うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

皐月賞展望

2008-04-18 21:04:08 | 競馬日記
マイネルチャールズは唯一の重賞2勝馬であり、この馬が1番人気になるはずです。レースぶりも堅実でここでも大崩れはないと思われます。
しかしながら心配はあります。一つ目はラフィアンの馬であること。クラシックが始まる頃には調子が落ちている印象です。二つ目は余計なレースを走っていること。ホープフルS→京成杯→弥生賞と中山2000mを3連勝ですが、常識的には京成杯が余計です。

桜花賞でのオディールの凡走もあり大物度を疑われているクロフネ産駒ですが、ブラックシェルに注目しています。こちらもマイネルチャールズと同じ6戦で、ホープフルS(2着)→福寿草特別(1着)→きさらぎ賞(大敗)→弥生賞(2着)です。きさらぎ賞はデブデブで出て来たので消耗は少ないでしょう。
ブラックシェルの配合で思い出すのは皐月賞2着のコスモバルクです。Northern Dancer父系で母内にテスコボーイクロス。このパターンの配合で皐月賞に駒を進めたのはコスモバルクとブラックシェルだけです。ブラックシェルは不器用な大型馬なので当てにはしづらいですが、期待しています。

ショウナンアルバにとって大外枠がどう影響するしょうか。抑えようとして抑えがきかなくなる可能性もありますし、むしろ馬のリズムで気分よく走れる可能性もあります。力はある馬ですので、力を発揮して欲しいです。

スプリングSでショウナンアルバを下したスマイルジャックはおつりがあるのでしょうか。前走は馬体重10kg減でした。中山で重賞を勝ちましたが、タニノギムレット産駒はあまり中山が得意でない印象です。鞍上の小牧太は魅力です。

同じくタニノギムレット産駒スズジュピターはまさしく中山下手という感じの成績です。馬場が荒れるのもマイナスかもしれません。

アグネスデジタル産駒ドリームシグナルは前走破れたものの、今回は走り頃なのかなと思っています。若い吉田隼人騎手がどう乗るかも注目です。

2着3着がスズジュピター、スマイルジャックだった東スポ杯を勝ったフサイチアソートは休み明けの前走弥生賞を大敗しました。しかし横山ノリちゃんがどう導くのか楽しみはあります。不気味です。

きさらぎ賞を勝ったレインボーペガサスはスプリングSでは7着でした。アンカツらしい一発が見られるのでしょうか。

期待されながら重賞では勝てなかったノットアローンは若葉Sを勝ってここに滑り込んできました。ただこのクラスでは難しいんじゃないかと見ています。

新馬を勝ったときから私が期待していたフローテーションはスプリングS2着に入って、ここに出走ができました。馬場が荒れるのは苦手なタイプのようですので、馬場状態が心配です。

母エアトゥーレ、祖母スキーパラダイスの良血馬キャプテントゥーレは朝日FS3着、弥生賞4着です。ちょっと足りないんじゃないかなと思います。

この中ではレインボーペガサス、ノットアローン、フローテーション、キャプテントゥーレの4頭がサンデーサイレンス系です。サンデーサイレンスの神通力がどこまで残っているのかも注目です。