2011 Keeneland September saleのSession 2までの日本人(と思われる人の)落札馬です。セールの結果の表から日本人だと気づいたものを書き出しているので、見落としがあるはずです。
Hip No.16 Unbridled's Song×Sweet Mariage:前田幸治、225,000ドル
Hip No.27 Galileo×Adoration:株式会社栄進堂、200,000ドル
Hip No.39 Smart Strike×Belva:多田信尊、400,000ドル
Hip No.41 Giant's Causeway×Bless:株式会社栄進堂、300,000ドル
Hip No.49 Unbridled's Song×Cat Chat:多田信尊、250,000ドル
Hip No.51 Midnight Lute×Clay's Rocket:幅田昌伸、250,000ドル
Hip No.58 Tale of the Cat×Ecology:株式会社栄進堂、400,000ドル
Hip No.96 Unbridled's Song×Ocean Drive:森秀行、225,000ドル
Hip No.97 Unbridled's Song×Oonagh Maccool:多田信尊、585,000ドル
Hip No.105 Exchange Rate×Queen's Play:栄進牧場、350,000ドル
Hip No.137 Smart Strike×Wonder Again:多田信尊、300,000ドル
Hip No.146 Street Sense×Autumnal:多田信尊、375,000ドル
Hip No.170 Unbridled's Song×Folklore:前田幸治、385,000ドル
Hip No.190 Street Cry×Love and Happiness:大谷正嗣、180,000ドル
栄進、多田氏、マエコウさん、オリオンファーム大谷さん、森師、とおなじみの名前が並んでいます。幅田さんというのはあまり知らないのですが、ヴンダーの馬主さんですね。ここまでの14頭中5頭がUnbridled's Song産駒というのが意外です。Unbridled's Songは1993年生まれのベテラン種牡馬で3頭のBC勝ち馬を出すなど成功していますが、日本では重賞勝ち馬はラヴェリータのみ。からきし駄目というわけではないですが、すごくあっているわけでもありません。じゃあどの種牡馬がいいのかと言われてもCaerleonのように日本で何頭もGI馬をだすような種牡馬はそうそういないですし、内国産種牡馬の活躍が目立つ状況ですから困ってしまうのですが。
Hip No.16はAshadoの近親。Unbridledの系統によく見られるDr.Fagerクロス型。ダート向きでしょう。
Hip No.27の母AdorationはBCディスタフの勝ち馬。近親からは他には活躍馬は出ていませんが、良血馬と言っていいでしょう。父Galileo×母父Danzig系のニックスでBuckpasserまでクロスしています。欧州で流行の形態で、向こうで走らせる方が確率は高いでしょうが、なんせ良血馬ですから20万ドルで買えるというなら買ってしまうのも分かります。
Hip No.39はEnglish Channel全妹。これが40万ドルというのはお買い得価格かもしれません。Smart Strike産駒ですが、母父がTheatricalで芝に向いた配合です。
Hip No.41の母はFusaichi Pegasus全妹。半兄はフサイチギガダイヤ。フサイチギガダイヤの方がいいですね。
Hip No.49の祖母はBCジュヴェナイルフィリーズの勝ち馬。5代内アウトクロスなのは好感が持てますが、ダートの方がいい気がします。
Hip No.51はチャンピオンスプリンターMidnight Lute産駒。Dr.FagerやBuckpasserのクロスでReal Quietの血を生かしています。ダートの短距離でしょうか。
Hip No.58はブルーグラスSなどのGeneral Quarters半弟。コテコテと近親交配がありますが、近交しているクロス馬の種類はGeneral Quartersと共通します。こういう形態で日本で走れるんでしょうか。
Hip No.96は母が重賞勝ち馬。Raise a Nativeに絞っているのは好感が持てるところです。
Hip No.97の母は重賞勝ち馬。父母ともにアメリカンであるに関わらず、Wild Riskを伴うLe Fabuleuxという傾向の異なる血が最前面でクロスしているのはどうなんでしょう。
Hip No.105はMarsh Sideの姪。Mr. Prospector系列ぐるみ。
Hip No.137の母Wonder AgainはダイアナHなどを勝ったGI馬で、グラスワンダーの全妹です。Raise a NativeとNashuaによりMr. Prospectorを強調しています。母、伯父は芝馬でしたが、ダートも走れそうな感じです。
Hip No.146は垢抜けない配合。
Hip No.170の母はBCジュヴェナイルフィリーズの勝ち馬。父と祖母が相似形でStorm CatとMr. Prospectorの近親交配になっています。ブレイクタイムを思い出しました。
Hip No.190はバレリーナSのHappy Ticketの姪。父の母と祖母の呼応でヨーロピアンな要素が生きています。
