mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ほっと一息

2008年04月13日 | 旅行記

会社の人事異動で、仕事の方がバタバタしていましたが、久しぶりの休日でホットしています。昨日は、午前中に畑作業をしてきました。

 畑作業の中身は、「ネギ」の植え付けと「カボチャ」の種まきです。いずれも、鍬で土を耕しながら、さらに、元肥などを入れるという作業も必要で、結構、手間と時間がかかります。

 カボチャの種を直接、しかも、現時点でまくのか?と思われるでしょうが、種をポットに植えて、育てるという方法もあるかと思います。

 その方が水やりなどの管理ができますし、楽しいのかも知れませんが、カボチャの生育には大きな面積が必要で、いずれ畑に植え替えする必要があります。

 そこで、小生は、直接、畑に種をまくこととしたのですが、時期は、確かに早いのかもしれませんね。

 ところで、その後は、昼食を食べて「金魚」のエアー発生器を買いに行きました。

 最近、金魚が水面の上に浮いてくることが多く、前にも申し上げたように病気かな?などと勝手に診断していました。

 そして、弱ってきた金魚を隔離するため別の小さい水槽に移しました。      その際、エアー放出量が大きいものを購入して水槽に入れておいたのですが、金魚がすっかり元気になりました。

 今回の購入は、大きい水槽用のものですが、結構、お金がかかるものですね。

 さて、今日は昨日、買っておいた材料で美味しい「餃子」づくりです。

 兄弟の家族から「そろそろ食べたい」などとリクエストがあるものですから今日は大量に製造?したいと思っています。

 このブログを読んでいる方は、「そんなに美味?」という疑問が沸くかと思いますが、中国系の店で食べた手作り餃子と味が同じでしたね。

 謙譲が人生の美徳と考える小生がこう言いきるのですから、信用して下さい。

 小生のホームページにレシピを載せてありますが、その後の調理方法の改良もあり、美味しさと作業内容に変化が出てきましたので、ホームページを更新する必要があります。もうしばらく時間をいただきたいと思っています。

 今日は、話題がない、締まりのないレポートでした。


フランス文学

2008年04月12日 | 旅行記

 海外の旅をしていると、訪問した国の歴史や伝統文化に興味を持つのですが、なかなか身につきません。

 また、海外旅行に行くたびに勉強不足を痛感しています。

 今日は、しばらくパリのレポートをしてきましたので、フランス文学、特に、世界の名作とも言える「青い鳥」についてお話したいと思います。

 作者は、モーリス・メーテルリンク(1,862~1949年)というベルギー生まれの方です。フランス語の詩人、劇作家として多くの作品で名声を博し、1911年には、ノーベル文学賞を受賞しています。

 「青い鳥」は、皆さん、ご存じのように木こりの子供であるチルチルとミチルがチルチルとミチルの家と同様に貧しい隣のおばさん(ベルランゴーおばさん)に似ている妖女ベリリウンヌに頼まれて、幸福の「青い鳥」を探しに行く(旅)という物語ですね。

 誰の幸福かといえば、妖女ベリリウンヌの娘(病気)の幸福ということになるのでしょうか?でも、自分たち(チルチルとミチル)の貧しさを克服したいと願う気持ちも多分にあるのではないでしょうか?

 物語の趣旨は、本当の幸福(幸福の青い鳥)とは、毎日の生活の中にあるもので、しかも、幸福は自分自身のためにではなく、他人のために探すものである、ということのようです。

 「幸福は他人のために探す」といわれてもなかなか出きるものではありませんね。毎日、毎日、自分の、そして、家族の幸福を求めているのが小生のような凡人の人生といったところです。

 ところで、幸福の青い鳥を探す過程で二人が体験するものがどんなものか小生はまったく知りませんでした。貧しい弟妹が他人の幸福を見て、自分たちも幸福になりたいと願い、夢に出てきたのがこの物語だと言うことでしょうか?

 夢の中でチルチルとミチルが訪れた場所とその体験が面白いですね。

 妖女の家(ベリリウンヌ)から始まり、なくなった祖父母や弟妹たちがいる「想い出の国」、何千羽という青い鳥がいる「夜の御殿」、木の精たちが二人を殺そうとする「森」、さらには、沢山の墓がある「墓場」、幸福たちが住み、隣には不幸がいる「幸福の花園」、最後に、光が青い鳥を捕まえる「未来の宮殿」となっています。 

 物語は、貧しい木こりの子供であるチルチルとミチルという弟妹の体験を通じた童謡にという形になっていますが、人生のあり方を示唆しているようで大変面白いものだと思いました。

