mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ローマの世界遺産

2008年01月13日 | 旅行記

  前日は、バチカンの話でした。

  今日は、ローマの世界遺産のうち、フォロ・ロマーノといわれている古代ローマ時代の遺跡を勉強したいと思います。

  勉強!などと言いますと、「何だ!お前は、なにも知らないのか?」といわれそうですが、「そのとおり」です。

  さて、フォロ・ロマーノは、古代ローマ帝国に遺跡の代表みたいなところですが、地図で見ると、コロッセオの隣になっています。

  どんな様子か?と言うことになりますが、バスの車窓から見ただけで残念ながらフォロ・ロマーノもコロッセオ見学していないのです。

  では、何故、ここのことを書くのか?と言うことになりますが、ここにあの有名なカエサル、というよりシザーが登場するからであります。

  フォロ・ロマーノは、紀元前509年から約500年続いた共和制時代に市民が政治家?の演説に聴いた場所といいますから、広場みたいなところ、というイメージでしょうね。しかし、紀元前に選挙があったのですから驚きですね。

  でも、選挙の話ではなく、カエサルの話でしたね。カエサルは、紀元前100年に生まれたローマの英雄ですが、私達には、シーザーの名前とともに「ブルータス、お前もか!」の名言の方が分かりやすいと思います。

  ガイウス・ユリウス・カエサルは、紀元前100年7月13日に生まれたとされています。(紀元前のことがどうしてこうも正確に分かるの?)

  貴族階級ではありましたが、平凡な家庭に育ったカエサルは、人気があれば選挙で票が集まるという共和制を利用して、一歩一歩権力への階段を登っていったようです。

  もちろん、能力も優れていたのでしょうが、目的のためには手段を選ばなかったようです。それは、お金と女性に端的に現れていたとされています。(現代の政治家にも、そういう人がいますよね!いない?)

  カエサルがいなければ、ローマ帝国はなかった、とされていますが、歴史の評価は、難しいものです。まぁ、聖人君子よりも、このような人間臭い人の方が大きな人物に育つのかも知れませんね。

  中国の三国志でも、玄徳より曹操のほうが人間性はともかく、人物としては、皇帝に相応しく大きかった、という評価があって良いと思います。

  ところで、「ブルータス、お前もか!」ですが、この言葉を発したのは、彼が王位に就くために開かれた元老院会議で彼の独裁に反対する人達に襲われて、命を落とした時です。

  その暗殺者達の中に、自分が最も愛した女性の子供で、自分の息子のように接していた「マルカス・ブルータス」がいたからでます。

  共和制から帝政に移行しようとしたことが原因だった?のでしょうが、カエサルには「ブルータス」の行動は、まさに驚愕だったのではないでしょうか。

  女性と言えば、絶世の美女、と言われたクレオパトラもカエサルの愛人の一人だったそうですね。

  クレオパトラは、王位継承問題で命をねらわれていて、カエサルの力を借りたかったようです。

  ローマには、他にも紹介すべき場所が多数ありますが、今回は、これにて終了といたします。

  

  


ヴァティカン

2008年01月12日 | 旅行記

  年末年始の旅行である中国のことや経済の話でスタートした今年度のブログですが、イタリアの話に戻ります。

  ヴァティカン市国の話を前回にお伝えしましたが、今日は、いくつか追加したいと思います。

  まず、この国の面積ですが、日比谷公園の約3倍、0.5平方キロだそうです。

  また、人口は、約1,000人で、市国の警察、裁判所などの行政と教皇の宗教的活動を補佐する教皇庁という組織に勤務する人々のようです。

  ヴァティカンの大きな行事としては、復活祭とクリスマスですが、残念ながら私達の旅では時期が合いませんでした。

  復活祭は、皆さん、ご存じのようにキリストの復活を信じる行事で、キリスト教の祝祭日の中でも特別な祭りであるとされています。

  小生には、具体的日時がはっきり分かりませんが、「春分後の最初の満月の次の日曜日」と定められている、となっているようです。

  まぁ、春を告げる大きな祭りなんでしょうね。なんてことを言うと怒られますか?

  世界中から20万人くらいの人々が広場に集まる、と言いますから凄いものです。

  何をしに?もちろんミサに参加するのでしょう。

  ところで、クリスマスは、日本でもケーキを食べたりなど、何となく行事だけが生活の一部になっています。

  でも、何故、クリスマスの意味などをあまり考えたことがない方が多いのではないでしょうか。

  実は、小生もその一人でありまして、若い頃は飲み会などで勝手に騒いでいたものでした。

  さて、その答ですが、誠に簡単で、「イエス・キリストの降誕」を祝う祭りであり、12月25日にキリストが生まれたからではないでしょうか。

  話がキリストのことでよく分からなくなってしまいましたが、宗教の面ばかりではなく、文化・芸術の面でも、ヴァティカンは、大きな役割を果たしていると言えます。

  是非、皆さんもローマ、そして、ヴァティカンを訪問して下さい。などと言ってますが、ローマだけを訪問して、ゆっくり見学したい都、それがローマでした。

  他に何処も行かなかったのか?もちろん、トレビの泉や、「ローマの休日」でおなじみの「真実の口」「スペイン広場」などを訪問しています。

  次回までに、じっくり思い出しながら紹介できる?

