普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

どうなる日本、経済のど素人が見た日本

2007-04-12 07:33:58 | 国際社会

いきなり「どうなる日本」と大きなことを書いたが、経済など、ど素人の私が僅か数時間で書くのだから、支離滅裂、内容も生半可、書き忘れ、語彙貧弱でまた何時ものように、私のブログを見た方からまたお叱りを受けるのは間違いないだろう。

それで出来れば、適当に読み流して頂いて、私の言うことを何となく感じて頂ければ有り難いと思う。

<<日本の辿った道、日本のこれから>>
改めて書くまでもなく、戦後、日本人の勤勉さと技術を背景に、世界第二の経済大国と言われるようになり、国民皆が中流意識を持つという、市場経済の恩恵を受けてきた。

それともう一つ日本に幸いしたのは、アジアと言う地の利だ。
つまり、当時は広大な広さを持つアジアで唯一の先進国だったことだ。

当時の唯一の競争相手、韓国

特に造船部門では、日本の造船所もかなり打撃を受けたようだ。
然し韓国も競争力のつくにつれて、所得が上がり、肝心の競争力が当初ほど伸びなくなり、次第に日本のそれとバランスしてきて、今では良いライバル関係になっている。

ここで考えねばならぬのは、その国土が日本の何分の一に過ぎないことだ。
だから韓国が伸びて来ても、日本にとっては特に大きな被害を受けることもなく、バランスするにも時間がかからなかった。

次には、そして今も直面している中国

私はシンガポールにいたころ、ご存知の社会主義の独裁国家でありながら、事実上支配権を持っている中国系の人達の、現実主義的な対応を見て、もし、中国が共産主義の呪縛からとき離されたら、どのような発展をするだろうと思っていた。

(それともう一つ、同国では少数民族のインド系の人達の、商売の巧さをみて、彼らがカースト制から解き放されたときのインドの発展だ。)

幸か不幸か、私が感じていたように、中国は共産主義と、市場経済主義をうまく使い分ける政策に転換して、一大飛躍を遂げようとしている。

現実主義的な、中国人が、シンガポールの発展にヒントを得て、縦横無碍に対応しないはずがない。

問題は、その国土の広さ十数億の住民、極端と思われる程の安い賃金だ。

韓国の場合と同じように、同国の発展に伴って、所得が上がり、今日の出の勢いで上がっている競争力が、次第に落ちて日本の競争力とバランスしてくるのを待つにしては、そのキャパシティーが違い過ぎる

韓国の一部の産業と競合してきた日本企業の対応とはスケールが全ま違うし、バランスになるまでの時間が遥かにかかるのだ

しかも、韓国と同じようにお隣の国だから日本が影響を受けずに済む筈が無い。

結果としての日本の対応は、契約労働者使用の制度化、契約労働者の大量採用による生産コストのカットだ。
さらに経団連は残業代ゼロ法案を政府に働きかけている。

これを企業から言えば、合理化だが、日本から言えば、全国の平均賃金の低下だ。

つまり、日本が次第に貧乏になりかかっているのだ

そしてこの傾向は、日本、中国の競争力がバランスするまで、何時まで続くのだろう。

おまけに人的資源しか頼るしかない日本で、解決の目処の殆ど立たない少子化による人口減少、世界一の高齢化に伴う、経費の増大だ。

米国が良く、「日本は輸出より、国内の消費を上げよ」と言うが、人口が減っては消費が上がる訳はないし、それでも消費を無理に上げることは省資源、省エネと言う日本の基本方針にも反することだ。

楽観的な批評家は、人口減によって日本の経済が縮小しても、ある所で落ち着いて、いまより良い経済状態になると言う。

然し、そう言う時の彼らは、中国の日本に及ぼす影響や、そのために日本人が貧乏になるなど決して口にしない。

彼等は日本には技術力があり、それで世界と十分に競合して行けると言う。

それにしては、良く言われる学力の低下だ。
おまけに、日本の全体の予算に占める教育のそれは、先進国の中で最低だそうだ。

技術と言うが、中国は宇宙開発では日本より先進国だし、工業技術も金を払って導入すればそれを運転することは出来る優秀な国民がいる。

私はシンガポールで、日本から技術を導入した、巨大な石油化学プラントを一発で立ち上げた中国系の人達を見た。
日本ならスタート・アップで少なくとも、一度はシャット・ダウンするのが普通だった同じプロセスで同規模のプラントのスタートを彼らはうまくやってのけたのだ。

作業者の伎倆についても、中国人の手先の起用さは有名だ。

<<Brics登場の意味するもの>>
Bricsと総称される、新興工業国のブラジル、ロシア、インド、中国の名を見て直ぐに気付くのは、それらの国が皆広大な領土を持っていることだ。

そう言えば、唯一の超大国を誇っている、米国も大きな領土を持っているし、ヨーロッパ諸国も、その全土をカバーするEUを作っている。

詰まり大きな国土と人口を持ち、国民がその活用を考えれば、少々のハンデが仮に合っても、少なくともある程度のことは出来ることを示している。
そして、これについて不公平だと言っても致し方ないことだ。

お隣の中国を除いては、その影響はまだ小さいがロシア、インドなど、いずれ日本に取っては無視できない存在になるかも知れない。

日本は市場経済の恩恵を受けて、国民全てが中流意識を持つ暮らしをエンジョイしてきた。

そして、今、日本の景気が少し持ち直しているのは、中国のオリンピック、万博の準備に伴う特需景気に頼っているからだ。

然し、今後じり貧になりかねない、日本がどうすれば良いか考えるには、ど素人の能力の範囲を超えている。

最近地域の新聞で
[美しい国 貧しい頃はそうでした]
の投稿があり、 「この句は昔を賛美する甘いノスタルジアだけではない。汗して働く人が報われない国は美しくない。」との選者のコメントがついていた。

私は日本が昔のような貧乏な国に戻るのでなく、是非豊かな「美しい国」になって欲しいと思う。

そして、私が出来るただ一つの提案は、
(その場凌ぎの政治から抜け出すために)でも書いたが、今後の日本のあり方について、基本的かつ総合的(市場経済主義、企業の競争力、少子化、高齢化、教育予算など)に考える、シンクタンクを作って検討して貰いたいことだ。

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