戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
12日ネットの産経新聞の記事です。政府は日本維新の会の鈴木宗男参院議員の質問に答えて11日の閣議で、共産党は「破壊活動防止法(破防法)に基づく調査対象団体だ」とする答弁書を決定したむねの報道。
私はそれを見て日本共産党が目指す共産主義社会についてどう考えているのかネットをみるとまさに同じ表題の文書をみつけました。
日本共産党が目指す共産主義社会についてです。それに対する私の意見はどの党でも考えていることは省略。私の意見は「 」で追記しています。
日本共産党を応援しつつも、我々が目指している共産主義が、旧ソ連や中国などが標榜していた「共産主義」と同類である誤解していると思われます。
しかしながら、日本共産党が目指している共産主義は、旧ソ連や中国などの体制とは全く違うものです。我が党の目指す共産主義がどのようなものであるかについては、日本共産党綱領に書いてあります。
その第5章では「社会主義・共産主義の社会をめざして」という題名で、具体的に、日本共産党が目指す共産主義について書いています。
日本共産党綱領では、目指すべき未来社会を「社会主義・共産主義」もしくは「社会主義」という言葉を使っていますが、本稿では便宜上「共産主義」と表現します。意味に違いはありません。
「社会主義と共産主義は全く違います。だから日本には社会党が存在します。同じなら怖い共産党を名乗るより数にもの言わせて社会党を乗っ取らないの?」
共産党の目指す未来社会には大前提が二つあります。一つは、「私有財産の保証」もです。「自民党も共産党以外の党もみな同じ、共産党は自身で人から怖いと思われていることを自覚?以後以下他党の同じ考えの所は省略。」
もちろん、現政権にとって気に入らない政党だからといって、公安警察に不当な監視をさせる、などという事も一切行われません。この二つを大前提としたものが、日本共産党の目指す共産主義社会です。「現在公安警察に狙われている?「それが事実ならそで赤旗で抗議しては、そのような報道は聞いたことなし」
今の資本主義社会との最大の違いは、「搾取の自由」が制限される事です。
つまり、少なからぬ企業が行っている、長時間・低賃金で働く人をこき使って大儲けするような事はできなくなります。「さぼっている人たちの管理は」
したがって、「ブラック経営者」をはじめとする、働く人をこき使って利益を挙げている人や会社、そして、そのような会社を支える団体、さらにはそのような会社に投資して大儲けしている人たちは、共産主義になると困ります。だからこそ、徹底的に、日本共産党を攻撃するのです。「共産党は中国のように経営者を締め上げるか、素人の共産党員が経営に関与?」しかし逆に言えば、それ以外の普通に生活している人は共産主義社会になったところで何ら困ることはありません。「作業効率の低下の対策は?さぼつている人たちを締め上げける?」
綱領には「現在、日本社会が必要としている変革は、社会主義革命ではなく「共産党が目指す共産主義革命はどうした?」、異常な対米従属と大企業・財界の横暴な支配の打破――日本の真の独立の確保「おさがりの憲法のために日本の防衛は米国に頼るしかない。だから共産党の野坂参三さんはこの憲法では国を護れないと反対の演説をした。今の共産党にそれくらいの気概のある人は居ないの」。政治・経済・社会の民主主義的な改革の実現を内容とする民主主義革命である。」と書かれています。「日本は民主主義の国。共産主義革命はどこへ?」
そうやって、まず今の資本主義社会での問題を一つ一つ解決・改善していきます。そうやって少しずつ、かつ着実に社会の仕組みを変えていきます。
その改善がある段階に到達した時点で、社会主義的変革が行われます。その時、日本は共産主義社会になるわけです。「また社会主義と共産主義を混同」 その時点で既に、資本主義社会での十分な変革が行われているわけです。したがって、ほとんどの人にとって、共産主義への変化は自然に受け入れられると思います。このような社会体制が、日本共産党の目指している共産主義です。
民主主義革命→社会主義的変革→共産主義の実現、に至るまでは、極めて長い時間がかかると思われます。
「今の日本、世界情勢から言えば日本の共産主義国家化の実現は永久に来ない」。彼がコメントを避けているのは共産党が第一党になっても、共産主義を貫いて行けるか。与党になってもどの党がその傘下に入るか。共産党の協力をお願いし、枝野さん率いる「立憲共産党」と言われる党でさえ共産主義政党の成立を皆避けることは判りきっている。私が前に紹介したロシヤのコミンテルンの了解を得て日本共産党が成立したこと。中国共産党がソ連の支持を受けて中国を支配できたこと。そして中国がソ連以外の多くの国から批判を受けていること。本当に共産党政権樹立を狙うのなら、そして多くの国の支持を受けたいのなら、日本共産党は前記のコミンテルンも、不評の中国やソ連とも無関係なことを明らかにすべきです。しかし両大国の支援無くして共産党支配の国を作れるエネルギーが得られるかどうか素人の私にはわかりません。しかし共産党が本気で天下を取るのをはじめから諦めているので、著者は気楽な好き勝手のことを書いているのような気がしますがどうでしょうか。
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