  今日は、これで失礼します。

  

  

 

 


新年の気になること

2008年01月06日 | 旅行記

 おはようございます。

 昨日は、中国旅行の話でしたが、今日は、最近の世の中の動きや身の回りのことで気になることを書いてみたいと思います。

 1月3日に中国から帰ってきまして、日本でのニュースが分からなかったものですからテレビをつけてみました。

 大きな事故などもなく、年末年始は、平穏無事であったと確認できましたが、石油の価格が百ドルを超えたようで、物価の上昇が心配になってきました。

 しかし。経済というものは、不思議なものですね。小生にはよく分かりませんが、世界中には、投機資金というものが溢れており、それが株やオイルに投資されているようです。

 日本でいえば、実体経済の規模は、5百兆円くらいのはずですが、金融資産は、その約3倍の14百兆円から15百兆円あるというのですから、経済規模以上のお金が世の中に溢れているということになります。

 これが世界規模になりますと、この何十倍?になるのでしょうから、その運用先を求めて金融商品が上昇するのもやむを得ないのかも知れません。

 石油の高騰は、私達の生活に密接に関連する「商品」が投資先になってしまった結果だと思いますが、まったく困ったものです。

 株でも石油でも何でも良いから投資対象にして、お金を儲けようとするのですから、、これでは、まるで「博打」ですね。

 こうした現象を見ていますと、昔、バブルという言葉がはやりましたが、今も「バブル」は、十分起こる可能性が高いと思います。

 博打の金が株や金など生活に関係のないところで行われるのなら、問題はないと思うのですが、今後、どうなるのでしょうね?

 ところで、日本の金融資産が先ほどの額ということは、国民一人あたりにしますと、約一千万円ということでしょうか?

 凄い話ですが、素朴な疑問として、どうして、経済規模以上にお金があるのでしょうか?

 生産やサービスを通じて新しい価値が創造され、それに伴う利益が大きくなった、分かりやすくいえば、企業に利益というお金がたまり、その一部が賃金という形で個人にも流れたのでしょうか?

 「そんなお金、持っていないぞ!」と皆さんから叱られそうですが、小生の勝手な解釈ですので、お許し下さい。

 旅行のブログが関係のない話になってしまいました。

 関係のない話と言えば、テレビ番組で気になることがありました。

 確か、BS7で放映していたと思うのですが、韓国のテレビ局が編集したものでしょうか?

 内容は、儒教の考え方を通じた「礼節」についてでした。

 礼儀作法を守るという考え方の基本には、「相手の立場を尊重して、自己の主張は抑えるていこう。」というものがあるようで、狩猟民族で自己主張が強い西洋文化とは正反対のような気がします。

 最近、日本でも欧米のルールや考え方を取り入れていくことが改革だ、というような風潮がありますが、それでよいのでしょうか?

 グロバールスタンダードだからやむを得ない?何か、欧米の戦略に日本がのせられているような気がするのは、小生だけでしょうか?

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 以上、新年に相応しくないメッセージでした。

 次回は、イタリアの続きに挑戦いたします。

 


ご挨拶

2008年01月05日 | 旅行記

 新年、明けましておめでとうございます。

 ご挨拶が遅れましたが、本年が皆様にとりまして良い年になりますよう心から祈念いたしております。

 今年は、ネズミ年でありますが、小生にとりましても祈念すべき5回目の年男となる年であります。

 昨年は、世の中の動き、そして、私的な事でも、本当に「いろいろ」あった年でした。

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 年末年始は、予定通り中国の雲南省の麗江、大理、混迷、石林に行って来まして、中国の少数民族の生活や街並み、そして、いくつかの世界遺産を見てきました。

 その様子は、ホームページに纏めたいと考えていますが、まだ、写真の整理も済んでいません。

 今日は、これから、近所の神社に初詣に行きたいと思いますし、また、明日は、小生の兄弟がわが家に集まって、新年のお祝いをする予定です。

 ということで、いろいろ行事が重なり、パソコンに向かう時間が取れそうにありませんので、中国の旅行記ができあがるには、かなり時間がかかりそうです。

 今日は、中国の写真を2枚掲載して失礼いたします。

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