mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

イタリア:ミラノ

2008年02月09日 | 旅行記

 今日は、待ちに待った土曜日ですが、生憎、曇っていて、とても寒さが厳しい日になりそうです。

 午後からは、大雪という天気予報が出ていますし、せっかくの休みが台無しです。

 さて、イタリアの魅力の最後の訪問地は、タイトルにあるミラノです。ここは、「ファッションの街」とか「産業の拠点」などと紹介されていますが、どんな街なのでしょうか?

 などといってますと、「お前は訪問したのだろう!」と言われそうでね。

 ミラノを代表するものといえば、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」ですなどと答えると、何故、彼が?と思いますよね?

 それは、レオナルド・ダ・ヴィンチという天才が描いた「最後の晩餐」という壁画がミラノの建物にあるからです。

 その建物の名は、イタリア最大のゴシック聖堂といわれる「大聖堂(ドゥオーモ)」ではなく、「ドミニコ会サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ修道院」であります。

 最後の晩餐は、皆さんご存じのように、キリストが発した「この中に裏切り者がいる」という言葉に驚き、動揺する使徒達を描いたものです。

 この壁画は、巧みな遠近法によって壁の奥に別な空間が広がるような錯覚を生み出すという技法が使われているそうです。ダ・ビンチの発明なんでしょうか?

 壁画は、修道院の食堂に描かれているそうですが、1495年に製作が開始され、1498年頃の完成とされています。

 大きさは、縦4.2㍍、横9.1㍍といいますから相当な大きさです。

 実感がこもっていないな、ですか?そうなんです。残念ながらミラノからオプショナルツアーで「ピザの斜塔」見学に行ったこともあり、時間がなく見学できなかったのです。

 また、ミラノ市内を女性軍と一緒に「じっくり」見学したかったのですが、貴重な男性陣の一人が体の調子が悪く、小生がホテルへ送っていくことになったことなどもあり、時間が思うように取れなかったのです。

 それなら、女性陣は、最後の晩餐を見学できたかのか?といえば、見ていませんね。

 ミラノの象徴は、この絵がある修道院というよりも、大聖堂であると言った方が適切であると思いますが、大聖堂の近くに女性陣が大好きなブランド品店が軒を連ねるモンテ・ナポレオーネ通りがあり、そこで時間を費やしたようですね。

 それと、ここを見学するには、予約が必要だそうです。我々のようにピザの斜塔に行かないで最後の晩餐を見たツアー仲間もいました。

 さて、ここで問題です。キリストが言った裏切り者とは誰でしょうか?「テレビ番組ではないぞ!」と叱られそうですが、答は、「ユダ」ですね。

 最後の晩餐には、12人の使徒が絵がかれていますが、ユダはどの人でしょう?というクイズもよく出ますね。

 寒くなってきました。この続きは、次回に!