うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

リドパレスの仔

2008-09-03 21:01:09 | 競馬日記
2歳GIホープフルSはLido Palace産駒Vineyard Havenが勝ちました。父はチリ年度代表馬で、アメリカのボビー・フランケルのところに移籍後もウッドワードS連覇などを成し遂げた名競走馬ですが、JCダートではクロフネにちぎり捨てられました。チリ産で父がフォーティナイナー系Rich Man's Goldで純然たるアメリカ血統、母はチリの血統を含むヨーロッパ血統でした。
Vineyard Havenを管理するのは父と同じボビー・フランケル。母がアメリカ血統ですが、5代内に出現するクロス馬はMr. Prospector4×4のみです。アリかナシかならアリだと思います。

2歳牝馬GIデルマーデビュータントSはTapit産駒Stardom Boundが勝ちました。父の世代が全体的に新しく世代がズレています。母父のHerbager系Tarr Roadというのは珍しいですね。

ドイツのエッティンゲンレネン(GII)はRoyal Applause産駒Lovelaceが勝ちました。重賞2勝目です。祖母父は日本では失敗だったグルームダンサーの仔Pursuit of Love、曾祖母父はエタンの仔Sharpen Up。父系祖父ワージブ、曾祖父トライマイベストも輸入されています。その他にもサウンドトラック、トンピオンの名前が血統表に現れます。いずれも日本では血を広めることができませんでしたが、こうやって海外の馬の血統表内で目にすることがあります。