裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

価値観

2009年11月07日 09時22分25秒 | Weblog
「松任谷由実と、中島みゆき、竹内まりや。この中のどれかには誰でも一度は絶対にハマるはずなんだけど、どれが好きだった?」
と、おねえなマスターは言うのだが、どれも聴いたことない・・・
「ありえない。そんなひといる?あんたの青春時代、大丈夫?」
そんなこと言ったって、チョイスの幅が片寄りすぎやろ~。
それとも、オレの趣味が特殊なのか?
ついでに、サザンも、ボウイも、尾崎豊も、全然聴いたことない。
「それこそ、ありえる?あんた、大丈夫?」
ひとの趣味はそれぞれなのだ、ほっとけ。
以前にこう訊かれたことがある。
「スピッツとミスチル、どっち派?」
この二組は、オレには同様に聴こえてたのだが、人物によると、ぜんっぜん違うらしい。
ナチュラル系と自己陶酔系、というジャンル分けらしい。
なるほど、それならわかる。
「カジャ・グー・グーとデュラン・デュラン、どっちが好き?」
は、オレたちの世代ではひんぱんに交わされた会話で、これは「思いつきエッセンスぶち込み系」と「精密構築系」というカテゴライズ。
価値観を問うには納得がいく。
オレが最初に買ったのは、恥ずかしいけどスティービー・ワンダーで、ビリー・ジョエル→ポリス→ジャズへと流れていき、日本人の歌うたいさんはまったく範疇外だった。
だけど今、昭和の歌謡を聴いてみると、しみじみとよかったりする。(おねえマスターの趣味なのだ)
もう少しそっちも聴き込んどくべきだったな、と反省してる今日この頃。
だけど冒頭の三人だけは未だに、その良さがよく理解できないのだった。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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