うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

マームード・アル・ザルーニ師のドーピング問題

2013-05-02 20:17:09 | 競馬日記
このニュースを初めに目にしたのは私のブックマークをあさると4月23日のことだったと思います(これが最初にブックマークした記事)。
アル・ザルーニ師のところの馬が11頭もステロイドテスト陽性だったとのことで、びっくりしましたし、大変なことになったと思いました。

すぐにブログを書いておけば良くて、詳報を待とうと思ったのが間違いでした。毎日、大量の記事が蓄積されていき(大事件ですからそりゃそうです)、他のことに興味も移りますから、処理できなくなってしまいました。結果、これに関連して67本もの英文記事がブックマークされることになってしまいました。これらを読むのはちょっとしんどいです。

結論を言えば8年間の資格停止になったようですが(記事)、ニューマーケットのジェラード・バトラー師がステロイドを使ったことを認めたり(記事)、強すぎるBlack Caviarに疑いが向けられてムーディー師が激怒して反論したり(記事1記事2)、余波もありました。

ドーピング問題は根深く、アメリカでは今年、ラシックスを禁止するかどうかが話し合われたものの、反対意見が強くて、結局、禁止しないことになりました(記事)。ドーピングは広範に行われていると考えていいでしょう(ラシックスはドーピング隠しによく使われるのですが、そもそもラシックス自身に馬の能力を向上効果もあるだろうとゴスデン師は考えています)。
日本の調教師たちが道を誤らないことを祈ります。