選挙にいかねば

あと一週間ですね。
いつもの啓発活動です。

若年層の低投票率には、リアルな問題があるんだよ。
政治家って原則的に、国民のためじゃなく、実は「投票してくれるひと」のために政治をやってんだよ。
年寄りやお金持ちに政策が手厚いのは、彼らが必ず投票してくれるから。
若者や貧乏人に手ひどい仕打ちをするのは、その層が投票しないと知ってるから。
すなわち、投票したひとはいい思いができ、しなかったひとはソンをする。
シンプルな等価交換なんだ。
要するに投票しないヒトビトは、政治家になめられてあたり前ってハナシ。
「票を捨てる連中なんてほっといてもいいや。ひどい目に遭わせたって黙って従ってくださる、ありがたい存在だもの」ってとこ。
投票しなかった者は、一切の政治権力側の命令に文句を言わずに従わなければならない（いや、事実上、文句ひとつ言わずに従ってる、と言うべきか）。
「白紙委任」ってのは、そういう意味なんだよ。
そんなわけで、「投票しないやつは政治の話をするな」と世間で言われてる言葉は、文字づらどおりの意味を持ってるんだった。
そりゃそうだよ、吠えたって泣いたってもの申したって見苦しいだけだもの、政治的になにもしないのなら政治に関しては黙ってなきゃスジが通らない。
くやしくね？
確かに今回はつまんない選挙だよ。
だけど、投票だけはいきましょ。

東京都練馬区・陶芸教室／森魚工房 in 大泉学園