 今日は、柄に合わないフランス文学のレポートでした。


而今の歎異抄

2008年04月06日 | 本と雑誌

 今日は随分難しいタイトルになってしまいました。しかも、旅行とは関係のない分野ですし、果たしてこのブログに相応しいテーマなのか?迷いました。

 前に紀野一義さんについてお話しました。自分の人生の指針みたいな本を書いた先生だと思い、この方を勝手に「人生の師」にしてみたいと思っています。

 ところで、タイトルの「而今(にこん)の歎異抄」といいますのは、紀野先生が書いた歎異抄講義という本の序章に出てくる言葉です。

 こんな日誌を見ていると、つまらないことを始めたな!と思うでしょうね?だから、カテゴリも「本と雑誌」にしたのですが、小生がブログにするのですから、そんなに難しいわけはありませんので、ちょっと間だけ、おつき合い下さい。

 元に戻っていただいて、紀野先生によれば「而今」について次のように述べています。

 「歎異抄に記されている親鸞の言行は、今の私には、現に私の目の前で起こっている出来事のように鮮烈に感じられる。これを道元は「而今」といったのだが、私は而今の歎異抄、而今の親鸞を描き出してみたい。」

 ということは、而今とは、遠い昔のことでも、今の出来事のように感じられるということでしょうか?

 この本の序章の中で面白いのは、「私は、若い頃、道元の『正法眼蔵』有事(うじ)の巻を読んで非常な衝撃を受けた。道元はそこで『経歴(きょうらく)』ということを説いている。ひらたくいえば、時というものは過去・現在・未来という方向にのみ動くのではなく、未来から現在へ、現在から過去へと自在に動くものだというのである。」

 さらに、「これを知ってから、道元や親鸞や日蓮が鎌倉時代に出た宗教者という考えはなくなった。鎌倉時代は実に今であると考える、いや、実感するようになった。」

 どうですか?この考え方は理解できますか。小生のような凡人にはとても感じることができない世界を歩いている先生だと思いました。

 さらに、先生は、次のような言葉で締めくっています。

 「書いても書いても書き足りないほど文章はどんどんあふれ出してくる。而今は、過去にも、未来にも深くかかわっているので、過去に思ったことも未来に思うであろうことも、ことごとくあふれ出してくるのであろうか。私という人間をそんな風に駆り立ててゆく歎異抄は恐ろしい本だなと思う。素晴らしい本だなと思う。十年たったら、またどんなことがあふれだしてくることだろうか。」

 小生には親鸞の歎異抄はまったく理解できませんので、恐ろしくはないのですが、先生のように専門分野を深く研究されている方を尊敬し、また、そういう方々の人生は、さぞ充実しているのではないかと思ったのです。

 どんなことでも良いから専門家になって、自分を磨きながら充実した人生を送る、というのは理想ですが・・・

 本日のレポートは、本人が理解できない内容でした。

  

 


旅のメモ

2008年04月03日 | 旅行記

 久しぶりに平日にパソコンに向かっています。

 ところで、この時期は、新しい道を目指して会社や学校に新人が集まり、何でもないのに心が明るく、春の息吹を感じさせるような気がいたします。

 逆に、人事異動の季節でもあり、昇進や異動先に一喜一憂したりするなど慌ただしく心が落ち着かない季節でもあります。

 などといってますと、小生には関係ないような話に聞こえてしまいますが、小生も別な業界で飯を食うことになりました。

 そして、来年はいよいよ定年を迎えることになるのですが、早いと思いつつ、何となく気が抜けるような寂しさを感じています。

 でも、最後まで気を抜かずに自分の仕事に全力を傾けていきたいですね。

 さて、今日は「旅のメモ」をタイトルにしました。

 年末年始の旅行で、中国の雲南省を訪問したことは既にレポートしたと思いますが、添乗員さんが残してくれた手書きの旅行日程の題名が「旅のメモ」となっていたものですから、思わず拝借してしまいました。

 海外旅行から帰ってきますと、いつも自分のずぼらな性格が災いしてこうしたブログやホームページの作成に苦労しています。

 といいますのも、何処で、何を見て、そして、聞いて、食べて、などなど「旅の醍醐味」や「感動」をレポートするのに記憶だけが頼りだからであります。

 いつもですと、その曖昧な記憶を修復すべく写真やビデオカメラをみて、なんとかレポートができたのですが、今回の中国旅行は「どうしようか」と迷っていました。

 なぜ迷うのか?その答は自分でも分からない、というのが正直な気持ちですが、気力が沸いてこないのです。

 そうしたときに「事細かに」旅行の日時と場所を書いたメモがあったのです。

 そこには、簡単にですが、「長い一日でした」というような感想文がそえてありました。

 

 12月29日(土)

  18:20 広州白雲空港到着、広州の気温17度

      その後、国内線手続き、とても忙しかったです。

  20:10頃 CZ3419便 広州を出発

  22:20頃 昆明空港到着 昆明の気温12度

     50頃    〃  出発 

  23:10頃 翆湖賓館到着

 といった具合です。本当に有り難いかぎりです。このメモに励まされながら書いていきたい、と強く強く気合いを入れております。

 では、今日のレポートはこれで失礼いたします。