うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

The World's Top 50 Group/Grade One race

2013-03-19 21:23:27 | 競馬日記
IFHAがThe World's Top 50 Group/Grade One raceというのを発表したそうですね(記事1記事2)。セックスアローワンス調整済みFRRの過去3年の平均値でランキングしたものなようです。

日本のレースでは、ジャパンカップが第10位、宝塚記念が第17位、有馬記念が第19位、天皇賞秋が第20位と50位以内に4レースが入りました。

トップは英チャンピオンSで、もともと良いメンバーが集まるレースの一つではありますが、それを昨年のFrankelが更に押し上げた結果です。
2位はBCマイル、3位タイは凱旋門賞とジャック・ル・マロワ賞。凱旋門賞は昨年のレートが低くてこの順位になってしまいました。
他の主要レースでは、BCクラシックは5位、KジョージVI&QエリザベスSは7位、愛チャンピオンSと英インターナショナルSは12位タイ、ドバイWCは15位、BCターフは18位、ドバイシーマクラシックは22位、香港Cは25位、サンクルー大賞典は27位、ケンタッキーダービーは31位、ダービーは36位といった具合でした。

JCは愛チャンピオンSよりもドバイWCよりも上、宝塚記念はBCターフよりもドバイシーマクラシックよりも上ですから、そんなに不満はありません。それよりも50位以内に4レースしか入らなかったことの方が不満です。例えば国際GIが6レースしかない香港は5レースが50位以内です。
天皇賞春、安田記念、マイルチャンピオンシップあたりは現実的にもうちょっと価値を上げられそうな気がしますので、海外から高いレーティングを持つ馬の参加を促す、これらの勝ち馬が高いレーティングを得られるようにするなどの努力を期待したいです。

2008年以降のGIとJpnIのファイナルレースレーティング(FRR)はこの表をご覧ください()。