うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

Union Rags引退

2012-07-22 22:13:12 | 競馬日記
今年のベルモントS馬Union Ragsが引退することになりました(記事1記事2記事3記事4)。腱の故障(屈腱炎?)とのこと。

ケンタッキーダービー、プリークネスS2冠のI'll Have Anotherは既に引退しており、夏の時点で今年のクラシックホースがいなくなってしまいました。
2歳時にサラトガスペシャル、シャンペンSを勝っており、合計GI3勝。クラシック戦線で最も期待した馬でしたが(ブログ)、ケンタッキーダービーでまさかの7着。プリークネスSをスキップし、ベルモントSでクラシック制覇を果たしました。

今年のアメリカクラシック戦線は有力馬を例年よりチェックしていたためか、例年より故障戦線離脱が私の目に付きます。クラシックを勝った2頭だけでなく、私が注目していたところではAlgorithmsOut of Boundsが戦線離脱しました。

こんなにいなくなってしまうのはちょっと残念です。

Kジョージ

2012-07-22 21:28:29 | 競馬日記
ディープブリランテが参戦したKジョージVI&QエリザベスSは昨年の凱旋門賞馬Danedreamが勝ちました。

Kジョージと凱旋門賞を勝った馬は過去にはRibotBallymossMill ReefダンシングブレーヴラムタラMontjeuHurricane RunDylan Thomasがおり、Danedreamで9頭目、牝馬では初めて。このうちRibotは凱旋門賞→Kジョージ→凱旋門賞というとんでもないことをやっていますが、こういった馬に肩を並べる名馬になりました。

Danedreamは素晴らしい配合です。Shalanayaは美しい配合で、Danedreamはかっこいい配合ですね(ブログ)。前走サンクルー大賞典は4頭立ての4着だったのですが、一気に巻き返しました。勝つときの強さは素晴らしいです。

このDanedreamに食い下がったのがディフェンディングチャンピオンNathaniel。惜しかったですね。レース間隔が詰まっていたことを考えると、極めて勝ちに近い負けだと思います。

ディープブリランテは離された8着。前半、かかり気味で折り合いに苦労していました。あれではアスコットの12Fはもたないです。折り合いに苦労していた馬ですから、12Fよりも10Fくらいの距離を目指した方が良かったんじゃないでしょうか。例えば8月に行われる英インターナショナルSとか。ゼンノロブロイElectrocutionistの2着に入ったこともありました。