土曜日は古寺を歩こう。

寺勢華やかな大寺も、健気に法灯を守り続ける山寺もいにしえ人の執念と心の響きが時空を越え伝わる。その鼓動を見つけに…。

またまた葛城古道です。

2010年07月26日 | 奈良の古寺巡り
猛暑、酷暑、炎暑のきょうこの頃、皆様お変わりありませんか。お変わりありま
すネ。お変わりある人が普通です。
ボクはあまりお変わりなかったので、前回の葛城古道古寺歩きで訪ねなかった古
寺を巡りました。しかし目がまわりました。フー。
訪ねたのは三カ寺、極楽寺と橋本院、不動禅寺です。

[ 吐田 極楽寺 ]
山号 佛頭山、 院号 法眼院、 寺名 極楽寺 浄土宗知恩院派のお寺です。
本尊 阿弥陀如来立像(鎌倉時代)。
山号由来の仏頭は当初の本尊で400年ほど前兵火で被災、現存はしていないとい
うことです。南北朝時代、楠木正成の祈願寺となり河内、金剛、吉野の要所とし
て栄えたと伝えています。寺域は広くはありませんが、それにしてもきれいな境
内です。珍しく、行基さんも空海さんも出てこないお寺です。

県道30号線を南に向います。名柄を過ぎ約1km、道標がいやでも眼に入ります。


間もなく広いアプローチです。


仏頭山極楽寺の石標です。




参道石段と鐘楼門です。
駐車場からの参道石段。極楽寺紹介に必ず出てくる著名な鐘楼門です。


境内からの鐘楼門と手水舎です。




本堂です。
この日は、何か法会の日らしく、本堂内に多くの方々が入堂されていました。皆
さんリラックスされていました。法会の前なんでしょうか。






天得堂です。
本尊は天得如来絵像。年1回4月15日の開扉と聞きました。




天得堂と庫裏をつなぐ渡り廊下です。


開山堂です。
開基、興福寺の座主をも務めた一和上人を祀るお堂です。


庫裏と境内の一部です。




境内から駐車場越しに東、橿原市から明日香が望めます。


暑かってもつづくのです。

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