普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

英語の試験の民間委託と文部科学省の問題。

2019-11-16 10:20:52 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
「英語民間試験に対するマスコミの批判」
 良く問題を起こす文部科学省がまた問題を引き起しました。
 英語民間試験に関して萩生田文科相の「身の丈」で一転して英語の試験の民間委託は中止になりました。
 何しろ金のある人は高い受験料を払って何度も民間試験を受けられるのに、そうでない人は一度きり。そんな不公平な。増して安倍内閣はそんな人に奨学金などで支援をしているのですから。
 英語民間試験に対するマスコミの批判轟々。NHKでは大きな問題の通訳で有名な鳥飼久美子さんが民間試験の目的の最大の会話の試験で何を測るのか疑問を投げかけていました。会話の試験で知りたいのは何か?文法?発音?それとも澱みなく喋る流暢度?英語の技能は互いに関連しているがそれをどのように評価するのか?と民間試験の批判。
「私の英検一級受験の経験」
 私は若い時、通勤電車内の英語の読書十年間で約3000時間の読書の成果を試したくて英検の一級の試験を受けたことがあります。幸い読み書きの試験は合格でしたが二度に渡る会話の試験は当然のように不合格。会話の試験は十題?近くの題を受験者に事前にの選ばせ、会話の試験で一定の時間にそれを喋らせて、それに就いて試官が質問をし評価することでした。私は二回目の試験では題の中から「読書」を選び一定時間に話せるように準備しました。現実は内容の半分で時間が来てストップ。(話し下手の私は日本語でも言いたいことを完全に話せなかったことは度々)。その後の試験官の私への質問とその回答はまあまあ。結果は不合格。詰まり鳥飼さんのに言う「澱みなく喋る流暢度」が無かったのです。
私の巨大な石油化学コンビナートの経験」
 その当時の私は今でも変わりませんがマイペース。皆残業、休日返上で働いているのに毎日定時で退社、休日の総てを使っての山登り。その癖他の人と同様に仕事上の失敗。他地域での巨大な石油化学コンビナートが建設に伴い、問題のある技術者、工員と同様に同工場に配置転換。私の場合は拒否すれば係長の位置はないと脅し付き。
 現地では工事関係の書類の大半は英語、技術移転先の外国人技師への対応など英検一次合格の英語が早速役に立ちました。
 課長の技術者、工員は総て工事中の現場に貼り付け。三人の係長は保全業務開始の準備をするように命ぜられました。しかしその方針に反対の先任係長は不参加。他の一人は運転現場出身のため成績最低の私一人で仕事をする羽目に。その中で一番問題になったのはコンピューターの業務の導入の話。そのころはキーパンチャー、1010のテープ入力の時代でしたが、私は今では常識の英字の採用を主張、それに反対するコンビューター導入担当課との喧嘩一歩前の激論。最後は担当課が折れて英字採用に同意。建設の大手メーカーの英字の記号を使った仕様書がそのまま使えることになり、当時まだ電卓の時代に世に先駆けて「コンピューターによる資財、保全管理システム」が出来ました。正確に言えば私はアイディアを出しただけ。プログラム作りはコンピューター導入担当課。効果は抜群。資財管理に直ぐに応用。保全には資財の引き出しの伝票作りは現場から電話で女性が発行できるようになり、保全の基本である機器ごとプラントごとの経費の積算ができるようになりました。
 その後コンビューター導入担当課が本社に訴えたと思うのですが、私の出身の母工場や兄工場の係長クラスの人が私たちの工場に見学に来ました。
 母工場の係長のAさんは私と略同期でしたが、折角工場に来たのに課長がスタップを現場に貼り付けたのを見て、成績最低の私とほんの少しの挨拶だけ。彼は最先端の考え方の「全員参加の保全管理」でなくてその一歩前の工事の発意は保全でするべきの考え方に囚われて居たのでしょう。後で気付いたのですが彼は元上司の先任係長からき色々な課長批判を聴いたのかも。
「私のブラジル滞在時の経験」
