ドバイワールドカップ

とうとうやりました。ヴィクトワールピサがドバイワールドカップを勝ちました。２着も日本馬トランセンド（記事）。

トランセンドが逃げ、ヴィクトワールピサは出遅れて最後方。ペースが落ちたバックストレッチでヴィクトワールピサが一気に２番手までポジションを上げました。そこからは実質、この２頭のマッチレース。痛快この上ないです。それにしても鞍上ミルコ。馬の力を出し切ることにかけては世界最高なんじゃないでしょうか。ブエナビスタは８着。動けるヴィクトワールピサと動けないブエナビスタの差が出ましたし、ヴィクトワールピサが実力的にブエナビスタに劣っていなかったことを証明されたように思います。

実はドバイワールドカップを勝ち損ねたのはエスポワールシチーでしょう。トランセンドが２着に残ったことを考えると、順調だった昨年、エスポワールシチーが出ていたら十分勝ち負けできたんじゃないでしょうか。コンディションを崩して休養した後の初戦がドバイ遠征ってのは厳しすぎますから今年は出ていたらというのは現実的ではないですが。