mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ワールド航空サービス社の冊子から:奧桂林

2011年02月12日 | 旅行記

Reikou_265  

 ワールド航空サービス社の「旅の広場WORLD」の2011年2月号を見ていましたら、春から初夏の中国の旅・三選として「奧桂林に古き良き中国、懐かしい風景を探して」という記事が目にとまりました。

 「奧」という言葉ついていますが、小生は「桂林」という言葉を聞いただけで、山水画のような風景が広がる「り江下り」を思い出してしまいます。

 この素晴らしい景色を見学に行きましたのは、93年の12月から94年の1月にかけてでしたから、もう17年が経過したのですが、先ほども申し上げたように「あの山水画のような世界」は忘れることができない景色でした。

 香港から桂林に向かったのですが、香港の夜景や、飲茶の味が素晴らしく、そして、桂林も、今のように世界中の観光客で溢れているような状況ではなく、り江下りの素晴らしさと、桂林の街の中国らしい素朴さが十分味わえるものでした。

 特に、り江下りは、冬にもかかわらず、やさしい日差しの中で半日をかけて、り江の両岸に広がる奇岩の山々などを心ゆくまで楽しむことができたのです。

 竹で編んだ筏のような小舟にTシャツなどを積んで、私たちが乗っている船に筏を繋いで売りさばいていた光景も忘れられない想い出です。

 今も、あの山水画の光景は残っていると思いますが、桂林の街には近代的なビルが次々と建てられ、私たちが訪問したときのような素朴な風情は失われてしまったそうです。

 ワールド航空サービスさんの記事は、そんな昔の桂林を懐かしむ客のために「これまで陽朔を取り上げてきた」そうですが、「桂林のある広西チワン族自治区には桂林から車で2~3時間ほど行った、奧桂林とでもいうべきところに、かっての桂林の原風景を彷彿とさせる懐かしい風景が広がっている」のだそうです。

 資江というところで、「り江」のような川下りを楽しみ、龍勝というところで、光り輝く階段状の棚田を、また、日本の東北地方(遠野)のような原風景が広がるという三江北部を見学するというものです。

 階段状の田圃に霧がかかっている写真などが掲載されていますが、かみさんなどは「うあー素晴らしい!」と声を上げてしまいました。でも、川下りは、桂林と比較しても遜色ないのでしょうか?

 中国には、黄龍・九寨溝や敦煌などに是非行きたい!と考えていますが、行きたい場所が増えてしまいました。

 巻頭写真は、桂林の「り江」としたいところですが、ブログ人ではビットマップは受け付けないそうです。

 同じ中国の石林の光景です。

 


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