 その後私は会社がライセンスしたブラジルの会社の初期トラブル解決のため急遽派遣、最初の定期修理まで約10ケ月滞在することになりました。
 その時耳に入ったのは私の会社と巨大なM菱重工がコンビを組んで、私の滞在していた地区の巨大石油化学コンビナートの保全業務参入を計画に失敗したとの報。その理由はM菱重工の現地の社長が何も喋らなかった、喋らないのは何も知らないからだ、そんな会社に仕事を任せられるかと言う話。
 それで直ぐ気付いたのは化学会社の保全が判らないM重工のために派遣されていたAさんには英語が出来ないので通訳が就いている筈。それと相手会社から当然に訊かれる筈のブラジルの現地の抱えている保全上の問題点、温度が7百度から氷点下、圧力が数百気圧の過酷な巨大石油化学コンビナートやブラジルの保全業務の問題点に就いての質問に対する答の準備をしてきたのかと言う疑問。受注準備をするAさんが、先方の疑問に答えられる私が手の届く所に居たのに。まして現地ではまだ手回し計算機の時代に「コンピューターによる資財、保全管理システム」など現地が必ず飛びついて来るのに。
 彼が私に連絡しなかった理由は私が左遷先で羽化したのを知らずにいたこと、折角の私の居た巨大石油化学コンビナートに来たのに保全の問題点について全く調べ無かった?ことでしょう。
 一方お人好しの私は現地に滞在する間私の職務以外のことまで気付いたことをカウンターパートに提言するのを知って、日本に引き上げの前、現地の会社の重役達の会合に招かれ約一時間の間、保全から見た建設の在り方について約一時間私の意見を英検一級会話落選の英語で述べました。結果は私の提案通りに第二期の建設計画に現地の運転、保全の係員が参画していました。
 私は帰国後、Aさんの失敗も会社の建設担当批判とも取れる話したこと本社に報告しませんでしたが、会社で始めての現地滞在者に対する礼状が現地の会社から届いて評判になりました。
「私の経験から見た英語教育の在り方」
・英語以前に何を話すかの教育をすること
 小学校の英語教育に対して藤原正彦さんの言う「1に国語2に国語34が無くて5が算数」の批判。政府の技術関係の役所のトップの女性数学者の出した多くの「生徒は算数の問題の質問の意味が判らぬ」という本。
 ブラジルの巨大石油化学コンビナートの責任者が指摘したように、日本側の責任者、その補助のAさんも知らないことは話せない。そしてそれが日本の二大会社の受注失敗と言う大きな結果を招いた。
 以上は技術的な問題だが、一般的なことで言えば外国人が関心を持つこと、日本人として外国人に知って貰いたいことを学校で英語と共に教えるべき。私の下手な英語のように現場レベルの英語、知り合いの人への一般的な日本の紹介など、は流暢さを必要としない、相手の言うことが判らなければ訊けばよい。相手も知りたいことは身を入れて聞く。
・国によっては文法の間違いを本人または国が馬鹿にされないように文法の基礎知識は必要。
・私が英検で失敗したように長い話を一定時間に話さねばならないときは紙に書いておき、必要なときは覗いてみる。
・逆に法律問題を伴うような大きな取引、国同志の交渉などはその道のプロに頼る。
詰まり大学入試のための試験は今まで通りで共通一次入試で良いこと。
 流暢、正確を要する英語が必要なときは、大学の英語学部で特別の教育を行うか、雅子さまのように英米の有名大学に通わせること。
 詰まり大半の学生には今までの共通一次のやり方で良い。
「首を捻ることばかりの文部科学省」
・日教組の攻撃に耐え兼ねて「ゆとり教育」の導入と廃止
・モリカケ、愛媛の獣医学部の迷走。
・英語が必要と言って小学校から英語教育の導入。上記の藤原正彦さんや、女性の数学者の批判。
・プログラミング教育の導入。他にやることが一杯有るはず。
・前記のための教師の負担増加が起こす諸問題
・登下校の安全確保のため生徒にスマホを持たせる。生徒が帰ってスマホそのまま仕舞うなどする筈がない。
 政治家がやるべきことは「英語民間試験」の問題を自分で考え、文部科学省の体質改善をすることだと思います。

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