通の小母さん達の政治談義]
Aさん:今頃、家庭内の殺人事件や「誰でもいい」殺人事件ばかり起こるし、今の子供の言うことやすることを見ていればこの先日本はどうなるの?
Bさん:それに最近は家庭内殺人でも年寄りの犯人が増えてきているし、モンスター・ペアレントは出るし、世の中は可笑しくなって居るんじゃない?
Cさん:小泉さんが出てきて何もかも引っかきまわしてしまったからねえ。
Aさん:私は昔は小泉さんのフアンで、小泉さんが来たときは見にいったのよ。
Dさん:安倍さんや福田さんが出てきて直そうとしただけど、直ぐに辞めてしまって。
Bさん:それにしても麻生さんは頼り無いねえ。口は軽いし、失言はするし、人を小馬鹿にしたような物言いだし。あれでは人気は落ちるばかりよ。
Fさん:そう言えば総理大臣になった人たちは、何故人相が悪くなるのかしら。
Dさん:そうかしら。
Fさん:今の橋本さんや小泉さんの顔をみてごらん。あの人達の若かったころの人相は良かったのに。
その点、安倍さんは早く辞めたので人相は前と変わってないようよ。
僅か15分そこそこの雑談だったので、話題は上のようなことをさらりと撫でただけで終わった。
私は素人の癖にブログで色々判ったような顔をして大きなことを書いているが、口出しをしてことを場を深刻にするような集まりではないので、黙って小母さんたちの話を聞いていただけだった。
[小母さんたちの話題と私の意見]
社会の劣化
私は何度も書いて来たし、多くのブログでも議論されているように、問題の根源は米国の占領政策の負の部分と国民の敗戦のショック、それと核家族化などの社会環境の変化な対応出来ないまま、半世紀過ぎた今でも何も軌道修正されぬまま今に引きずってきたのが最大の原因だと思う。
(詳細は長くなりすぎるので、もしご興味がおありの方は下記の資料をご参照下さい。)
家庭内犯罪の高齢化
女性たちが言う様に60代前後の人達の犯罪が増えているが、私たちの年代の人達はまだ敗戦のショックで自信を無くしていたが、戦前の価値観や日本古来の考え方がまだ残っていたこと、15~20年前の60代に差しかかったて時は「一億総中流意識」をもっていた良い時代だったので高齢者の犯罪は殆どなかった。
今の60代の人達の犯罪は、個々には同情すべき難しい事情があったと思うが、全体的に言えば、その10代に敗戦のショックを受けた親たちから日本古来の美風の伝達を受けなかった「一部の人達のうち」、戦争直後の個人本位、権利重視、義務・責任の軽視の教育を受けた「そのまた一部人達のうち」、中国の台頭→日本経済の低迷時代と言う厳しい社会環境の影響をもろに受けた「そのまたごく一部の人達」の犯罪のような気がする。
しかも前に書いた様に日本は精神的に敗戦の呪縛からまだ抜けられないまま、道徳教育など導入出来ないまま、その一方で社会環境の悪化、劣化も止まらないようだ。
この先どうなるか小母さんたちの心配も良く判る。
小泉さん、安倍さんについて
小泉さんは全体的に言って日本としてやらなければならないことをやった功績は大きいと思う。
但し余りにも急ぎ過ぎたと思う。
小泉さんとしては、自分がやらねば後やる人がいないと思ったかも知れないが、日本の国情や国民性に合わせて、ゆっくりとかつ確実に進める方法もあったかも知れない。
安倍さんは「美しい国」と言うビジョンを出し、教育改革、憲法の見直し、主張する外交など言うことは良かったが、政治手法など数々の問題で早々と辞めたのは残念だった。
私は突然の辞任と言う教訓を活かして何時の日かの彼の再起を願っている。
麻生さん批判
麻生さんの選挙区の区民としては、麻生さんにもっと頑張って貰いたい気持ちもあるが、小母さんたちの批判は当たっていると思う。
麻生さんの側近は麻生さんの発言にもっとブレーキを掛けねば、失言の機会を待ち構えているマスコミの餌食になりかねない。
麻生さんの政策が頼り無いのは、今の経済情勢ではこれと言った特効薬がないからで、小沢さんでもその他の政治家の誰がなっても同じだ。
昨夜の中国の国際会議での水を得たような麻生さんの顔をみると、日本が一番金融が安定している強みもあったろうが、何だが頼もしいような気もするのだが。
首相の人相
Fさんの話でネットで調べたところ、彼女のあげた橋本さん、小泉さんとも、首相在任期間はそれぞれ、通算で932日、1,980日と最近の歴代総理の中で特に長いのが特徴だった。
感性の鋭いFさんの観察が正しいとすれば、これから権力闘争の長さと人相が影響するのか?
ちなみにFさんの言った安倍さんの在任期間は366日だそうだ。
珍しい話が出たので紹介をしただけで、それ以外の意味は何も無い。
第一、鈍感な私には二人の人相が悪いのか否かも判らない。
普通の小母さんの批評から
普段政治の話など殆どしない国民も、それなり的確に今の政治情勢を見ているようだ。 そしてその人達が所謂浮動票として政治を動かすことを考えると政党や政治家たちも、政治闘争ばかりに明け暮れず、普通のおっさん、小母さん達の動向に何時も心配りをする必要があると思う。
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それより日本の歴史上初めて起こっている事が、心配です。それは外国の手先になっている人が、大勢主要な場所に居るようになった事です。
元が攻めてこようが、欧米列強が攻めてこようが、日本人が日本の為に団結して事に当たれば、負けることは無い。
しかし今は、政治家にも官僚にも経済人にも学者にも評論家や識者にも自衛隊にも、北朝鮮や韓国や中国やアメリカの手先になっている人が居る。(一例を挙げれば、橋本元首相は、中国のハニートラップに掛かり、中国に操られていた)
これはごく少数でも問題があるのに、今は相当多い。
英仏に倣って、組織の運営を、性善説から性悪説に基づくものに替えて、その様な人を排除すれば良いのだが、工作員が邪魔をするのでなかなか進まない。
普通のおばさんは良い人ばかりなので、工作員を排除できれば、変な殺人があっても日本は大丈夫だ。
そして現在、新聞、TV等のマスメディアも、一部の人々の勢力下にあり、報道の不偏不党からはかけ離れ、かえって報道の自由を悪用している。
その人々の団体は非課税の特権を悪用して潤沢な資金を持ち、政界はもとより、社会全体の中枢部を掌握している・・・ような気がしています。TV・ラジオ・新聞・雑誌さまざまな媒体から今日も目に耳に飛び込んでくるのです。
「○○新聞~」「○○学会~」