今日は、メディチ家の残した建築物のうち、強く印象に残っている「ウフィツィ美術館」についてお話ししましょう。
ここは、ドームのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の近くにあり、十分駅から徒歩で行くことができます。
ついでに申し上げれば、フィレンツェの歴史を彩る建築物は、この周辺に集中している、と言っても良いかと思います。
さて、ウフィツィ美術館ですが、その意味は、イタリア語で「事務所」なんだそうですね。
メディチ家のコジモ1世という方が当時の大公国の行政機関を一カ所にまとめようとして建設した建物だ、そうです。
案内書には、「一階には、壮大なドリース式列柱が並び、古代ローマの宮殿を思わせる。」とありますが、そんなものあったかな?
美術館にした王様?は、コジモ1世の後を継いだフランチェスコ1世という方だそうですが、その動機がメディチ家歴代の当主達が蒐集した膨大な美術品を収めるために事務所の最上階を収蔵の場所にしたこと、なんだそうである。
まぁ、それはともかく、皆さんから「美術品を見てきたのか」と言われそうですね。
もちろん、よく見てきました。見学するには長い列ができて時間がかかりますが、予約していたのでしょうか?スムーズに入れました。
そして、ルネサンス絵画の至宝と言われるボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」は、ばっちり見てきました。
貝殻の上に裸の女性が描かれているものですが、中世では教会の影響が強いのでしょうが、裸はタブーだったそうですね。
もっとも、そのようなことができたのは、時代背景もあったのでしょうが、芸術を愛し、多彩な能力を持つロレンツェオというメディチ家の4代目?がいたからでしょうね。
この人は、ボッティチェリと仲が良くて、良く酒を飲むなど、徹底的に人生を楽しんだそうです。
でも、芸術が好きで、芸術家を徹底的に庇護したのですからたいしたものです。
ロレンツェオが愛したのは、ボッティチェリばかりではなく、レオナルド・ダ・ビンチやベロッキオ、ミケランジェロなどだそうです。
以上で、フィレンツェの話を終わります。
ところで、先日、メモリーを増設すべく、電器屋さんで買ってきました。
このパソコンのメモリーは、512Mですが、1Gを2本買ってきて、取り替えました。
動作が速くなったか?まぁ、期待した程ではありませんが、満足しています。
その時、ついでにパソコンのHDの状況を見たのですが、空き容量が意外と少なく不安になってきました。
そこで、不要なデータを削除したり、普段使わないデータなどをDドライブに移しました。
さて、中国・雲南省の旅の写真整理ですが、全然、進みません。
ホームページは、トップページをリニューアルしようと作業を進めていますが、やることが多すぎますね。
それでは、今日はこれにて失礼します。