興味のあるのはHip No.27、Hip No.39、Hip No.137です。
Hip No.16 Unbridled's Song×Sweet Mariage:前田幸治、225,000ドル
Hip No.27 Galileo×Adoration:株式会社栄進堂、200,000ドル
Hip No.39 Smart Strike×Belva:多田信尊、400,000ドル
Hip No.41 Giant's Causeway×Bless:株式会社栄進堂、300,000ドル
Hip No.49 Unbridled's Song×Cat Chat:多田信尊、250,000ドル
Hip No.51 Midnight Lute×Clay's Rocket:幅田昌伸、250,000ドル
Hip No.58 Tale of the Cat×Ecology:株式会社栄進堂、400,000ドル
Hip No.96 Unbridled's Song×Ocean Drive:森秀行、225,000ドル
Hip No.97 Unbridled's Song×Oonagh Maccool:多田信尊、585,000ドル
Hip No.105 Exchange Rate×Queen's Play:栄進牧場、350,000ドル
Hip No.137 Smart Strike×Wonder Again:多田信尊、300,000ドル
Hip No.146 Street Sense×Autumnal:多田信尊、375,000ドル
Hip No.170 Unbridled's Song×Folklore:前田幸治、385,000ドル
Hip No.190 Street Cry×Love and Happiness:大谷正嗣、180,000ドル
栄進、多田氏、マエコウさん、オリオンファーム大谷さん、森師、とおなじみの名前が並んでいます。幅田さんというのはあまり知らないのですが、ヴンダーの馬主さんですね。ここまでの14頭中5頭がUnbridled's Song産駒というのが意外です。Unbridled's Songは1993年生まれのベテラン種牡馬で3頭のBC勝ち馬を出すなど成功していますが、日本では重賞勝ち馬はラヴェリータのみ。からきし駄目というわけではないですが、すごくあっているわけでもありません。じゃあどの種牡馬がいいのかと言われてもCaerleonのように日本で何頭もGI馬をだすような種牡馬はそうそういないですし、内国産種牡馬の活躍が目立つ状況ですから困ってしまうのですが。
Hip No.16はAshadoの近親。Unbridledの系統によく見られるDr.Fagerクロス型。ダート向きでしょう。
Hip No.27の母AdorationはBCディスタフの勝ち馬。近親からは他には活躍馬は出ていませんが、良血馬と言っていいでしょう。父Galileo×母父Danzig系のニックスでBuckpasserまでクロスしています。欧州で流行の形態で、向こうで走らせる方が確率は高いでしょうが、なんせ良血馬ですから20万ドルで買えるというなら買ってしまうのも分かります。
Hip No.39はEnglish Channel全妹。これが40万ドルというのはお買い得価格かもしれません。Smart Strike産駒ですが、母父がTheatricalで芝に向いた配合です。
Hip No.41の母はFusaichi Pegasus全妹。半兄はフサイチギガダイヤ。フサイチギガダイヤの方がいいですね。
Hip No.49の祖母はBCジュヴェナイルフィリーズの勝ち馬。5代内アウトクロスなのは好感が持てますが、ダートの方がいい気がします。
Hip No.51はチャンピオンスプリンターMidnight Lute産駒。Dr.FagerやBuckpasserのクロスでReal Quietの血を生かしています。ダートの短距離でしょうか。
Hip No.58はブルーグラスSなどのGeneral Quarters半弟。コテコテと近親交配がありますが、近交しているクロス馬の種類はGeneral Quartersと共通します。こういう形態で日本で走れるんでしょうか。
Hip No.96は母が重賞勝ち馬。Raise a Nativeに絞っているのは好感が持てるところです。
Hip No.97の母は重賞勝ち馬。父母ともにアメリカンであるに関わらず、Wild Riskを伴うLe Fabuleuxという傾向の異なる血が最前面でクロスしているのはどうなんでしょう。
Hip No.105はMarsh Sideの姪。Mr. Prospector系列ぐるみ。
Hip No.137の母Wonder AgainはダイアナHなどを勝ったGI馬で、グラスワンダーの全妹です。Raise a NativeとNashuaによりMr. Prospectorを強調しています。母、伯父は芝馬でしたが、ダートも走れそうな感じです。
Hip No.146は垢抜けない配合。
Hip No.170の母はBCジュヴェナイルフィリーズの勝ち馬。父と祖母が相似形でStorm CatとMr. Prospectorの近親交配になっています。ブレイクタイムを思い出しました。
Hip No.190はバレリーナSのHappy Ticketの姪。父の母と祖母の呼応でヨーロピアンな要素が生きています。
興味のあるのはHip No.27、Hip No.39、Hip No.137です。